涼しい季節に・・
いや、寒い季節がやってまいりました。

周りでは「もうストーブつけてる??」
という質問が飛び交っています。

ホント、朝が寒いですよね。

それで身体を温めよう♪といって

朝からランニングをするものの、
身体の痛みで継続が困難に・・・
なんてことありませんか?


本日から
【ランニングによる故障と改善法】
というシリーズでブログ発信を
していきます。

Visionはランナーを応援します!!


   


















はい、ここから本題です。

今回は着地した時膝の外側の痛み
についてお話します。

もちろんながら、
全ての原因がコレとは限りません。

まず膝の外側には、
腸脛靭帯という長い靭帯があります。

フォームローラーで太ももの外側をやって
結構痛いところですね。

この腸脛靭帯は大腿筋膜張筋という
骨盤前面に付着して
股関節周囲の筋肉に繋がっています。

そして腸脛靭帯の下部は
膝のが外側を通り、
脛骨(下腿外側の骨)に付着しています。


この腸脛靭帯が炎症を起こして痛むのが
「腸脛靭帯炎」です。

痛み方には2つのタイプがあります。

テンション型摩擦型です。

テンション型の腸脛靭帯炎は、
着地するときに膝が伸びすぎていることが
原因となります。

足が棒のように伸びたまま着地すると
腸脛靭帯が引っ張られて
大腿筋膜張筋が硬くなってしまいます。

こうして大腿筋膜張筋の緊張が
高まってしまうと、
腸脛靭帯が前側にスライドして
そこに牽引ストレスが加わって
それが痛みとなるのです。


ではどのように走れば
この痛みは改善するのでしょうか?

これは「少し上を向いて走る」ことで
改善されます。

上を向くと背中側の筋肉に力が
入りやすくなるので、
僧帽筋(首から肩の筋肉)、
脊柱起立筋(腰~背中)の筋肉はもちろん
大殿筋(お尻)の筋肉にも力が入ります。

大殿筋と大腿筋膜張筋は
拮抗する関係
なので、
大殿筋に力が入ると大腿筋膜張筋の力が
少し緩むことになります。

ミニバンドを使ってお尻の筋肉を
鍛えるのも実はコレを狙ってもいます。


このようにして上を向くことで
先ほど前にスライドしていた腸脛靭帯は
後方へ少し戻ることになりますので
筋肉のテンションが下がり
膝の外側の痛みが軽減するのです。


着地するときに膝の外側が痛む場合は
・少し上を向いて走る
・腸脛靭帯をフォームローラーでケアする
・大殿筋を意識して走る(or鍛える)

これらをやってみてください。


それでも改善しない場合は
Visionのトレーナー福島にご相談ください。

あなたにあった施術と運動指導・ランニング指導で
気持ちよく走れる身体へ導きます。


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