日本でもニュースになったようですが、カタルーニャ州の水不足、まったく酷いです💦
2月に貯水池の貯水率が18%まで下がった時点で非常事態が宣言され、庭の水撒きやプールへの水入れ、洗車などにも規制がかかりました。
こっちは洪水になりそうなひどい雨よ〜〜とフランスの義両親が言う中、ほんっっっっっとーに降りません。
最後にちゃんとした雨を見たのはイースターの週だったから…もう1ヶ月近く前か。
今週は何日か雨の予報だったけど、曇るだけで、降らない。
外で水滴を感じた日もあったけど、1〜2分でやんだし
(と書いていたら、昨晩から今朝にかけてやっと降った昼までにはやんだけど)
やばいレベルです。これだけ毎日晴れてると、嫌でも水不足を肌で感じます。
雨乞い、という言葉が頭に浮かんだよ、と冗談めかして友人に言うと、結構みんなマジメに、あ、それ、思った、昔の人みたいに踊って祈ろうかな、とか、と返してきたので、みんな似たこと考えてるようで。
個人レベルでも、できることしないといけません。
子どものシャワーの回数を減らした友人、
シャワーの時間を短縮するために水シャワーを浴びることにしたツワモノの友人、
いろんな努力を耳にしましたが、
うちでは基本的な努力以外に、次の3つのことを実践することにしました。
①シャワーの水の再利用
シャワーの水というか、最初水があったまるまでの冷水です。1分弱
私は冷たい水が体にあたるのが異様に嫌いだから(だから海もプールも、よっぽど暑くないと入らない)、冷水を浴びるというチョイスはない💦
これは以前からバケツを置いていて、毎回溜めていたのですが、洗濯物をつけたり、特に使いみちがないときは、ざっと最後に流して軽く掃除したりしていました。
でも、その水を少し前から、庭の木に撒くことに。
特に、2年ほど実をつけてくれない桜の木
引っ越してきた最初の年は、食べきれないほど美味しいさくらんぼがなったのに、それからずっと実をつけ始めても全部落ちてしまい…庭師さんいわく、「水不足だから、本能的に実を落とすんだろう。実はすごく水分を吸うから」
…なるほど
庭の水撒きは禁止されているから、私がやるしかない
そこでせっせとシャワーの後はその水を桜の木に撒き、たまにえこひいきが申し訳なくなったら隣の梅やいちじくの木にもおすそわけし、子どもたちにも絶対水は溜めるように言い、がんばってたら、
実が赤づいている〜〜
このままなるかなぁ…どうだろう。
とにかく雀の涙かもしれないけど、庭の他の場所でもこの水撒きは続けようと思います。
②キッチンの水の再利用
野菜を洗っただけの水。急須をゆすいだだけの水。米をとどいた水。(塩を入れないで)豆を煮た水。野菜を蒸した水…
ちょっと意識してみたら、使える水が本当にたくさん
これは驚きました。
容器をシンクの横に置いて溜めてたら、毎日植木に水やりできるぐらいの水は結構溜まるもので
これまでもやればよかったわ〜〜
しかも、栄養素が入っているから植物にもいいとウェブに書いてありました。
こうなると、この水も使えるかなと変にゲーム感覚でウキウキしちゃう私ですが、冬の間も水不足で、しかも私が水やり忘れて死にそうになってた植物が結構いたことを思うと、もっと早くこれ始めといたらよかった…
③雨樋と貯水タンク
じゃじゃーん✨
ユメカナウ
ずっとつけたかったんです。
だって、雨水がもったいないもん
うち、井戸も一応あるけど、地下水ほぼ枯れてて空っぽだし、
せめて雨水で水やりできるなら、そうしたいっ
と結構前から言ってましたが、
「タンクって基本的に見栄え悪いんよな〜〜物置、樋ないし…」「そもそも雨降らんし…」とエドが消極的でした。
でも、いよいよ水不足がひどくなったのでアイデアを蒸し返し、そこまで見栄えが悪くないタンクを見つけ出してきたらやっと乗り気になってくれて、そこからはしっかり動いてくれました
(私おおまかなアイデア出す人、それをきちんと図面とかひいて形にして、必要な材料を買って、作ってくれる人はエドだから、彼を動かさないと実現しない😂)
そもそも樋のない物置、樋をつけるところから始まる。
樋を購入する日が来るとは…
溢れてしまわないように、ちゃんと下に余分な水を逃すパイプもついてる〜〜さすが✨
手作業が大好きなアルルもいっぱい手伝ってくれました
せめて3人のうち1人は日曜大工が好きな息子で、エドもハッピー
そんなにサイズ大きくないけど、何度かしっかり庭に水やりできるぐらいの水は貯まります
でも一番いいのはちゃんと雨が降ることだけどね〜〜
夏がコワイ…