束の間の自宅での羽をのばし~の
再入院して参りました。


不調の原因が 明確にはわからない事と
長年 肝臓の線維化を調べて居なかったので
ここにきて 肝臓そのものを見てみよう~ってなことで…

お約束の『肝生検』です。


この自己免では通らねばなるまい的な アレですね



普通でいけば なんてことないんですけどね…


ただ

私 『麻酔が効かない』 んですよっ!(←ここ、声を大にして言いたい)
しかも 『麻酔が抜けにくい』と二段階の苦行…


主治医にも検査の話が出た段階で 伝えましたが


『うん、大丈夫!麻酔効かない人なんていないし!!』

の一言で片づけられました。




ハイ。

ここまではお約束。(←長年の読者様にはここでわかってらっしゃいますね)



その『効かない人』 なんですよねぇ



心配だったので 夫の休みに合わせて施術予定を組み
麻酔のみで 前段階での点滴&注射などの投薬はスパッとお断りし
(あ、さすがに 止血止めの点滴のみしました)
『痛みを逃すこと』のみで 生検することに。

麻酔がないと さすがに痛いんでね(いくら痛みに鈍い私でも)



さて

前準備がないので 止血止め点滴ともしもの開腹手術用にライン確保だけして
簡単に処置室で…

の 予定でした。


夫も
『すぐ終わるんで~ ディルーム(休憩室)で休んでてくださいねぇ』と言われ
あたかも 速攻終わりますよとのことだったはずが

まさかの麻酔かけるだけで一時間かかるという…

先生もまさかの事態に 困惑している声が丸ぎこえです…

『えぇ… まだ(麻酔が)効かないの…?』
『おかしいなぁ…』

…せんせぇ… その声、こ、こわいですぅ…
わたし、顔隠されてるから 耳だけダンボで 余計に不安ですぅ…(滝汗



結局 麻酔おかわり状態からの

効いてるだろうと見切り発車で 

一回目 ぶちっっていう鈍い音と共に採取され
『いたぁぁぁいぃぃぃ~(涙目&絶叫)』


二回目 『沢山検査したいから もう一回やりたいなぁ』とのことで
痛さに 手が震えて 返事が出来ずにいましたが
また再検査になってはたまらんと
『じゃあ さっさとやっちゃってください!!!(半分キレ気味で)』
二回目は何のこともなく 麻酔効いた部分で採取終了


採取自体は ハンドガンみたいなもので バネの力で一息で取れますので一瞬の出来事です

なので 大方が麻酔が効かずに ドタバタだったという…



終わって私も 安堵感タップリでしたが
先生も『はぁ~~~~~~~~~~~~~~』と なが~~~い溜息ついてました。

お疲れ様っす。



夫に施術の説明にいくと立ち上がった先生は最後に

『(麻酔が)効かないって 本当に効かないんだね』 ですって。



だから言ったでしょぉ~~~~~!!!






お酒全く飲めないですってはなし 
信じて貰えないレベルの効きの悪さみたいでした(脂汗



出産以来ぶり?ぐらいの滝汗を短時間でかきました。


余りに 痛がってたので
仲良し看護師さんが 夕方交代で入った時に
部屋担当では無かったのに 様子見に来てくれるほどでした(冷や汗



終わって 二時間横向きで圧迫止血し
採血して肝臓の出血の有無を確認してから 通常に戻って良いのですが
身動きできない私に 夫がずっと相手をしてくれていましたが
私のあまりのヘタレっぷりを見て 可哀そうになったのか?
夫が一旦帰宅し 息子を迎えに行って 連れてきてくれました(苦笑

わかってるね!
一番の薬だよっ!!(嬉



結局 食欲ない私の代りに 夕食たべつくし
冷蔵庫にあった 残り物の大量のヤクルトを飲み干し
帰り道 夫と外食して帰ると言い残し
息子は何しにきたのか? みたいな状況ではありましたが
ある意味 いつもの息子で
下手に慰められなくって良かったかな?と。



今は その結果待ちです




ドキドキ。



『やり直し~!』に なりませんように!!



ドキドキ。。
数週間前から 流石に痛みなどに鈍感な私でもわかるくらいの不調ぶり

とにかく だるくてだるくて起き上がっていられず
横になると比較的平気なのですが
貧血の数値も そんなに悪くなく…いつもの軽い貧血程度で
炎症反応だけはしっかりと出ていたので
いつか爆発するかな、と ひやひやしておりましたが
二週間後に設定した検査日を 早く来ないかと 指折り数えてしまうくらい
自分でも限界だな~と。


その間 家族 特に息子に家事を手伝ってもらい
なんとか凌ぎましたが
検査結果はやっぱりまっくろ。

ただ 思ってもみなかった方向に進んでしまいました


発症してから13年 プレドニンでなんとかきていましたが
そろそろ限界だろうと。

どの担当医も出来れば使いたくないと渋っていた『免疫抑制剤』を使う方向になりました


私はてっきり 入院してプレドニンの増量で済むとばかり思っていたので
一通りの検査後の外来診察で いきなり爆弾発言され
しかも 答えをすぐ出すよう促され…

大いに迷いました。


正直 プレドニンと免疫抑制剤と
その二通りしか処方は無いと 発症当時から言われてはいたので
覚悟をして?過ごしてはいましたが…

私の中では プレドニンで出来るだけひっぱり
あくまでも免疫抑制剤は 最後の砦?としていたのです

残された手段は 臓器移植 ただ一つになってしまいますから。


私の出来ることは 前向きな悪性部分を手術で切除などをできる、といった手法は皆無なので
あくまで投薬治療一本で 現状維持をどこまでできるか、
それしか方法は無かったんですよね

なので…突然の進展と
今のままではいられなくなってしまったことに 大いに動揺してしまいました


それでもすぐに決断しなくては。
30分程度 主治医と相談し 入院観察をしつつ投薬治療をするということになりました。


と。
活字にしてみると 
『なに?結局、投薬治療方法が一個増えるだけ!?』…なのですが。


最後の砦を陥落するには いくら私でも動揺するわけで。


正直 どうやって帰宅したか覚えていません(爆


家族にどう説明しよう?
入院だよ、子供の試合が集中してるのにどうしよう??
冬物一式出しておかなくっちゃ…

などと、頭はぐるぐる。


考えがまとまらないまま 入院準備と家事を黙々とこなしつつ
夫の帰宅を待つまでの数時間 久々に頭を使った気がしました(笑



結局は 今までのままでは 体の負担が減らない事や
いつか来るであろう更年期時に どういう反応がくるかわからないため
少しでも体力のあるうちに 踏み切ることになりました


実際 入院してみて投薬治療を開始してみると
プレドニン程ではないにしろ 普通の小さな錠剤なんですよね

こんな小さなものに 命預けろと。






船は漕ぎ出しちゃったので…

私らしくいくしかありません



家族の悲しむ顔、特に実母の悲しむ顔が辛いので
体調不良時も連絡せずに 入院もひっそりと…の予定でしたが
やはり諸事情で連絡せずにはいられず。
電話で簡単に済ませてしまいました






普通にするって難しい。




ただ 生きたいだけなんだけれど。