こんにちは音譜


もう何日も雨が降らずに木々や植物が脱水状態です
空気も乾燥していて静電気も気になるこの頃です(ノ_-。)


今日はワンちゃんとネコちゃんの社会化期についてお話したいと思いますわんわんにゃー


ワンちゃんやネコちゃんの発育段階には月齢により出産前期、新生時期、移行期、社会化期、若年期と分かれています


どの段階も肉体と感情がさまざまな段階で成長をしている過程なのでとても大切ですが特に大切な時期は「社会化期」です


ワンちゃんの社会化期は生後3週齢~12週齢、ネコちゃんではワンちゃんよりも期間が短く早く始まり生後2週齢~7週齢です星


この社会化期の前半は特に大切な時期、ワンちゃん、ネコちゃんが好奇心にあふれ、新たな環境や刺激に
順応しやすい月齢なんです


この月齢にご家族の新しい一員になるのが適していることも納得できると思います

社会化期の後半になっくると警戒心が芽生え、新しい刺激を受け入れにくくなってきます得意げ


質のよい社会化期を過ごさせてあげることでストレス刺激に強くなり、ちょっとした刺激で攻撃的になったり、
不安になったりすることが少なくなります


逆に社会化期に家庭内の限られた刺激にしか暴露されていないと小さな刺激でビクビクしたり、不安になったりしてしまいます


社会化期には実は2つの落とし穴があります

1つ目はこの時期はワクチン接種の関係上、一般診療をされている獣医師は子犬や子猫を連れて来院されたご家族にかならず「ワクチンが2回または3回終了するまで外にはださないでください」と伝えます。


この言葉を全てそのまま実行してしまうと、ワクチンが全て接種終わった月齢はもう社会化期が終了してしまっています 。


免疫力がまだきちんと発達していない月齢に屋外を歩かせたり、不特定多数のワンちゃんやネコちゃんに
合わせるのはとてもリスクが高いのは事実ですが、


いざ、散歩にださせても歩かない、車の音におびえているなどが原因で散歩ができなくなってしまう,
来客がくるとおびえ吠える、攻撃したり、引っかいたりするケースもあります。


そこで、是非この時期はキャリーケースやハーネスを装着させて、もしくは抱っこをして一日15分程度
屋外の刺激にワンちゃん、ネコちゃんを暴露させてあげてください


もちろん、歩くことができませんが毎日5感から感じる刺激に触れ合うだけで質のよい社会化期になります
また、参加される子犬や子猫が健康管理と環境管理の行き届いた場所で開催されるパピークラス、キティーキンダガーデンなどに参加に同年代のワンちゃん、ネコちゃんと触れ合いコミュニケーションをとる練習をすることも大切です


自分のお子さんを学校に入れるように動物たちもこの時期はそのようなお教室に通わせてあげることが大切ですラブラブ!


2つ目の落とし穴は社会化期をあまりにも意識してご家族が空回りしてしまうケースです
「社会化期にはたくさんの刺激や経験を」が先走りしてしまいいろいろなことを経験させてもその刺激があまりにも大きすぎて逆に不安や恐怖を植えつけるレッスンになってしまっているケースもよくあります


おこなえばよい、のではなく、ワンちゃん、ネコちゃんがリラックスして楽しんでいるか?
を考慮して刺激の強さを考えてあげてください虹


私の開催しているパピークラスでは
オスワリ、フセ、マテ、オイデ、ツイテ(散歩のマナー)、ミテ、ちょうだい(物品のトレード)などのコマンドを教えながら遊び噛みのコントロール、トイレトレーニング、散歩にマナー、正しい遊び方などを教えて行きます


子犬の場合は6回が1セットになっており6回の授業を受講することで自分でご自身のワンちゃんをしっかり
コントロールできるようになります




ペットの行動心理カウンセラーのブログ


また、クラス中にはワンちゃんのコミュニケーション法を学び私たち人間が「犬語」を学びます
愛犬とコミュニケーションを取れることは愛犬とよりよい関係を築くには欠かせない要素となります


子猫の場合は2回の1セットのレッスンとなります
ネコちゃんの習性や行動パターンを学び、室内オンリーで暮らすネコちゃんをできるだけストレスフリーに
させてあげるにはどのような環境や接し方を提供すればよいかアドバイスをしています


どうぞネコちゃん、ワンちゃんと同じ目線になってご家族がクラスを参加してみてくださいお月様


今日もワンちゃん、ネコちゃんにとって素敵な一日となりますようにしっぽフリフリネコ