2000年8月の出来事

 

手術は無事終わったらしい。

よく覚えてない。

 

麻酔が切れてから辛かった・・・。

余りに苦しくて、ナースコール押しまくり!!!

 

夜中、看護婦さん達もきっと忙しかったと思う。

入院は産科だから、出産とかあったと思う。

でもそんな余裕はなかったよ。

辛かった。

 

痛み止めの注射を打ってくれたけど、収まらない。

またナースコール!

「○○さん、我慢してください。赤ちゃんの為に強い薬は打てないのよ!」

「はっはい・・・」

厳しいお言葉。

正直赤ちゃんのこと考える余裕はないかったわ。

(この看護婦さんにぶぶくんは出産の時取り上げられた。)

ゴメンね、ぶぶくん。

 

どうにかこうにか辛い夜は終わり、普通の入院生活へ。

もちろん、妊婦の気にする体重は激減!

 

入院生活は3週間にわたりました。

普通、虫垂炎は5日くらいらしい。

術後暫くは外科の先生と産科の先生が回診してくれました。

 

外科執刀医に

「ゴメンね、ちょっとずれてしまって切り口大きくなったわ。」

「はぁ。」

妊婦だからずれたらしい。

今も、10cmの傷跡とドレーンの穴の跡が身体に残ってます。

 

ドレーンってよくわからないけど、術後のお腹のなかを診るために、管を通してました。抜いた後、その穴がなかなかふさがらなかったの。

 

妊娠6ヶ月、お腹はどんどん大きくなる。

縫ったところも開いてくるよね。

 

入院生活でよかったこと、

毎日、赤ちゃんの心音が聞けたことかな。

エコー写真も普通の妊婦より多くもっていると思う。

入院中に男の子と判明!

 

辛かったことは、点滴!

1日1回切迫早産対策の点滴をうたれるんだけど、私は採血も嫌がられる血管がでていない腕なんです。

血管という血管全部打たれたわ。看護婦さんも上手下手があって、失敗する人もいるの。そうすると打つところがなくなってくる。手の甲や手首とか打たれたわ。かなりヤバイ腕してました。

 

退院すれば普通の妊婦生活に戻れると思っていたけど・・・。

 

まだ続く。