紫・パープルのイメージと使い方 | 四季彩

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紫・パープルのイメージと使い方です。




ヨーロッパでも日本でも紫の染料は貴重だったため、
高い身分の者に愛される高貴な色であった。

■紫の一般的なイメージ

高貴な、高級な、神秘的、正式な、不思議、やさしさ、女性的

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■不吉であり神秘的なイメージの理由

高貴、高級感、古典的というイメージや、怪しい、病気、狂気といったイメージまである紫。
打ち身や死体に現れる死斑など、肉体に現れる色の影響により
不吉であったり、不安ながらも希望が持てたりと、あいまいでいて両義的な感覚がある。
紫の赤ともなりえる色のあいまいさがプラスされ、
不思議で得たいの知れない、また神秘的と感じるのであろう。


■古代から高貴な色

紫の染料の紫草の育成は難しく、また染色にも手間がかかるなどの貴重性から、日本でも貴重とされる。
飛鳥時代の推古天皇のときから「位階色」という階級で着用できる色の順位があり、
中国・隋を見習って紫が最高位とされ、平成時代中期ごろまで継承された。


■日常生活での紫の使い方

■紫の花を飾って眺める
もし紫に惹かれる気持ちがあるようなら、
疲れや不調の可能性、あるいはとてもデリケートな気持ちのときかもしれない。
そんな時は紫の花を飾り、眺めるだけでも癒されるだろう。
紫の色をした花は多く、やさしい香りと小さな生命の美しさが、
紫の色と相まって、静かな安らぎを与えてくれるだろう。





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