塗料なしで金属光沢に構造色を発色、産業技術総合研究所 | 四季彩

四季彩

更新停止中。過去の記事を公開しています。

今日の色彩情報は、
構造色をかんたんに作れる技術
のご紹介です。



参照元のウェブサイト
AIST: 産業技術総合研究所


参照元のページ
マグネシウム合金に多様な色彩を与える表面処理技術を開発





宝石赤構造色とは?

それ自体に色がついていないのに、色が付いているように見る発色現象です。
たとえば、コンパクトディスクの裏面や、モルフォチョウなどが有名ですね。


宝石赤今回の発見は?

構造色を、今までよりもかんたんなプロセスで作れるプロセスを開発したそうです。

産業技術総合研究所によると、

1)薬品等を一切使用しないため廃液がでない
2)反応の再現性がよい
3)金属光沢感を維持したまま色彩を付与できる
4) 大面積の処理が容易である

という点で従来の技術よりも有利だとか。

マグネシウム合金に多様な色彩を与える表面処理技術




塗料を使わずに、こんな金属光沢の質感が出せるなんてすごいですね!
環境にも優しい方法なので、実用化される日を待ちたいです。

(とこ)




宝石赤色彩ニュースは相互リンクを募集しています
色彩ニュース相互リンクお申込のページ

【9月、10月のイベント】
宝石赤10月12日(月・祝)「カラーde起業!色彩ビジネスの始め方」@吉祥寺