マリア・モンティソーリを知っていますか。
イタリアに生まれた彼女は、ローマ大学で女性として初めて医学部に入学し、博士号を取得します。
その後、子どもには教わらなくても自ら学ぶ力が備わっているということで、自己教育力を前提とした教育法を発展させました。
マリアがそう思ったのは、知的障碍児の施設において、子どもたちが、指先を使ってパンくずを集めているのを見たのが始めだといわれています。
障害があるからと言って、劣悪な状況で教育を受けることのできない子どもたちが自ら指先を使って学んでいる姿を見て、
教わらなくても自ら学んでいることを知ったといいます。
こどもは、ある時期まで、能力を獲得するために、特定の事柄に対して強く反応し、それを敏感期と呼び、大切な期間とされています。![]()
どうしてもこうやってやるんだよ。と教えたくなってしまうのが保護者としてありますが、そこをグッとこらえて、見守る姿勢が大切だといわれています。![]()
もちろん扱うものによっては、事前に使い方を説明する必要もあります。ろうそくのついたものを運んだり、色水を運んだりするときには、バランス感覚が大切になってきます。
どうしてもできないようだったら、全部やってしまうのではなく、こういう風にやってみたらどうかな。とヒントを与えて、寄り添うことが大切です。![]()
お水が入ったコップをこぼさないように持っていく。こぼさないように、容器に注ぐ。
壊れやすい陶器の器をどうやって扱うのか。もちろんプラスティックも割れるのですが、より割れたりかけたりしやすいものに対しての配慮なども、日々の教具をつかったあそび(お仕事)を通して学んでいくのです。![]()
お当番の子どものベルの合図で、朝の会や帰りの会を始めたり、カレンダーで今日の日付や曜日、天気を大声で伝えるというのは、小学校に行ってからの日直の練習にもなりますね。
生後6か月から1歳半までは、愛着の形成機関としてとても大切な時期だといわれています。
困ったことや、怖いことがあったときに、お母さんやお父さんといった安全基地があることがとても大切なのです。![]()
ポーランドのドキュメンタリーで、幼い子どもたちを劣悪な環境で育てた画像が残っていました。![]()
その後裕福なご家庭に引き取られても、言葉が出てこなかったり、数字を書いたカードを渡して、いくつ記憶できたかなどの調査を行ったら、ちょっとした数字の羅列が覚えられなかったりしていました。![]()
幼いころの愛着の形成期がいかに大事かということを思い知らされたと共に、その子の将来にも影響を及ぼすことがわかって悲しい気持ちになりました。![]()
保護者とのコミュニケーションが、その後の友達との関係にも影響するので、気を付けていきたいものですね。![]()