東京都文京区の高台にたたずむ、「音羽御殿」とは鳩山会館のことだ。高級住宅街に2千坪の広さ。30日に公開された国会議員の所得等報告書をたどると、戦後政治史にもたびたび登場するほどの殿堂を、昨年2月に亡くなった母安子さん(享年90)から鳩山由紀夫元首相が相続していたことがわかった。巨額の管理費や税金をめぐって、セレブ一族の慣れない節約術も垣間見える。
【写真】鳩山由紀夫元首相が相続した鳩山会館。現在も年間約1万5000人が訪れる。入館料は一般500円で7、8月は休館=東京都文京区音羽1丁目、杉崎慎弥撮影
車の音が途切れることのない幹線道路から横道に一本それ、曲がりくねった坂道を上ると、地上2階建ての鳩山会館が現れる。隣接する庭園では、色とりどりの80種ものバラが来る人の目を楽しませてくれる。都会の喧噪(けんそう)からは隔絶されているかのような印象だ。
「ようこそ」の文字で出迎えてくれるのは館長の由紀夫氏の顔写真をあしらった自動券売機。就任から日が浅いせいか、由紀夫氏の表情がぎこちなく見える。
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