首相動静２０１０年８月２５日
菅首相は懲りずにまだ１年生議員たちとの意見交換を続けている。ここにきて民主党首選は大きな流れを引き寄せたようだが、ここ数日間、１年生議員たちと懇談した時間を経済運営に当てて欲しかった。国民生活など眼中にないことがはっきりした。
午後になって経済団体の訪問を受けたようだが、この動きは明らかに５日は遅い。遅くとも先週末にはやっておくべきだった。
何をいっても自分のことしか興味はないだろうが。
首相動静 ２０１０年８月２４日
株安は進むは円高は進むは経済が国民生活を直撃している最中にまたも１年生議員たちと懇談である。困った総理大臣である。そんなことは夜、睡眠時間を削ってやってもらいたい。少なくとも総理大臣の公務時間中にするべきことではない。周囲の人間たちも同罪である。すぐ怒る人だから、ビビッているのかもしれない。
面白いのは午後１時５０分の自身の後援会関係者との面会である。何で人の事務所でやるんだ？ 変な人と会っていたのか？
夕方から夜にかけて民主幹部の出入りが激しい。ここに登場する名前を見ているだけでも、経済に何一つ手が打てそうにないことが分かる。
今夜は珍しく公邸に帰ったかかと思ったが、やはり外食へ。「さかなや富ちゃん」でうまい肴でも食べたのだろう。さけのツマミ程度でいいから、国民生活を心配してほしいが、たぶん頭は代表選のことばかりであろう。
政治不在・政策不在
あれよあれよという間に円高が急伸している。要因は様々あるだろうし、為替をコントロールすることなど不可能なのはよく分かるが、問題は政府・民主党がこの局面で何ら政策的な対応をとろうとしていない、もしくは何をしようとしているのか全く見えないことである。
民主党とはここまで、政治的、政策的意志をもたない組織であったのだろうか。何ら有効な手立てを打たないことを見透かされて、株安もどんどん進んでいる。この政権の不作為は、政策の不在などと簡単に片付けられるものではない。きちっとチェックしていく必要があるだろう。
首相動静 ２０１０年８月２３日
本日、菅首相は民主党の１年生議員たちと懇談。民主代表選の票固めである。しかし、わざわざ一国の総理大臣たる人物が陣笠議員たちに支持を求めるか。しかも、３年後の衆参同日選挙まで解散はないとまで言ったという。解散権の大安売りである。どんどん軽くなっていく人である。
もちろん今夜も外食。もしかするとこの人の女房って料理が下手なのか？ 確かに上手そうには見えないが。
本日、気になるのは午後４時５６分からの国際海事機関の安全部長来訪である。総理大臣が会うにはランクが低いような気がするが、なにかあったか？
首相動静 ２０１０年８月２２日
菅首相は総理大臣就任直後に出身の山口県入りしたり、今日は選挙区の事務所に行ったりと、歓迎してくれる人がいるところばかり行く。ふつう、総理大臣たる人間は、どーんと構えているものだろうが。こういうところに政治家としての資質がでるし、今の精神状況が出ているようで興味深い。
夜になってまたホテルで会食。今夜はホテルオークラ。これも「側近」と呼ばれるような人ばかりとメシを食っている。しかし、このホテル通いは一時の麻生のバー通いを思い出させる。たぶん、この首相は何も見えていないのだろう。目や耳になってくれる人もいなさそうだ。
明日あたり今度は荒井が何を言うか楽しみなところだ。
首相動静 ２０１０年８月２１日
よく分からない一日である。京都は前原の地元であるが関係ないか。菅首相は京都で、首相直属の雇用対策特命チームを設置することを明らかにしたというが、その程度のことすらこの首相はやってなかったのか。危機感、スピード感ともまったくない。
首相動静 ２０１０年８月２０日
朝刊段階の報道によると、民主党代表選に絡み小沢一郎前幹事長の立候補を求める声が党内で強まっていることについて、閣僚らが閣議後会見でさまざまな発言が出たという。ここで菅首相の続投支持の蓮舫は、小沢氏の出馬待望論を牽制したという。
昨日のブログで記したが、ちょっと焼肉をおごってもらっただけで、すぐに発言してしまうこの軽さと分かりやすさ。そして菅首相の策と人望のなさがはっきりと浮かび上がっている。菅とその周辺人脈の知恵のなさと浅はかさ隠しようもない。
夜になって普天間問題で動きありの報道。ここ数日来の外務省幹部の動きはやはりこれだったか。米国のルース駐日大使との夕食は一段落の証だろう。
首相動静 ２０１０年８月１９日
午前中の外相報告は沖縄の普天間絡みか？ 滞在時間が短くさして中身のない報告事項か？
秋の民主党代表選に向け小沢一郎が動き始める。午後７時半からの蓮舫らとの食事は代表選に向けてのものだろう。蓮舫は広告塔になるから、相手に取り込まれるを防ぐため、引き寄せていたのだろう。
それにしても、菅政権になってからすっかり政策が停滞している。今日から表面化してきた代表選の動きも往時の自民党政治を彷彿とさせる。国民にそうみられることが分からないのであろうか。