先日、カラーニュースでインタビューさせて頂いた、
一般社団法人日本ユニバーサルカラー協会の南涼子さんが執筆された本です。
老人ホーム等、介護の現場に特化したカラーコンサルタントの方は稀有だと思いますが、
これからの時代、大変重要になってくるのではないかと思います。
介護や福祉の現場で環境・心理・ファッションなど様々な側面から
色が活きる実例やエピソードが紹介されており、大変興味深い本です。
介護の現場で働く方のみならず、カラーリストにも必読!!
題名:介護に役立つ色彩活用術 おしゃれ、メンタルケアから施設、住まいの環境まで
著者:南涼子
出版社:現代書林
価格:¥1,575
発売日:2003年11月19日
サイズ・ページ数:B6, 206P
対象:介護業界や福祉業界の従事者、またはカラーリスト
目次:
◆介護に役立つ色の性質と効果とは?
◇色の必要性
◇心と身体にはたらきかける色
◇心と身体に聞く色彩調節
◇色のもつ効果
◆彩のある介護環境を創る「色」
◇今まで適当に選んでいた色を意識してみる
◇介護しやすい環境づくりを
◇介護施設への色彩配慮
◇居室の色を選ぶ
◇高齢者に見える色
◇恒常性と色
◇安全な環境を作る色
◇高齢者の視覚特性を考えた環境
◇光の色と心理効果
◇照明の色を種類
◇方向感覚を助ける色
◇介護施設での色彩計画の実践と効果
◇高齢者施設での色彩意識調査
◇色彩計画を行ったいくつかの部屋の事例
◇色彩計画の効果に関するアンケート結果
◆高齢者の心身を活性化させる色
◇色は心を健康のバロメーター
◇メンタルケアに役立つ色
◇色彩が人間にもたらす可能性
◇色彩レクリエーション ~色塗り~
◇色が映し出すイメージと深層心理
◇画家の心理を映し出す色彩
◇無自覚な感情の抑圧
◇孤独を示唆する黄色と青
◇色塗りによる回想法
◇色と心理
◆おしゃれの原動力になる色彩
◇茶色と灰色の裏側にある真実
◇高齢者の色彩嗜好
◇介護におけるおしゃれと意識
◇おしゃれとノーマライゼーション
◇おしゃれで心のケアを
◇おしゃれと身だしなみ
◇介護者と高齢者のギャップ
◇高齢者のカラフル化計画
◇リクエストは「キムタクにして」
◇化粧と色彩
◇介護者と高齢者の本音
◇エンゲル係数の高い介護水準
◇似合う色でおしゃれを楽しむ
◇肌色を美しく見せる色の効果
◇高齢者のファッションコーディネート
◇高齢者のメイクアップと色
◇介護者へのメイクポイント
◇介護者の身だしなみ
◇介護者の好感度を高める色とメイク
◇介護者のメイクポイント
【関連する本】
介護に関する本については、下記のページでも掲載しております。
→介護の本|カラーニュース書籍情報
ユニバーサルデザインに関する本については、下記のページでも掲載しております。
→ユニバーサルデザインの本|カラーニュース書籍情報