今日は、元々Drのアポイントメントが昼の1時30分にあったので、かなり夜更かしして朝まで読書をしていた。早朝、病院からの電話で至急来れないかと聞かれたが、眠すぎて断る私。その旨を一緒に来てくれるはずになっていたクリスに話すと、彼は何かを察して、今から病院に行こうと言い出し、それから30分後、私は病院にいた。

 

 オフィスで更に30分程Dr.スコットを待つが、現れず。「時間を変えさせたんだから早く来いよ!」と、少しイライラした。スコットが来る迄の間、病院のスタッフがクリスに、私との具体的な関係性を聞いて来たり、私の英語力は100%かを聞いているので、過去2回の通院と少し違うなと思ったが「ただおしゃべり好きのスタッフが今日の担当なのだ」位にしか思っていなかった。

 

 ようやく、現れたスコット。手にはつながった電話。スコットは「貴女は僕の英語を理解しているし、ランゲージバリアに不自由が無いのは分かるけれど、一応僕の知り合いのトランスレーターにも電話で待機して貰う事にした。そしたら、貴女ともっと沢山話せるからね」と、笑顔で言って来た。アメリカ人の笑顔は本当に楽しそうな、歯を見せた大きな満面の笑顔なので、「私ともっとお話ししたいのね」と、明るい気持ちになった。

しかし、スコットの次の一言「じゃあ、お話始めようか?まず…貴女には、癌があるのね」

??????癌が、、、、ある??????have???I have??????え、私…英語割と不自由ないレベルよね??なのに、今理解できない。

頭では、凄く簡単な英語を言われたのを分かっている。でも、何故だかその英語が理解出来ない。

私の頭では勝手に「癌があるはず無いから、私の英語力が極めて実は低くて理解できないのだ」と、数分間解釈しようとしていた。

やっと理解出来た後も、日本にいる母に電話をかけ、英語がからきしダメな彼女の為にスコットが用意したトランスレーターをフル活用。時間のロス無くDrの話を極めて効率的に聞けていたのは、やはり他人事だと思っていた為だろう。電話越しに真剣に質問をする母の声をぼんやり聞きながら、私は剃り残しの脚の毛を引っ張っていた覚えがある。

 

 スコットの話では、私には2種類の選択肢がある。

①胸を全て切除

②癌の部分とその周りの細胞を摘出(ちなみに日本では、泊まりで入院のこの手術。アメリカでは1時間の日帰り手術らしい)→その後6か月休む→休んだ後、30回に渡る放射線治療を行う。(6か月間かける)

と、言う流れ。 

ちなみに、①、②どちらを選んでも手術の結果、抗がん剤治療が始まる可能性もあると言う事。

癌腫瘍の大きさは3,2センチ。これは大きくは無いが小さくも無い。さらには神職のスピードが遅い細胞だったらしいのに、この大きさに成長していたと言う事は、俗にいう「早期発見で良かったね」のフレーズには当てはまらないらしい。

 

はーーーーーーーーーーー。疲れた。今日は疲れた。日本にいる家族から30分おきに「どうするのだ?」の電話。30分で決められないよ、むしろ未だ自分の事と認識していない。

 

 

どうする、私?又、伝説作っちゃったなー。とりあえず、ご飯食べて、癌宣告体験BLOG書いて、読書して、寝て、起きて考えてみようと思う。