★観光先進国からのありがたい援助? | ペルーで事件簿2

★観光先進国からのありがたい援助?



16日、スペイン・アンダルシアの企業家達が

ペルーに向けて観光面で技術的な援助をする用意があると発表しました。



「スペインを訪れる外国人の三分の一はアンダルシアに足を踏み入れる。

 だからアンダルシアは商業・観光において非常に動きのある地方で、

 ウリをたくさん持っているんだよ」



ペルー外務大臣アルフレド・フェレロの主張は



 非常に経験のある彼らの力を借りれば

 一連の観光資源的商品を改善させ、サービスを規格化し、

接客技術の質をあげることができる。



というものです。





…僕はスペインに行ったことがないのですが、

そんなにサービスのいいところなのだろーか。


ペルーにもスペイン系の企業がありますね。


僕が知ってて行ったことがあるのはテレフォニカとメリアホテルくらい。

お世辞にも両方ともサービスがいいとは言えない。



どうしてどうして


何か頼まれたときに「はい」と言わずそれをしようとするのか  かお

ちょっとおまちくださいの一言がいえないのか           シラー

一つのことを二人がかりでやろうとするのか            えっ

複数のことをいっぺんにできないのか                ショック!

物事を早く終わらせようとしないのか                 しょぼん

接客中に私用の電話ができるのか                  プンプン

笑顔で接客ができないのか                      ガーン




もうねー、三年近くもすんでるんだからそんなことで腹を立ててはいけないと思います。

でも前よりは腹が立たなくなりました。


でもやっぱり、ちょっと不満です。



だって、ちゃんと接客されたらどこの人間だって気持ちいいものでしょ?

お客さんをみすみす逃してるんだよ?

お金をどぶに捨ててるんだよ?



やるべきこともしないでお金がないなんていうな!!!  ぶーぶー



うーーーん。。。



腹立たないようになりたい。

こんなもんなんだからと思いたい。




そしてそんなとき、昨日のことですが、


久しぶりにロバート・ロドリゲス監督の「デスペラード」という映画をレンタルして見ました。

メキシコで作られたメキシコが舞台のハリウッド映画です。


その映画でこんなシーンがあります。



ごろつきの集まる下町の酒場、

カウンターのそばにきれいな身なりをした女の子三人が立ち

不満を言う。




「このお店のサービス改善を要求するわ!


 さっきから私たち座って待ってるのに追加注文を聞きに来るでもなし


 伝票を持ってくるでも無し、ほったらかしにされてるのよ。


 サービスってのはこんなもんじゃないの!」



デスペラード




言ってるのはね、すごくまともなことです。

しかし場所が悪い。


その女の子達は場違いなところで場違いな注文をする滑稽な世間知らずとして描かれています。




僕が腹を立てるのもこれに近いんだろうなあと…。