今日でナイトバルーンは5日目でしょうかね。



もう5回目なので、手技も慣れてきてスムーズにできるようになりました^^





5回使ってみての、メリットを挙げてみたいと思います。


・夜中の導尿を省くことができるため医療ケアの負担が減る。

・凜ちゃんも夜中の医療ケアで起きてしまうことがないのでぐっすり眠れる。



もうこの2つに尽きるのではないかなと。


前記事(ナイトバルーン )でも書きましたが、4時間毎の導尿はやはり医療ケアをする側の負担が大きいように感じます。



ナイトバルーンを使用する前までは、夜間帯は夜10時・深夜2時・朝6時に導尿をしていました。


凜ちゃんは現在、夜間の点滴は70ml/hで流しています。


なので、ざっと計算してみても4時間で280mlの尿が膀胱に溜まる可能性があるわけです。(もちろん汗などで実際の尿量はこれよりも少ないかとは思います)



凜ちゃんは先天的に巨大膀胱ですが、やはりこれだけの尿がたまるというのは膀胱にも負担がかかっている可能性がありますからね。。。。








夜10時・深夜2時・朝6時の導尿を続けようと思えば、続けられなくはないのですが。。。。



そもそも、当初はこんなタイムスケジュールを想定していました。



22:00 パパが導尿→就寝(約7時間睡眠)


02:00 ママが導尿→就寝(約5時間睡眠)


06:00 パパ起床→導尿


07:00 ママと凜ちゃん起床




しかし、パパ&ママが体調不良のとき(風邪とかね)、パパが仕事で帰宅が遅いとき、パパが出張で不在のときなどは、もちろんこのタイムスケジュール通りにいかないことばかりでして(・_・;)


それに加えて、夜間の点滴の閉塞アラームで起きたりとか。。。いろいろとあって、睡眠時間確保が難しかったです。






睡眠時間が減ると、それに伴っていろいろと問題や心配事も。



特に旦那さん!


仕事で11時過ぎに帰ってくることも多々あるのですが。。。深夜2時の医療ケアに付き合ってから寝るということもしょっちゅうだったんです。(パパ自身、率先して医療ケアをしてくれるのです)


となると、旦那さんの睡眠時間は3~4時間ほどになってしまいます。


これをずっと続けていくのはやはり体力的に厳しいですし、仕事や生活に悪影響が出るのではないかと心配でした。


あと、車通勤の旦那さん。睡眠不足による事故とかも可能性がないわけではないので、その点も心配でしたね。




そして、来年からの幼稚園入園を考えるとね。


私も早起きして、お弁当作りや朝の医療ケアをしないといけないですからね。






ナイトバルーンを導入したことによって、これらの問題が改善されて、家族の生活リズムが整い、健康的な生活が送れるようになったのはメリットです^^





では、デメリット。


まだ5回目なのではっきりとはいえない部分もあるのですが。


・尿路感染症のリスクがある

・ナイトバルーンを入れている間は膀胱は膨むことがないので、膀胱の機能そのものにどのような影響が出るのかという不安

・用いる道具の衛生管理




1つ目と3つ目は共通する部分ですかね。


ナイトバルーンそのものは毎日消毒していますが、カテーテルを膀胱に入れっぱなしにするわけですから、やはり尿路感染症のリスクが高まります。


なので、用いる器具の衛生管理・消毒は必須です。(ナイトバルーン・尿バックなどについては写真とったら載せますね)



もし、ナイトバルーンによってどうにもこうにも菌が入ってしまう。。。ということが起きたら、やはりナイトバルーンはやめざるを得ませんね。


実際のところ、まだ短期間でしか使っていないので、これについては今後も様子を見ていくしかないです。






2つ目の、膀胱本来が持つ機能そのものに与える影響について。


これについても、まだなんともいえないのですが。。。。。




膀胱の本来の機能を考えたときに、やはり一番いいのは自己導尿ですよね。



【膀胱に尿が溜まって膀胱が膨らむ→導尿でおしっこを出す→膀胱は空っぽになって収縮する】



自己導尿のこの一連の流れは、膀胱の収縮と弛緩を繰り返すことによって膀胱機能の回復の促進に役立つことにつながるそうです。



ということは。。。ナイトバルーンで夜間8~9時間の間、膀胱がぺったんこの状態が続いているというのは如何なものか。。。。良い状態ではないのは確かです。



自己導尿で膀胱が収縮と弛緩を繰り返すことが一番良いみたいですしね。。。




ここが悩ましい点であり、難しいところです。




凜ちゃんの膀胱にとっては、自己導尿を4時間ごとにするのが一番良い。


でも、それによって医療ケアの負担や問題もいろいろある。。。




きっと、どんな医療ケアにもこのような問題はあるのかなと思います。




医療ケアと上手く付き合いながら生活していく。


日々模索なのかもしれませんね。。。




なんだか、まとまりのない文章になってしまいましたが、次回こそは写真を!