主に都内を拠点に活動しているパーソナルトレーナーの「TYMS」です。

ブログお読み頂きありがとうございます。

 

 

 

 

私のトレーナーとしての想いやフィットネスに対する想い、お客様への想いは第1回のブログに記載させて頂きましたので、是非そちらをご覧頂けますと幸いです。

 

 

私のトレーナーとしての想いと願い

http://ameblo.jp/personal-trainer-sk/entry-12253902072.html

 

 

 

では本日もよろしくお願い致します。





前回は低糖質ダイエットのメカニズムをお伝えさせて頂き、

今回は低糖質ダイエットの落とし穴についてということでお話しておりました!







まずはお客様が不安に感じられる


「脳は糖質しか使えないて聞いたけど…」



に関しまして。






ここに関しては大きく2つポイントがあります。

○脳は糖質以外も使える
○ヒトの体は糖質を作れる




1つ目に関しましては、
糖質をお休みすると体脂肪が燃えるのは前回でお話させて頂きました。



実は体脂肪が燃える過程で体の中にはケトン体という物質が生成されます。
実はこのケトン体が脳のエネルギーになることが分かっていますので、安心して頂いて大丈夫です!


(トレーナーの皆様専用:ここでの生成経路ですが、体脂肪は酸化機構にてβ酸化されたあとにアセチルCoAになります!
アセチルCoAはエネルギーを作るためにTCAサイクルを回ります。
ここではまずオキサロ酢酸が必要になる訳ですが、
オキサロ酢酸は体内の糖質が少ないと糖新生に使われます。
つまりTCAサイクルが回りません。
そうなるとこのエネルギー物質アセチルCoAは肝臓に運ばれ、ケトン体が生成されます。
そしてこのケトン体が…という流れとなります。
またケトン体は筋肉内ある酵素によってエネルギーに変わりやすくなりますので、筋肉があることは特に低糖質ダイエット中は効果的になりますね!
※専門学生の皆様はこのTCAサイクル、別名クレブス回路、クエン酸回路、クエン酸サイクル。いっぱいありますね。笑
を覚えるのが大変ですよね。
お客様に伝えることはほぼないですが、正確にかつ、効率的にボディメイクを、またはアスリートのエネルギー代謝を考えるのであれば覚えておきたいところですね。



長くなりました…笑




そして2つ目は
先ほどトレーナーの皆様向け文章で出てきましたが
糖新生という機能です。

これは脂肪やタンパク質から糖質を作り出せる機能です。




つまりこの2つの機能があることによって、
糖質をお休みしても安全に実施できると言うことですね。









低糖質ダイエットは生活習慣病を好転させたりという実績やガン患者の皆様にも効果的なのではないかと様々なデータが出て来ておりますね。



しかしながら食物自給率が低い、
そして年々下がっている日本に置いて、戦前より我々のエネルギーの源であり、
かつ自給できる非常に貴重な作物でもあるため、



国の施策としても低糖質ダイエットはブームにはなると思いますが、
常識にはなり辛いのではないかなというのが私の個人的な想いです。




ただ一方で糖質がない食生活は、
少し淋しい気もしますよね…笑






私もパスタと白米が大好きなため、
糖質が日本からなくなるとなれば高糖質のメリットを叫んでしまうかもしれません。笑









私は低糖質ダイエットを肯定も否定もしません。







何度もお伝えしておりますが、
お客様やその方の目的に添えば、それは正解。
添えなかったり、健康を害すれば不正解。



ただこれだけです。









今回は思ったより、長くなってしまいましたので低糖質ダイエットの落とし穴に関してはまた次回書かせて頂きます。








いつもブログをお読み頂きありがとうございます。
引き続きよろしくお願い致します。









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