黄色を愛した画家 ゴッホ展 | 四季彩

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没後120年 ゴッホ展 -こうして私はゴッホになった-が、

2010年10月1日(金)~12月20日(月)まで国立新美術館で開催されています。


ゴッホ展


没後120年 ゴッホ展

ゴッホ肖像画

2010年はフィンセント・ファン・ゴッホが没して120年目にあたります。
今回のゴッホ展では、オランダのファン・ゴッホ美術館とクレラー・ミュラー美術館という
2大美術館の全面協力のもと、約120点の作品によって
ファン・ゴッホ芸術誕生の謎に迫ります。


こうして私はゴッホになった

フィンセント・ファン・ゴッホ(1853-1890)の作品は、これまで、日本でも数多くの文献や展覧会を通じて、幾度となく紹介されてきました。画家の熱い思いを伝える激しい筆遣いと鮮やかな色彩による独特の絵画スタイルは、その劇的な生涯とともに、多くの日本人の心を捉えています。しかし、ゴッホがいかにしてそれを創り上げるに至ったかについては、これまで十分に紹介されてきたとはいえません。
27歳で画家になることを決意したゴッホは、同時代の画家たちやその作品から、さまざまなものを吸収し、自らの作品に反映させていきました。本展は、ゴッホの代表作に加え、ゴッホに影響を与えた画家たちの作品、ゴッホ自身が収集した浮世絵などを展示し、「ゴッホがいかにして『ゴッホ』になったか」を明らかにするものです。今回のゴッホ展では、ゴッホの世界的コレクションを有するオランダのファン・ゴッホ美術館とクレラー=ミュラー美術館の全面的協力のもと、日本初公開作品を含め、選び抜かれたゴッホの油彩35点、版画・素描約30点と、オランダ時代のゴッホに絵画表現技法の基礎を手ほどきしたハーグ派のモーヴや、芸術の都パリ時代に出会ったモネ、ロートレック、ゴーギャン、スーラなどの油彩画約30点、その他関連資料約20点を一堂に展示します。
また、ゴッホのアルル時代の寝室を会場内に再現し、出品作《アルルの寝室》と見比べながら、ゴッホが空間をどのように捉えて絵画で表現したかを探る画期的な試みや、科学的な視点によるゴッホの技法の分析の成果も交えて、多方面からゴッホ芸術の秘密に迫ります。


【基本情報】

イベント名:没後120年 ゴッホ展
開催期間:2010年10月1日(金)~12月20日(月)
     毎週火曜日休館
     ただし11月23日(火)は開館、24日(水)は休館
場所:国立新美術館 企画展示室1E
入場料:1,500円

【ショップへのリンク】
ゴッホの話も交えて黄色の色彩心理効果が書かれています。
マンガでわかる色のおもしろ心理学 青い車は事故が多い? 子供に見せるとよい色とは? (サイエンス・アイ新書)



【編集者からのコメント】
いかがでしたでしょうか。
私はゴッホと言えば黄色い「ひまわり」の絵が一番に思い出されるのですが、
彼が初期に描いていた絵画はさほど色彩は豊かではありませんでした。
ところが、色彩論を学びパリで多くの画家に出会い彼の技法や色使いが変わっていったといわれています。
今回のゴッホ展ではその変化を時代を追って観ていけるよう展示がされているようです。
ゴッホが住んでいた黄色い家「アルルの寝室」を再現された空間からもよりゴッホを知ることができそうですね。




主催者のURL国立新美術館
イベントURL ゴッホ展




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