電車が怖い

今から、電車に乗り込む。


物凄い動悸だ...

身体がソワソワしてる。

喉が詰まって吐気がする。

足の震えが止まらない。

なんじゃこりゃ？



抑えようとすると
心臓の奥から何か出てきそう。




電車に飛び込んだとこを


想像してしまう。




人の目が怖い。


目が合うのが怖い。




でも、誰も見てねーし。





汗が凄い出るわ～。



この駅は、色んな思い出が詰まってる。

あの日を思い出してまう。


ここから、いち早く立ち去りたいが

電車に乗るのも怖い。



果たして目的地まで辿り着けるのか。



大きな商談なんだ、

絶対に行かないかん。



脇汗が半端ない。



あと、6分で電車が入ってくる。



ソワソワがゾワゾワに変わってきた。

身体の震えが止まらない。

寒さのせいではない。



電車が入ってきた。

足の震えがピークに達してるんで

足踏みして誤魔化そ！


周りに悟られないように

顔は平静を装ってるんだな。


おうおう、辛いぞ！


おっし、乗り込むべ！



深呼吸して、息止めて...



本当の鬱の人ってこんなに苦しいのを

毎日毎日、耐え忍んでるんだね。


すげ～よ、おまいら...


乗り込んだぜ！