7:30 二日酔いを残しながらの起床


Theoが「酒残ってないか?」とか聞いてきたけど、


「ちょっと気分悪いけど、大丈夫」と答えた。



8:45 ホテルを出てコーチに乗り込み、またバスの長い旅が始まった。




この旅では 2stayするところは 主要な都市しかない。


例えば、ローマ・パリ・アムステルダムぐらい。


後は一泊して去ってしまう。少し忙しい旅になる模様。



11:00頃、オランダからドイツに入国



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11:45~12:00 高速のサービスエリアでランチタイム。



いつも通りTheoと席を共にしていたら、同じく一人旅中のクリスティーナがやってきた。


ヨーロッパは初めて?とか、NYに行った話、日本に行ってみたい話、僕が日本でどんな仕事をするのか、

などを話した。



彼女の英語も目立ったAUGなまりが無くって、聞き取りやすくて、僕の中で南アフリカンのインガたちについで、

話しやすい人に認定された。笑



ランチタイムが終わり、コーチ前で数人が談笑していたので勇気を出して輪に入って行った。



僕は一つ、みんなに疑問があったので、

この旅に来て毎回毎回彼らが言う言葉について話した。



"Why you guys say everytime, 'every time' how are you?, how's going? how are you feeling? "


言いたかったのは、「なんで毎回顔を合わすたびに、(how are you?とか)聞くの?そんなに1日に何回も気持ちなんて変われへんから、聞かれるたびに返事に困る」

ってこと。

ほんまに一日のうちに何回も聞かれるから、ボキャブラリーが少ないと同じ言葉しか返せないしね・・・



そう伝えるとみんなが大爆笑して、


「日本語でhow are you?って何ていうの?こんにちは?」 と聞かれた。


「こんにちは、は近いけど、同じ意味じゃないかな?全く同じ意味の言葉はわからないなぁ?how are you?はめっちゃ便利な言葉やね」と答えた。



コーチに乗った後、すごく良いタイミングで隣に座ったBradに


"Yoshi, how are you?"と言われた。


ベストなタイミングのフリに思わず、声を張ってこう答えてしまった。



"Every time I'm OK, except last night."



とアムステルダムでの自虐ネタを加えて答えると、

バスの中で大爆笑が生まれた。




17:30 セントゴアにて小さい村を訪れ、少し観光



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ビールの器を作っている工房と、時計の工房を見てまわる。


工房の人の説明は少しドイツ訛りがあって可愛い英語だった。



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17:00 
コーチでザンクト・ゴアールのホテルへ到着


この街もめっちゃ小さくて可愛い村でした。




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今日のオプションは夕食後にワインテイスティングがある。


18:00

近くのパブでポークの夕食を食べる。



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これはめっちゃおいしかった。



席はアムステルダムで仲良くなった、南アフリカンから来た3人の女の子の隣に座った。


ルームメイトのTheoが僕の部屋での様子を話してくれたり、、


「英語があまりできないのに、1人でヨーロッパまで出てきて、おまけに俺たちと一緒に旅してるんだぜ!Yoshiはすごく勇気があると思う。」


とみんなに話してくれた。


彼女たちも「Yoshi, you are brave.」 と褒めてくれた。



Braveって言葉をもらえるなんて信じられなかったし、嬉しすぎて涙が出そうになった。


夕食後は近くのワイン工房へ移動し、5種類の赤白のワインをテイスティングした。



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雰囲気のある工房で、大きな樽に囲まれた、少し肌寒い岩部屋の中で、



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ワイン工房のおっちゃんがパワーポイントを交えて説明してくれた。


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おっちゃんは訛った英語で


「私はワインを愛しています。だからこの仕事はすごく楽しい。朝から晩まで大好きなワインを飲むことができるのだから。だけど、この仕事に就くにはかなり大変だったよ。」

的なことを話していた。


大好きな仕事をしていて、楽しんでいることは素晴らしいなぁ。

みんなからも歓声がわいた。



普段、ワインを飲まない僕は 「テイスティング」の意味を知らず、

出されたワイン5杯をすべて飲み干して、

既に泥酔状態に突入していた。


さらに追い討ちを掛けるように、年下のダニエルが、

"Yoshi, 男なら飲み干せ!ほら!"


とswallow飲み干すので、一気に僕に注目が集まりやらざるを得なくなった。

みんな酒好きで、強く、顔も赤くならないし、全然酔ってもいなかった。



ほとんどのワインの味はわからなかったけど、

最後のワインだけは特別においしかった。



アイスワインと言ってこの土地の名産で、値段も他のモノとは比べ物にはならなかった。


ツアーマネージャのレイチェルが来て、


「楽しかった?」と聞くので、


"I'm drunk"と言うとみんな暖かい笑顔で迎えてくれた。



パブへ帰ると、ティスティングに行かなかった人たちがドイツ名産のビールを飲みながら集まっていた。



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パブでは酔っ払った勢いを利用して、年下でphotographを学ぶダニエル、teachingを学ぶトム、その彼女でmedical researcherの仕事をしているサシュと話をした。


みんな本当に優しくて、


Tomは「サシュは日本に行ったことがあって、Yoshiと話してみたいって言ってるんだ」

と夕食時に話してくれたことを思い出した。


Tomの彼女Sashは日本の長野県にホームステイをして、日本が大好きになったコトや、そこで覚えた日本語を話してくれた。



トムとサシュはツアー当初から日本人の僕に興味を持っていてくれたらしんだけど、シャイなために話せなかったと伝えてくれた。


ダニーも話しかけてきてくれて、クリスティーナも交えて



日本の事や、オーストラリアのことについて話した。



彼らはすごく興味津々で日本のことについて質問をたくさんしてくれた。


「紹介の時、英語は得意じゃないって言ってたけど、充分だよ。もっと勉強したかったらオーストラリアにおいでよ、ツアーのみんな大歓迎さ。もう君のトモダチなんだから。」



ここでまたみんなに


"You are BRAVE"と言ってもらえた。



なんかほんまに涙が出てきた。


この旅に来て、少しだけナーバスになる時があった。

なかなかみんなと打ち解けられないし、会話をしても僕の英語力のせいで話がそれ以上続かなかったり、

ネイティブ同士の会話には入っていけないなど、

不安になることがたまにあった。



だけど、この旅が進むにつれて、

みんながかなり気を遣ってくれていることに気付き、

みんなの優しさがいろんな不安を打ち消してくれるようになった。


ただ優しいだけじゃなくって、

気遣いや、

僕にわかるように話してくれる”話し方” ”はっきりした発音” ”シンプルな英語”

何度も僕がわかるまで繰り返し伝えようとしてくれる姿。




全てに本当に感謝しているし、感動して、酔っ払っていたせいか、


緊張の糸がきれて、涙が出てきた。


本当にありがとう。


この時、"Thank you" という言葉を


今までにないくらい初めて気持ちを込めて言った。




この言葉しか感謝を伝える言葉がわからないから、気持ちを込めて言った。


今日は本当に良い日だった。


そう思いながら


24:00に床についた。





ちなみに、今夜の宿は・・・



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