ゆきちのベビーマッサージ教室「エプロンポッケ」

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オンラインとオフラインのベビーマッサージ教室です。

我が子の育児日記も書かせていただきます(^ν^)

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6歳の長女は四月から小学生です。
天真爛漫で、まだまだ幼く、本当に一年生になれるのか心配ですが、そんな親心とは裏腹に本人は通学路もしっかり覚えていて、妹のあやし方も上手だし、友だちともおそらくうまくやっている。

多分思っているほど心配する必要はないんだろう…とも思います。

むしろ真面目で几帳面な性格もしばしば見受けられるくらいなので、思っている以上にしっかりもしているのでしょう。


さて、タイトルの「性教育」についてです。
今日は次女が早くに就寝したので久しぶりに長女と布団の中でゆっくりお話ができました。

「ママはあなたのことが一番大切です」
と伝えおやすみなさいと言おうとしていたところで、
「私が一番なら、妹は一番ではないの?」
と少し悲しそうでした。

「あなたが私の初めての子どもだから、私を初めてママにしてくれたんだよ。だから特別なんです」

「でも、妹は…?」

少し悲しそうにもしていたので、
「もちろん二人共一番だよ」
と伝えると納得していました。

そんな話から発展していき、
「なぜ、パパの体からママの体にお引越しして、赤ちゃんが育ったのか?」
という疑問を投げかけられました。

いろいろな逃げ方を知っていたのですが、
嘘をつきたくなかったのと、大きくなってからもしっかり性の話は子どもたちとできる関係でいたかったので、今日は逃げずに向き合ってみることにしました。


相手は6歳時なので、表現はそれなりにポップなものでした。
登場人物に「まめじゃくし」というものも現れて、33歳と6歳児は時にケラケラ笑いながら、隣で眠る次女が起きないように、小声で語り続けました。


長女の疑問にはできるだけ答え、本当のことを伝え、
まめじゃくしはたくさんの数がいること。
その中の一人しかたまごの中に入れないこと。
その他のまめじゃくしは死んでしまうこと。

それらも教えました。

長女は最初こそケラケラ笑っていたけれど、それらを聞いてからガラリと声のトーンが変わったんです。

本人は否定していたけど、涙声でした。

「死んでしまったきょうだいたちは、生き返るの?」

「死んでしまったきょうだいたちは、ママの体の外に出て行ってしまうんだよ。でも、その子たちは今、あなたの心の中で生き返ったよ。もしあなたがその子たちの分まで元気に育って幸せになったら、とても喜ぶし、同じように幸せになるんだよ」と伝えてみました。

すると長女はこう言いました。


「もう自分のこと可愛くないとか言わない。
だってそんなこと言ったら、きょうだいたちも幸せになれないもん」


長女は年長に上がってから、「かわいいね」と伝えても「かわいくないよ」と返してくることがよくありました。
多分母である私の真似をしていたのだと思っていたし、実際自己肯定感が低い子には見えなかったからさほど気にはとめていませんでしたが、
今回思い切って長女と性のことについて語り合うことで、6歳児が「自分を大切にする」という結論を自分で見出してくれたことにとても嬉しく思い、良かった。と心から思いました。


やがてくる思春期、反抗期、私はとても器の小さい人間なので、どう乗り越えていくのか自信はありません。

だけど、子どもの疑問などに一つ一つ向き合って、一緒に考えたり、伝えたりすることで、実は簡単に乗り越えていけることもあるのだと、感じました。


それを今日私は長女から教えてもらえました。
そんな温かい気持ちをくれた娘に心から

「生まれてきてくれて、ありがとう」