モノを売るシゴト | 灯りをともそ★ろうそく屋日記

モノを売るシゴト


ガッコウで産業心理学を専攻して、
所属していたゼミではマーケティングが専門。

D通を退職されて教授になられた、H先生のダミ声の授業は
本当に興味深く学べて、楽しかったのです。
建築設計事務所の調査部門を経て、
小さいながらも市場調査の会社に転職できた時には
本当に嬉しかった、ワタシ。

大変だけど、仕事も楽しかったなぁ~ 音譜


自分達のチームがかかわる商品を、
もっとたくさんの人に知ってもらって、

手にとってもらうには、どうしたらいいのか?



基本、人が相手なんだけど、
人が集まって集団になると、これまた別物。

調査の設問から設計して、アンケートやインタビューを行い、

それをもとに、分析というほど大層なものではないけれど
傾向をつかんで、クライアントに報告。

それを受けて、サービス化して、販促をかける。
その結果が出るまでが、ゲームみたいで楽しかったのです。

自分が本当に惚れ込んでいる商品を、たくさんの人に届けたい、
それを手にして喜んでくれるのを見たい!・・・というならまだしも、
とどのつまりはクライアントである企業の、雇われ社外マーケッター。
ニーズを掘り起こす・・・なんて、今となっちゃもう死語だろうけど
特に欲しいと思っていないものを、欲しいと思わせて、
買わせるところまでもってってナンボ・・・ってのを、やってただけなんだよねぇ。
そう思うと、ワタシはなにやってんだろう?なんて
マーケティングに対する熱も、すーっと冷めていったように思います。



でも今また、偶然読んだ本や、偶然覗いたブログで
ちょっとまた 『マーケティング』 が気になっています。
そして、調査会社勤めの間の仕事って、
あれはあれで面白い体験だったよねぇ~と、ふと思い出し、
今、自分のやってることをちょっとそういう視点で見ても面白いかな?と。



とはいえ、キャンドルもハンドメイドゆえ、
工業製品のように、商品として均一なものがたくさん作れるわけでなし、
たくさん作っていると、人間ですから飽きてくるので にひひ 
自分もたくさん作るつもりもない・・・
たくさん売れても対応できないしなぁ。。。
となると、やっぱりいまいち関係ないのかもです あせる




自分の作品を手に取ってくれる人が、中国製の安いキャンドルでなく、
ハンドメイドのそれを選んでくれた何か、に思いをはせつつ
これからも心を込めて、ひとつずつ、作って行くしかないのかな、とあらためて思うのです。