あなたが3歳の男の子のお母さんだとします。


子供同士で遊んでいたら、自分の子供が他の子供とおもちゃの取り合いをしていました。



いつものことなので、見ていたら、おもちゃを取られ、ぶたれてしまいました。

子供は泣いて、あなたのところに駆け寄ります。


さて、あなたはどうしますか?



①あなたが○○クンのおもちゃを取ろうとしたからぶたれちゃったのね。と、わかりやすく解説する

②男なら取り返してこい!と、背中を押す

③ただ、少しの間寄り添ってあげる


3歳って、自分が一番だと思い込んでいる王様の時期。
まだまだ、自分のことで精一杯で、言葉で相手の気持ちがわかるほど発達していません。

なので、①は意味はほとんどなさないのです。


②は、甘えてお母さんのところに来たのに、行き場を失ってしまいます。


③が子供が安心する一つの対処法です。
子供はただ逃げ場を求めてお母さんのところに来ただけです。
ものの数分でケロっとして、遊びに駆け出します。
ずっと、お母さんの胸で泣いてる子なんていないのです。


大人も、同じです。
逃げ場があるからがんばれます。


気持ちに寄り添ってあげると、本来の自分を取り戻せるのです。


痛がっているとき→「痛かったわねー」
イタズラされているときでも、楽しんでいるとき→「面白かったね」
悲しいとき→(理由がわからなくても)「悲しかったね」


と子供の心に添ってあげたいですね。