マイコミフレッシャーズより(2010.2.21)
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何はともあれ第一印象は大切です。
新人の何気ない行動を、先輩がよく思わないこともあるかもしれません。
先輩たちは、新人の行動をどのように見ているのでしょう?
社会人研修などで新人と接する機会が多いというマナー講師の古谷治子先生にお聞きしました。
最近の新人にありがちな行動パターンとは?
「ゆとり教育の影響もあって、最近の新人はとてもマイペース」と話す古谷先生。
最近の新人には、次のような行動パターンが目立つと指摘します。
それぞれの行動について、先輩がどう感じるかも教えていただきました。
新人にありがちな行動パターンと、先輩の受け止め方
<ポジティブな例>
・先輩の前でも大胆に自己主張する→積極的
・失敗をおそれない→やる気がある、度胸がある
<ネガティブな例>
・顔・声に表情がない→暗い、かわいげがない
・口数が少ない→生意気、悩みがある、会社を辞めてしまうかも
・先輩の指示や言葉に対する反応がない→話を聞いていない、分かっていない
・時間・約束を守れない→いいかげん、学生気分が抜けていない
・あいさつがない・敬語が使えない→目上の人を立てる気持ちがない
・勝手に判断をする→人にものを聞くのが苦手、プライドが高い
笑顔がない、表情に乏しい、口数が少ない、反応がないといった行動パターンは、
メールでの伝達手段に慣れきっている最近の新人世代の特徴と言えます。
口数が少ないのは、もしかしたら先輩に対する遠慮の表れなのかもしれませんが、
「生意気」な態度に見えるなど、さまざまな誤解を生みがちなので要注意です。
ネガティブな行動パターンは、自分で意識することで改善できる
「学生時代と同じ感覚で過ごしていると、自分の行動が、
先輩に意外な受け止められ方をしていることになかなか気づけません。
ネガティブな行動パターンを改善するには、まず気づくことが大切。
ここであげた例は、どれも、自分で意識することでおのずと態度が変わり、
改善することができます」(古谷先生)
あいさつや敬語に自信がないという人は、デスク周りなど目に見える場所に、
よく使うあいさつや敬語を書いた表を貼っておくと、より早く身に付きます。
普段から無口な人も、雑談中に先輩の趣味について聞いてみるなど、
話題を広げる努力をしましょう。
自分からあいさつをし、声をかけ、積極的にかかわろうとすることが、
先輩の心をつかむこつです。
先輩に「かわいいやつ」と思ってもらう上級テク
ネガティブな行動パターンを改善して弱点がなくなったら、
さらなる上級テクを身につけたいですね。先輩に認められるだけでなく、
「かわいいやつ」と思ってもらうには、どうしたらいいのでしょうか。
「ポジティブに自己主張したり、やる気をアピールすることも大事ですが、
中身がともなわないのでは意味がありません。
意欲を形にして表せるようになったら上級者」(古谷先生)
たとえば、先輩の仕事をすすんで手伝うことは「意欲を形にする」行動の一つですが、
その際に「先輩、○○の仕事、やっておきました。
また何かあったら言ってください」などの言葉で「何でもやります」という姿勢を
アピールできると、あなたに対する好感度、信頼度はぐっと上がります。
第一印象をバッチリ決めれば、あなたも一人前のビジネスパーソンとして
先輩たちに受け入れてもらえるはず。
古谷先生のアドバイスを味方に、スマートな社会人デビューを飾ってくださいね。