右見て、左見て、そして右見て

はい、横断歩道を渡りましょう。

 

これが普通の人。

 

 

でも人の目を気にしすぎる”いい人”は

 

 

 

右見て、左見て、そして右見て

もう1回左を見ると見せかけて

右を見て。そして全体を右から左に確認し、
 
 
 
 
もう一度、右、左を確認しつつ
なんなら後ろも確認し、
振り向きざまに前を確認。
その勢いのまま渡ろうとしたところ
信号が青の点滅。
 
 
 
 
点滅は危ないから
右と左と前と後ろと、上と下を確認しながら
一歩踏め出す直前に信号が赤に。

 

 

 

 

うわぁ、また何もできなかった。

やっちまったよ。。。

 

今度はもっと注意して

しっかり安全に渡れるようにしなければ。。。

 

 

 

bokete

 

 

 

いい人はさ。

良い意味で言ったら本当に慎重派で

悪く言ったら人の顔色を窺ってしまうんやけども

その理由が2つあって

 

 

 

1つ目は

相手の反応で自分の価値を確認する

査定行動

 

 

2つ目は

相手の反応で許可を確認する

お伺い行動

 

 

 

査定行動

自分で自分の価値が分からなかったり

自分の価値を低く見積もっていたりすると起こる行動で

誰かの反応で自分の価値を

相対的に決めます。

 

 

 

 

=======とある日========
 

いい人「今日カフェでいいことがあってさ」|´-`)チラリ
友達「うんうん」

 

いい人「ドリンク無料券があたったんだ」|´-`)チラリ
友達「それはめちゃお得やん!」

(この反応なら、話しを続けても問題なさそうだ。。。)

いい人「それでね…(略)」

 

 

ワイワイワイ!

ワイワイワイ!

 

 

いい人

(あー楽しかった。)

(友達ちゃんが笑ってくれたから…)

(私は会話がうまい人間なんだ)

(友達ちゃんと一緒にいてもいいんだ)

普段からあれだけ話せたらいいのになぁ。

いつもはうまく行かなんだよね。。。)

 

 

 

 

 

========翌日=========
 

いい人「今日、道端にうんこが落ちててさ」|´-`)チラリ
友達「あ、うん…」

 

いい人「…嫌なモノ見ちゃったなって思って…」|´-`)チラリ
友達「そうだね…」


いい人「……」

友達「……」
 

(ああ…朝からうんこってなんだ私…。完全にやっちまった…)

(友達ちゃん笑ってないし)

(何話していいか分からない)

(私はコミュ力0の人間なんだ)

(私なんてもうダメな人間だ。。。)

 

 

(話題が悪かったのか。。。)

(な、何か話さなきゃ…)

(考えろ。考えろ。)

(逃げちゃダメだ。逃げちゃダメだ。逃げちゃダメだ。)

 

 

 

(…はっ!!)

(”おうんこ様”って敬語をつけた方がよかったのか…)

 

 

いい人「おうんこ様がさ…」

友達「…あ、え?」

いい人「あの、その…」

「あ…今日はいい天気だよね…」

友達「…うん。晴れてるよね」

 

いい人「…気持ちいいねぇ」

友達「…あ、もう時間だし行こうか…?(遠い目)」

 

 

 

bokete

 

 

(私の事、面白くないやつだと思われちゃったかな)

(友達ちゃんの反応が微妙だったから)

(どうせ私はコミュニケーション能力がないんだ)

 

(私と話して楽しい人なんていないんだ)

(面白くない私は友達ちゃんと一緒にいる価値がないのかも)

(友達ちゃんでもこんな反応なのに、次からどう接していいか分からない…)

 

 

 

 

さて、査定行動というのは

 

さて、さてい…?

 

さてさて、さてい…。

 

さて行動。。。

 

説明しよう!

さて行動とは。。。

 

 

 

相手の反応次第で

自分の価値を

相対的に決めてしまう行動

のことです。

 

 

 

 

その根本は

自分の価値を自分で認められないから

外部からの評価や反応で自分の価値を決めてしまう。

 

 

 

 

だからこそ一喜一憂するし

感情の波がジェットコースターみたいになるから

しんどい。

 

 

 

 

言葉を変えると”いい人”と”そうじゃない人”の違いは

・相手が反応してくれるから話す
・自分が楽しいから話す

 

 

 

 

 

もう少し簡単に言うと

他人基準なのか
自分基準なのか

 

 


もちろん自分基準でも

相手が反応してくれたら面白いから、もっと話すようになるけど。

相手が少し反応薄くても自分が面白いから話しちゃう。



でも他人の反応基準だと

相手が反応してくれたら安心するから、話すようになる。

相手が少し反応薄かったら、不安になるから話すのをやめる。

もしくは不安に駆られて話したくもない話題を振って

話題が盛り上がらずさらに落ち込むというのを繰り返す。

 

 

 

っていう違いがある。

自分の事を認められている主人公ステージの人だと

 

 

=======とある日の朝=========

 

主人公「今日、道端にうんこが落ちててさ」
友達「あ、うん…。(え、朝からうんこの話かい。。。)」

 

 

主人公「これは、運を見つけたと思って

踏みに行ったんよね」
友達「え、踏みに…(やばすぎる・・・)」((((;゚Д゚))))ガクガクブルブル

 

 

 

主人公「だからさ。今日わたしと一緒にいたらいい事あるよ」

友達「え、なんか。それは嘘なのでは…?」

 

 

主人公「嘘だと思うなら、一緒においで。スタバおごってあげるから」

友達「それはいい事かもw(こいつ、面白いやつかも、、、)」

 

 

主人公「ただちょっと1つ難点があって…」

友達「なに・・・?」

 

 

主人公「今日の私、運がいい代わりに

ちょっと臭いのよ」

友達「うわ、なんか言われたらほんのりくさい。。。」

 

主人公「だって運を踏んでますからね」

友達「それは爆笑wwww」

 

 

=======(終了)=========

 

 

”いい人”と”そうじゃない人”の違いは

・相手が反応してくれるから話す
・自分が楽しいから話す

 

 


いい人は
自分の価値を自分で認められてないから

相対的にしか価値を評価できないし、

相対的にしか自分を満たせない。


結果、相手の顔色を窺って

とある時に限界に達してメンタルが爆死する。

bokete

 

 


一方で

相手の反応で許可を確認する

お伺い行動

 

 

親の過干渉があったりとか

あるいは精神的、肉体的なDVがあったりとか

自分の意思が尊重されない環境

育った人に多い傾向があって

「いい人」になる環境で育った人が多い。

 

 

======とある日========

 


いい人「カフェに行こうと思うんだ」|´-`)チラリ
彼氏「おぉ、いいんじゃない?(笑顔)」
いい人「行ってきます!」

 

いい人「そこでケーキも食べよううと思うんだ」|´-`)チラリ
彼氏「あぁ、そうなんだ(スマホに夢中で反応が薄い)」


いい人(え、ケーキ食べるの贅沢なのかな…)
 

いい人「あ、ケーキは太るからやめて

コーヒーだけ飲んでこようかな(本当は食べたい)」|´-`)チラリ

彼氏「(スマホ終了)え、いいね。カフェ楽しんでおいで!(笑顔)」
 

 

======カフェに移動========

 

いい人:コーヒーだけ飲む。

いい人の心の声

「やっぱケーキ食べたかったな。。。」

「でもダメそうな感じだったしな。。。」

「何でケーキ食べちゃいけないんだろ。。。」

「というか。私も頑張ってるのに理不尽じゃない??」

 

 

======帰宅========

 

彼氏「カフェどうだった?」

いい人「いや、別に・・・(不愛想)」

 

彼氏「うん?なんかあった?」

いい人「別になんもないけど」

 

彼氏「なんか体調悪いの?休みなよ?」

いい人「…うん(怒り)」

いい人(なんだこいつ)

(お前のせいでケーキ食べれなかったのに…むかつく…!!)

 

 

 

ケーキ。

ケーキ。ケーキ

ケーキ。ケーキ。

ケーキ。ケーキ。ケーキ。ケーキ。

ケーキ。ケーキ。ケーキ。ケーキ。ケーキ。ケーキ。ケーキ。

ケーキ。ケーキ。ケーキ。ケーキ。ケーキ。ケーキ。ケーキ。ケーキ。ケーキ。

ケーキ。ケーキ。ケーキ。ケーキ。ケーキ。ケーキ。ケーキ。ケーキ。ケーキ。ケーキ。ケーキ。ケーキ。ケーキ。ケーキ。ケーキ。ケーキ。

 

 

いい人:ケーキが好きなので、別れてください!

彼氏:・・・慶喜(けいき)????

浮気してたのか!!!

 

 

 

お伺い行動

相手の反応で許可を確認する行動で

・許可をとらないと何をされるか怖いという恐怖

・長年自分の意思が通らなかった諦め
の2つが主な要因になってる。



いい人は

①相手の反応で自分の価値を確認する

査定行動

 

 

②相手の反応で許可を確認する

お伺い行動

 

 

のどっちか。

もしくはどっちもやってる人が多くて

 

それで相手の顔色が気になるし。

自分に自信が持てない。

 

でもこれがやめられたら

人生がめちゃ楽になる。

 

 

そしたら俺は今日も運を上げるために

道端のうんこ探しに行く旅に出かけるか

 

え??