インタビュー: colore luce*コローレ・ルーチェ代表 阪口由貴実さん | 四季彩

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今回のインタビューは、colore luce*コローレ・ルーチェ阪口由貴実さんにお話を伺いました。




阪口由貴実さんのお仕事:
カラーセラピスト・カラーコミュニケートデザイナー


阪口由貴実さんのご経歴:
2000年 自身の体験から色の不思議に魅せられ、色彩の理論を学び始める。
2005年- 色彩心理を学んだ仲間と共にカラーイベントを企画。カラーセラピーやパーソナルカラーのセッションを始める。
2006年12月 ホノルルマラソン完走
2007年 仲間より独立してコローレ・ルーチェを立ち上げ、定期的にセンセーションカラーセラピーの個人セッションを開始。また癒しのイベント出展や、カフェでのカラーセラピーセッションやイベントを行う。
2009年8月20日 大阪市西区南堀江にプライベートカラーセラピーサロンをオープン。





colore luceカラーニュース世良:本日はお忙しい中お時間をいただきありがとうございます。よろしくお願いします。

コローレ・ルーチェ阪口さん(以下敬称略):こちらこそよろしくお願いします。

世良:では、まず現在の仕事内容について教えていただけますか?

阪口:はい。センセーションカラーセラピーのセッションやセンセーショントリコロールセッション、スピリチュアルカラーコンサルティングというパーソナルカラー診断とカラーセラピーを組み合わせたセッションを中心にしています。
また、カフェなどでワークショップを開いたり、センセーションカラーセラピストの養成講座を開いたりしています。

colore luce世良:具体的に阪口さんが行うセッションとはどのようなものですか?

阪口:セッションは一対一で向き合って行います。まずセンセーションカラーセラピーの場合は10色のカラーボトルの中から、トリコロールの場合は3層のレイヤードの12本のカラーボトルの中から、インスピレーションを感じたものを選んでいただきます。色に意味があるようにカラーボトル自身にも意味があり、選んだ順番や、トリコロールですとシートにボトルを置く配置によって、その人の考え方のパターンや行動のパターンを診断することができるんです。このような行動パターンをめぐっていくというのが分かれば、この先の自分を考えやすくなりますよね。

世良:色は自分自身を理解するツールにもなるんですね。奥深い。パーソナルカラー診断はどのように行うのですか?

colore luce阪口:私は、パーソナルカラーは心の状態によって変化すると考えています。例えばものを深く考えたい時は、パーソナルカラーもブルーがしっくりくる。なので、今のお客様の心の状態を聞きながら、それに寄り添う色を探しています。

世良:パーソナルカラーはもっと一方的に決められるものだと思っていました!

阪口:だから、こういう風にモチベーションをあげたいという要望があれば、それにあった色をアドバイスすることもできます。私は、色は無言のコミュニケーションだと思っています。例えば、黄色い色の服を着ていると、黙っていても人懐っこい印象を与えて、話しかけられやすくなります。だから色を効果的に使えるとお得ですよね。色は、自分がことばを発さなくても自分をわかってもらえる、便利なツールなんです。

世良:色によってなりたい自分に近づいたり演出したりすることができるんですね!色によって語らずとも自分を主張できる…確かにそうですね。

colore luce阪口:人ともコミュニケーションがとれますし、自分の心の中ともコミュニケーションがとれますよね。それこそカラーセラピーは、自分の心との対話ですから。

世良:なるほど。それでは、今のお仕事で苦労されたことをお聞きしてもいいですか?

阪口:まず、カラーセラピーっていうと、カウンセリングの印象があって、悩みがなければしたらいけないのかと思われてしまうんです。そうではないんだと伝えることが難しい。本当はカフェでお話しするような気軽なもので、悩みがなくても、自分のモチベーションをあげたり考えや行動にポジティブな癖をつけたりする手段がカラーセラピーなんです。先日友人に言われたのが、カラーセラピーは「癒し」ではなく「満たし」だということ。カラーセラピーによって、自分の心を満たして次に進むことができるという意味でぴったりの言葉ですね。

colore luce世良:確かにカラーセラピーっていうと、私でも行っていいのと思ってしまいがちですね。カラーセラピーがもっと身近なものになればいいですよね…。

阪口:カラーは生活にすごく密接しているものなんです。食べ物、着るもの、見るもの、ものには全て色がついているんですから。一歩踏み込んで「どうしてこの色を選ぶんだろう」「この色はどんな影響を与えるんだろう」と考えるだけで、世界の見え方は広がっていきます。色を考えるといっても何も身構えることはないんです。固定観念でなく自分なりの解釈でもいい。何か買うとか特別なことをする必要もない、色は気づけばそこにあるものですから。

世良:それでは、お仕事をしているときに心がけていることはなんですか?

阪口:楽しいと思っていただけるセッションを心がけています。終わった後に「カラーセラピーって面白いですね!」といわれるのが一番うれしいです。その言葉が聞けなければちょっと凹みますね。(笑)広く色の楽しさを伝えることが今の目標でもあります。色の楽しさを伝えるため、今年はワークショップをたくさん開くことや、カラーセラピストの養成講座に力を入れたいですね。

colore luce世良:それでは最後に読者の方にメッセージをお願いします。

阪口:カラーセラピーは自分が前向きになり、ネガティブな癖を手放すことができるツールです。カラーセラピーをすると、自分の考え方のパターンがわかり、問題を自分で解決する力も出てきますからね。そして何より、色は楽しいものですから、色によって心と身体を解きほぐし、自分の生活が潤うように色を取り入れてもらいたいですね。

世良:本日は貴重なお話をありがとうございました。

阪口:こちらこそありがとうございました。

(取材日:2010.5.30 colore luce*コローレ・ルーチェにて)




【取材後記】



阪口さんは、カラーに対して熱い情熱をもっておられ、取材後の色彩談義にも花が咲きました。カラーの魅力について声を弾ませて語り、「カラーをもっと身近なものに」と夢を語る阪口さんは、同じ女性としてとても魅力的でした。今後のさらなる活躍を期待しています。




【会社情報】


colore luce*コローレ・ルーチェ


colore luce

コンセプト:
色で自分自身を知り、色で自己表現をする。カラーで心と身体のコミュニケーションをデザインします。


業務内容:
カラーセラピー個人セッションやカラーセラピストの養成、カフェイベント等でのカラーセラピーワークショップの開催


メニュー・サービス・商品:
センセーションカラーセラピーセッション
センセーショントリコロールセッション
スピリチュアルカラーコンサルティング(パーソナルカラー診断+カラーセラピー)
センセーションカラーセラピスト養成講座
カラーセラピーワークショップ(マンダラ塗り絵でカラーセラピー等)
出張カラーセラピーワークショップ


colore luce

所在地:〒550-0015 大阪市西区南堀江1丁目(オレンジストリートすぐ)
アクセス:地下鉄四つ橋線四ツ橋駅・なんば駅より徒歩5分もしくは地下鉄御堂筋線なんば駅・心斎橋駅から徒歩15分
営業時間:10:00-20:00
定休日:不定休
問合先:
  電話 06-6648-8242
  FAX 06-6648-8242
  メール colore-luce@y7.dion.ne.jp
Webサイト:colore luce*コローレ・ルーチェ
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