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01Jun
- フィンランド旅日記2024 はじまり
  2024/5/17〜22まで4年ぶり11回目のフィンランド旅でした。深夜便だったので実質3泊4日の超弾丸！一時期ゼロになってしまったフィンランド貯金、こつこつ貯めてやっと1回分になったのです。（いろいろ値上げしたので今までの2倍近く…）毎年5月にヘルシンキのエスプラナーディ公園で開催されているマリメッコのファッションショー。どうしても現地で見てみたくて、昨年の11月にフィンランド旅を決めました。と言っても、ファッションショーの日程は直前まで発表されないので、過去の日程から予想して、旅費が値上げする前に航空券とホテルを予約しました。予想は5/17金曜日。それなのに、何を勘違いしたのか5/17の深夜便を予約してしまったので到着は5/18の早朝。予想が当たってもショーが見られない！どうか予想が外れますように！というわたしの願いも虚しく、予想的中でショーは5/17開催決定。航空券を変更するには手数料がめっちゃかかるのでショーは諦めました。（写真は公園に残っていたファッションショーの告知ポスター）円安でユーロが170円！なにも買えないのでは？と不安。それでも久しぶりのフィンランド旅、なにしようかな？どこに行こうかな？今まで以上に短いけれど、やりたいことや行きたい場所、会いたい人もたくさんでわくわく。残業続きの日々の中、ちょっとずつ準備を進めて旅の当日。午前中は仕事をして、夜に関空からヘルシンキへ向けて出発です✈️🇫🇮
- フィンランド旅日記2024 その1「2024/5/18①」
  5/17金曜の深夜便でヘルシンキへ。予定より1時間近く早く5/18早朝4時半ごろにヘルシンキ空港に到着。ただいま！久しぶり！空港からは電車でヘルシンキ中央駅へ。この時点でまだ朝6時半。15時のチェックインまでまだまだ時間があったので、先に荷物を預けて（←これが後に大変なことに！）、再び駅に戻って電車でJärvenpää（ヤルヴェンパー）という街へ。世界一の食料品店に選ばれたスーパー「K-Citymarket Järvenpää」に行ってみたかったのです。日本の食品や無印良品の商品もあったり、イッタラやアラビアの食器はもちろん、Kスーパー限定のマリメッコもずらり。でもわたしが探していた”Pirkka”（Kスーパーのプライベートブランド）のスニーカーがなくてしょんぼり。ぐるぐる探してもなくて、店員さんに聞いたらK-supermarketの商品らしく「うちはCitymarketなのでないわ」って言われて、K系列には「K-supermarket」「K-Citimarket」「K-market」の3形態があることを初めて知ったのでした。
- フィンランド旅日記2024 その2「2024/5/18②」
  少し買い物をしたあと中央駅に戻って、バスで30分ほどのTammisto（タンミスト）のマリメッコアウトレットへ。（中央駅まで戻らなくても途中でバスに乗れば良いけど、知らない街でバス乗り換えは難しい！）本社のあるヘルットニエミのお店は毎回行っているけど、こちらは初めて。バス乗り継いだりして行きにくいイメージがあったけどバス1本で行けました。可愛いお店！100ユーロ以上で25％OFFセール中去年ずっと欲しくて、日本未入荷だった黄色ウニッコワンピ💛めっちゃ迷ったけど着る機会がなさそうなので買わず。やっぱり買えばよかったかなぁとモヤモヤしてるけど、きっともうないよねぇ。別のお目当てのものを購入して満足！ホテルに戻って、それでもまだ13時。チェックイン時間は15時なのでスーツケース入れてるロッカーに荷物入れようとしたら、ロッカーが開かない！こういうロッカーで、ダイヤルで4桁の番号を入れて閉めるタイプ。設定した番号に回しても開かず、受付の女の子を呼んでわちゃわちゃしてたらフィン妻が登場〜。結局マスターキーで開いたけど、閉めたらまた開かなくなったので、チェックインのときもマスターキーを貸してくれることになりました。暑かったのでフィン妻とアイス食べたり散歩したり。パトロールしたり散歩していたらやっとチェックイン時間になったのでフィン妻と別れてホテルに戻りました。無事に荷物も取り出せて、チェックイン！
- フィンランド旅日記2024 その3「2024/5/19①」
  朝から赤いバスに乗ってヘルシンキから1時間半くらいのKarkkila（カルッキラ）という街へ。目的はアキ・カウリスマキ監督と作家ミカ・ラッティが経営する映画館「Kino Laika（キノ・ライカ）」！時間が合えば映画も見たいなぁと思いつつ、カルッキラ滞在時間は2時間というハードスケジュール。バスの到着が予定より少し遅れたけど、映画の開始前に着いたので映画を見ることにしました。「Bamse ja maailman pienin seikkailu（バムセと世界最小の冒険）」というこども向けの1時間ほどのアニメ。客席には小さい男の子とお父さん、小さい女の子とお母さん、そして変な日本人のわたし😂フィン語もなんとなく分かったし、小さいこどもたちと一緒にドキドキわくわく。とっても楽しかった。上映前の映像にもドキドキ。ふかふかの椅子に座ってスクリーンを見ていたら「わたし、本当にこの映画館にいるんだ！」って感動✨監督に会えるかなぁ？とちょっと期待したけど会えるわけもなく💦外に出たらとても暑くて、公園でアイスを買って食べながらバス停に向かいました。こんなに暑いフィンランド初めて！ってくらい暑かったのでバス停でJAFFA（ヤッファ）を買ってベンチに座ってゴクゴク飲みました。JAFFAは炭酸ジュース。普段わたしは炭酸飲めないけど、これなら飲める不思議。うわさの外れないキャップ。キャップが鼻に当たって飲みにくい。笑
- フィンランド旅日記2024 その4「2024/5/19②」
  ヘルシンキに戻ってきて、そのままメトロでHerttoniemiのマリメッコアウトレット。本当は明日行く予定にしていたけど、25％OFFセールが今日までだと知って予定変更！日曜日は閉店時間が早いので急いで移動〜！（急いでいるときに限って反対方向の電車に乗ったのは内緒）おつかいの洋服を代わりに試着してサイズ感を確かめたり笑初めてのインスタライブしたり、おつかいしたり、閉店まで店内うろうろしてお買い物。レジのカウンターにマリアンネが置いてあって「キャンディーどうぞ」って言われたのでバッグに付けたブローチ見せて「マリアンネ！大好きです！」って言ったら、買い物袋にいっぱい入れてくれました。袋ぱんぱん、たくさん買い物をしました。ほぼ、おつかいの品。本当は行きたい展示があって、見るチャンスは今日しかなかったけれどお買い物で満足したので大丈夫です。
- フィンランド旅日記2024 その5「2024/5/20①」
  旅の3日目。1日じゅうヘルシンキにいられるのは今日が最後。（早すぎる！）毎日ヘルシンキは晴天で25度くらいの暑さで、その中を移動しまくっていたので実は初日から熱中症ぽい感じで食欲がなく、ほぼアイスしか食べてないです。あれもこれも食べたいのに食べられないという悔しい日々。でも3日目にしてやっと食欲が出てきました。今日は少し曇っていて涼しかったので、朝から散歩。改装されてきれいになったマーケットホールが見たくて、ハカニエミへ。美味しそうなものいっぱい並んでいてわくわく。お目当てのスープ屋さんまだ開いてなかったので、オールドマーケットホールに戻ってSTORYのサーモンスープ。あぁ美味しい〜。ごはんが食べられるって幸せ〜。身も心も満たされたあと、マッティ・ピックヤムサ（Matti Pikkujämsä）のアトリエへ。毎回マッティと入れ違いで会えないのだけど、今回も例に漏れず。笑大阪で開催される北欧フェアに向けてきのう日本に飛び立ったマッティ。でも妹カイサさんと久しぶりに会えて、いろいろ話をして嬉しかったのです。棚の隅っこにあった出来立ての小さな作品を購入。めっちゃ可愛い！ほかにも製作途中のものがたくさんあったので、完成が楽しみ。ちなみに帰国した日に北欧フェアでマッティに会ってサインしてもらいました。kiitos!
- フィンランド旅日記2024 その6「2024/5/20②」
  フィンランド人のTeloさんと日本人のMasakoさんご夫妻が経営するお土産屋さん。いつもオンラインで買い物をしていたけれど、やっと実店舗に行けました。とても広い店内に素敵なものがいっぱい。Taloさんはきのうのわたしのインスタライブを見てくださっていたらしい。お恥ずかしい〜。日本からの団体さんがやって来たり、アメリカ人の女の子たちがやって来たり、お店は常にお客さんでいっぱい。お客さんが引いたあとコーヒーを淹れてくださって、フィンランド在住のみさこさん手作りのシナモンロールもいただいてしまった！美味しかった！いろんなミラクルな出会いもあって、すごく不思議で幸せな時間でした。そして、お店に来ていたアメリカ人の女の子たちがコーラスをやっていて今日の夜に近くのテンペリアウキオ教会（岩の教会）でコンサートをするらしい。通常は教会に入るには入場料がかかるけれど、こういうイベント時は無料とのこと。教会には初めてフィンランドに来たときに行ったきりだしコーラスも聞いてみたいので、一度ホテルに戻ってから教会まで行ってみました。19時でこの明るさ！1時間ほどのコンサート。岩なので音がとても響くし、彼女たちの歌声も本当に素敵で良い時間を過ごせました。
- フィンランド旅日記2024 その7「2024/5/21」
  あっという間のフィンランド旅も最終日。追加で買い物をしたり荷物をまとめたあと、早めにホテルをチェックアウト。荷物は例のロッカーに預けました。（急いでるときに開かないと困るので何度も開くか確認しました！）ホテルを出て「OWAN」さんへ。ここは昨年オープンしたばかりの日本食のお店。たった4日の旅行なのに日本食？って感じだけど、もちろんお米が恋しいわけではなくて。フィンランドのテキスタイルブランド「カウニステ」の創業者のヒロさんが始めたお店。以前北欧フェアでお手伝いしたときにお世話になって、今回の旅で訪れたかった場所。あぶりサーモン丼を注文。サーモンふわっとろでとても美味しかったし副菜も美味しかったです。デザートも食べたかったけどおなかいっぱいになってしまったので次回に。カウンター席のみの小さなお店だけど、どんどんお客さんがやってきました。フィンランド人もお箸を使えててすごい。わたしはスプーンで食べました。笑久しぶりにお会いできて嬉しかったなぁ。散歩したりノルディスさんにご挨拶に行ったりしたあとこの旅最後のアイスを食べて早めに空港に向かいました。wanhan ajan vanilla ja lakka（バニラとクラウドベリー）爽やかで美味しかった〜。空港について免税手続きや出国手続きを済ませてベンチでのんびり。帰りの飛行機はなんと、ムーミン！一番後ろの席を予約したのだけど、わたしの列から前3列は空席。行きも帰りも、3列シートはわたしだけだったので横になって眠れて快適でした。さよならヘルシンキ。またいつか。
19Mar
- フィンランド旅日記2020 はじめに
  2020年3月11日〜15日まで、3泊5日の弾丸で10回目のフィンランド一人旅でした。世間は新型コロナウィルスなど、いろいろあり、こんな時期に行くの？延期すれば？と反対されたり、厳しい言葉を頂いたりしました。まわりにも、旅行を諦めてキャンセルする人がたくさんいたし、もちろん海外に行っている場合ではないことは分かっていたけれど、どうしても延期はできず、今でなければいけない理由があったのでした。実は、3月15日の朝に帰国した直後に職場から「2週間の自宅待機」と言われ、仕事には行かず、どこにも行けない日々を過ごしています。行く予定だったイベントなども「海外渡航2週間以内の方はご遠慮ください」とのことで、とても悲しいですが、万が一のことを考えるとわたしも無理に行く気にもなれず、予定は全てキャンセルしました。自業自得、と言われればそうかもしれませんが、それでも今回の旅は、本当に行って良かったです。夢が叶って、とても幸せな旅でした。「会いたい人に会う旅」でした。この旅日記は自分のための記録として書いています。
- フィンランド旅日記2020その1「2020/3/11（1）旅のはじまり」
  出発の数日前から、関空とフィンエアのサイトをチェックして、当日も予定通りフライトがあることを確認。荷造りをして、電車に乗って関空に向かいました。休校や時差出勤などの影響で、いつもは混み合っている電車も空いていました。空港も人が少なく、いろいろな手続きが行列もなくスムーズに進み、1時間ほど前に搭乗口の待合に行きました。期待していた飛行機はマリメッ機ではなく、がっかり。世間は自粛ムードだし、今回はいつもと違う旅になるので不安な気持ちもありました。そして搭乗の順番が来て、立ち上がったとき、近くにいた女性に声をかけられました。最初はマスクをしていてわからなかったけれど、見たら、某北欧ネットショップのTさんでした。こんな時期に、同じ日にフィンランドに行く知り合いがいるなんて！とても嬉しくなりました。ここ最近ずっと満席だった機内も、さすがに空いていて、3列シートはわたしだけ。いつもなら全ての座席のシートポケットにお水のペットボトルが置いてあるのだけど、乗客が少ないせいか、お水は入り口で配られました。機内では相変わらず、ブルーベリージュースしか飲みません。今度こそ、どこのメーカーか確認しようと思ったらオリジナルになっていました。（写真左）映画を見たり（かもめ食堂の説明文が・・・笑）、2席使ってゆったり眠ったり、快適に過ごせて、予定よりも早く、9時間45分でヘルシンキに着きました。ヘルシンキ空港に、乗りたかったマリメッ機がいました。いつもなら一人で出口へ向かうのですが、今回はTさんと楽しくお喋りしながら空港内を歩いていきました。話に夢中で道を間違えたり・・・（2人とも初めてじゃないのに）荷物を受け取ったあとは、Tさんと別れてわたしは電車へ。駅までの長いエスカレーターに乗ると、「帰ってきたなぁ」と思います。
- フィンランド旅日記2020その2「2020/3/11（2）雨のヘルシンキ」
  ヘルシンキは雨が降っていたけれど、空港から電車に乗って、途中下車。駅から少し歩いたところにあるセカンドハンドのお店「muija（ムイア）」さんへ。おやつ好きなmuijaさんにおみやげを渡したあと、荷物を預かってもらって、お店をぐるぐる。ここには石本藤雄さんのファブリックがたくさんあって、テンション上がる〜。石本さんはマリメッコやアラビア社などで活躍されていて、いろいろな賞も受賞されているすごい方。このラックは全部、石本さん！お店の人が、こっちがマイヤ・イソラ（マリメッコのウニッコなどでおなじみ）、あっちがそれ以外のマリメッコ、そこがフィンレイソンなどのマリメッコ以外のブランド、と説明してくれて。そんな分け方ある？？とびっくり。ネットで見ていた布の実物を見ると、やっぱり可愛い！でもお値段が可愛くなかったので笑、、見るだけ。裏からも石本さんの布をたくさん出してきてくれて、見せてくれました。たくさんありすぎて迷ってしまって、、結局買う予定になかったARABIAのAvecのお皿を2枚買いました。（かもめ食堂を見た影響？）ブルーやパープルが有名だけど、このグリーンとイエローも可愛い。そして安かった！手持ちのコインが少なかったからお札で払おうとしたら、「これでいいよ」と安くしてくれて、さらに、おみやげまでくれました。muijaさんを出たあと電車でヘルシンキまで行って、ホテルにチェックインしました。結構雨が降っていたので傘をさして、片手でスーツケースを引っ張っていたので、右腕が筋肉痛になりました💦少し休んで、恒例のマリメッコ全店パトロール。本店に行くと、本の出版記念？のイベントをやっていて、入れないのかな？と思ったけど、「オープンにしているので大丈夫よ」と言われ、店内へ。中ではお菓子や飲み物が配られて、トークショーも開催されていました。以前、イベントしてるから、と入店できないことがあったので、嬉しかったです。街をうろうろしたあと、お天気も悪くて、疲れたので早めにホテルに戻って休みました。ちなみにヘルシンキでは、日本人だから、とかアジア人だからということで差別的なことは全くなく、どこでもフレンドリーに接してくれました。
- フィンランド旅日記2020その3「2020/3/12（1）午後」
  今回の旅は弾丸なので、丸1日ヘルシンキにいられるのは2日間しかありません。予定はぎゅっと詰め込んでいます。日本でも人気のイラストレーター、マッティ・ピックヤムサ（Matti Pikkujämsä）のアトリエに行ってみました。いつもわたしがヘルシンキに来るとき、マッティは日本にいて入れ違い。日本では何度も会っているけれど、ヘルシンキで会ったことがありません。今度こそ！という思いで、扉を開けたら、妹のkaisaさんがいました。以前もマッティ不在のときにkaisaさんとお話をしていたのですが、わたしのことを覚えていてくれました。そして今マッティはヘルシンキにいて、来月から日本で展示があるのでその制作のためにアトリエには毎日来ているとのことでした。でも2時間後くらいに来るとのことだったので、残念ながら会えず、、アトリエには制作途中の作品や原画もいっぱい。この絵、見たことある！と思ったら、TVセット（カップとプレートのセット）の原画でした。kaisaさんと少しお話をして、「Nähdään! （またね）」と言って別れました。そのあと、どのガイドブックにも載っていていつも混み合っているお店へ。フィンランド語の先生もよく行くと言っていたので、行ってみました。ランチタイムだけど、観光客がいなくてお客さんは地元の人くらいでした。サーモンスープ、とても美味しかった！おっきなお皿にたっぷり。おなかがいっぱいになったあとは、トラムに乗って、いよいよこの旅の一番の目的地へ向かいました。
- フィンランド旅日記2020その4「2020/3/12（2）夢の時間」
  実は、どうしても叶えたい夢があり、昨年の11月にこの旅を決めました。その夢は「フィンランドのARABIAで石本藤雄さんに会いたい」という事でした。石本さんは今はイッタラ＆アラビアデザインセンターの8階にあるArabia art departmentのアトリエで制作をされています。そして、今年の夏ごろに50年に渡るフィンランドでの生活を終えて、日本に帰国されます。（正式に発表はされていませんが、こちらに書くことは了承を得ました）日本では何度かお会いしたことがあるのですが、どうしてもフィンランドで会いたくて、これが最後のチャンスなので、どうしても行きたいと思っていました。でも、どうやって会うの？いきなり訪ねていくの？？など、困っていたけれど、いろいろなつながりで、石本さんにアポを取っていただき、会えることになったのです。デザイナーでもアーティストでもない、ただのファンのわたしのために、時間をとっていただける、ということで、嬉しさより緊張や不安な気持ちでいっぱいでした。早めにアラビアに着いたので、ショップを覗いたり、8階のギャラリーを見たり、そわそわ。石本さんデザインの洋服は半袖と8分袖しか持っていないので、重ね着をして半袖で乗り切りました。約束の時間になり、石本さんが出てこられて、アトリエにお邪魔しました。（中の写真はありません）シナモンロールを用意してくださっていて、さらに「お茶を入れますので、座っていてください」とお茶まで入れていただきました！こんなにすごい方におもてなしされるなんて！！と感動の連続。シナモンロールをいただきながら、作品のことやご家族のことなど、いろいろなお話をたくさん聞かせていただいて、本当に楽しくて、あっという間に2時間近くたっていました。2日前の3/10は石本先生の79歳のお誕生日だったので、「おめでとう」も伝えられました。作品展の冊子と書籍の表紙（本は重いので、、）を持参して、図々しくもサインをいただきました。書籍の方には「"helsinlki"と書いておきましょう」と日付と名前も書いてくれました。本当に優しくて素敵な方で、ますます好きになりました。今後、日本でもお会いする機会はあると思うけれど、2人だけでこんなにお話することはもうないと思います。貴重な時間を本当にありがとうございました！一緒に写真撮ればよかったなぁと思ったけど、そんなこと考える余裕もなかったです。これは以前真似して撮ったもの笑　↓　
- フィンランド旅日記2020その5「2020/3/12（3）ファッツェル」
  石本さんとの夢のような時間を過ごしたあと、バスに乗ってファッツェルビジターセンターに行きました。Fazer（ファッツェル）はフィンランド大手の食品メーカーで、チョコとかパンとかいろいろ作っていて、スーパーのあちこちで見かけます。本当は買い物だけしようと思っていたのですが、せっかく行くなら、と1時間のガイドツアーを申し込みました。日によって英語のツアーもあるのですが、この日はフィンランド語のツアーしかなく、、参加者もフィンランド人のご婦人グループや親子など、10人ほどのツアーでした。英語で書いた説明文も渡されたのですが、スピードについていけず。でもあとでガイドさんがゆっくり説明してくれました。参加者の1人はアメリカ人女性で、結婚してフィンランドに住んでいるらしく、彼女も英語でいろいろ教えてくれました。工場見学ではなく、歴史の話や映像、これまでのパッケージが見られたり、最後にはチョコ食べ放題（持ち帰り禁止！）もありました。この柱には全て、チョコやキャンディが！ここのお菓子は食べ放題！参加者のみなさんのおすすめも食べてみました。食べたことがなかったものも試せて良かったです。お水も用意されていました。ムーミンもマリアンネ柄のスカーフ！ツアーが終わるとショップで買い物もできます。だいすきなマリアンネがたくさん！ほかにも、ここでしか買えないグッズがあったり、スーパーより安く買えるものもあったり、ついつい買いすぎてしまいました。可愛い箱は帰りの空港にしか売っていませんでした。本当はこれだけ買うつもりだったんだけどな。。マリアンネのリフレクターです。可愛くて早速リュックにつけました。そして帰り際におみやげもいただけて、楽しい美味しいツアーでした。ちなみに参加費は15ユーロ（1900円くらい？）でそんな安くないんだけど。17時からのツアーだったので、終わると外は真っ暗。バス停まで10分くらい歩いていたら、目の前で乗りたいバスが行ってしまいました。20分くらい待って、次のバスが見えたので、置いて行かないで〜と必死で手を振りまくって、（いろんなバスが来るので手を振らないと停まってくれない）無事に乗れて30分くらいでヘルシンキに帰りました。ヘルシンキに着いたころは雨が降っていました。この日は天気予報では雨だったけれど、石本さんに会っていたときはとても晴れていて暖かかったです。
- フィンランド旅日記2020その6「2020/3/13」
  フィンランド3日目は、ヘルシンキ在住の友人とランチでした。マリメッコ本社に行くと、早く着いてしまったのでまだ開いていなくて、、入り口に置いてあった本に石本さんを見つけてニヤニヤ。そしてランチの前にアウトレットでお買い物。といっても、今回の旅は買い物メインではなかったし、そんなに物欲がなかったので、買うと決めていた布とワンピース1枚のみ。欲しかったピンクのロゴバッグももらえました。ランチはマリメッコの社員食堂maritoriで。メインはビーフの、なんか。（忘れた）改装されてからランチするのは初めてだったけれど、美味しかった！デザートは、よくわからなかったです。ブラウニーと思ったら、中にナッツとかグミ？みたいなのが入っていて、歯にくっついて大変でした。笑街では日本人観光客を見かけなかったけれど、さすがにここにはたくさんいました。なんだか安心しました。友人と別れたあとは街に戻って、再びマッティのアトリエに行ってみました。看板は出ていなかったけれど、外からマッティが見えて、手を振ると中に入れてくれました。実は今回、同じ時期にフィンランドに来る友人がいて会うことになっていたのですが、コロナの影響でキャンセルになってしまいました。おつかいを頼まれていたのですが、どうせなら喜んでもらいたいなぁと思い、マッティに「友人がファンなんだけど、ポストカード買うのでサインしてほしい」と頼んだら、「カードはプレゼントするよ！」と作業している手を止めて、快くサインしてくれました。わたしが持っているのが、そのカードです。日本では何度も会っているけれど、やっとヘルシンキで会えて嬉しかったです。お天気も良かったので、おつかいしたり、街をぶらぶら。アカデミア書店にマリメッコのノートやファイルが売っていました。発売されたばかりのムーミンアイスを買いました。リトル・ミイみたい。中にもベリーが入っていて美味しかったです。
- フィンランド旅日記2020その7「2020/3/14」
  3泊5日の弾丸旅は、もう最終日。特にやり残したこともないので、朝食のあとはホテルでゆっくり。部屋を片付けたり荷物をまとめたり。ホテルをチェックアウトしたら、いつものようにスーツケースは駅のロッカーへ。（このあと事件があるのですが、それはのちほど）身軽になって、ずっと行けなかったヘルシンキ中央図書館”oodi”（上の写真の建物）へ。とてもおしゃれで、木のぬくもりがある図書館。地下のトイレに行ってびっくり。階段を降りたら入り口もなにもなく、なんと、男女共有になっていました。先日ここで人が刺される事件があったそうです。事件の詳細はこちらに。こわー。図書館をぐるっと見たあと、おなかが空いたので、この旅最後の食事。有名なところでミートボールを食べました。おっきくて、おなかいっぱいになりました。生のリンゴンベリーもたっぷり。美味しかった！ショッピングセンター"Forum（フォーラム）に行くとセールをしていました。前回気になっていたワンピースも、着ていたワンピースもセール。ほかにも、マリメッコメンバーは全品15％OFFでした。お友達に頼まれていたものも安く買えたので、満足してロッカーに戻りました。すると、ここで事件が！最終日でぼんやりしていたのか、ロッカーの鍵をコインの返却口に入れてしまいました。。鍵は下の矢印の部分です。あ！と気づいたときには遅くて、鍵は奥の方に。穴は狭いし取り出せないし、どーしよー？？ロッカー開かない！帰れないー！目の前が真っ白💦💦でもここにいても時間が過ぎていくだけだから、とりあえず誰かに言わなきゃ！と駅に行ったけれど、ヘルシンキの鉄道は改札がないから駅員さんいないし、まわりにスタッフらしき人は見当たらず。チケット窓口は混んでいてカウンターのおばちゃん忙しそうだし、インフォメーションは閉まっているし。あー、どーしよー？と思ったら、チケット売場から出ようとする人発見！急いで声をかけたら、「わたしじゃ分からないけど、ちょっと待って」とほかのおばちゃん呼んでくれて、そのおばちゃんが裏から魔法の鍵(全部のロッカーに対応)を持ってきてくれました。無事にロッカーも開いて、鍵も出てきて、ほっ。立ち去るおばちゃんにお礼を言ったら、歩きながら背中を向けたまま「thank you!」って言って片手を挙げて、そのまま去って行きました。その姿がとても格好良かった💕とか言っている場合ではなかったけれど。それにしても10回目にして、まさかのこんな失敗。いつも使ってるロッカーなのに、なんで確認しなかったんだろう？本当に謎だけど、焦りました。無事に荷物も取り出せて、電車に乗って空港に向かいました。いつもは人でごった返している空港も、人は少なめ。欠航になっているものも多かったようです。免税のセルフマシーンは前回の2台から3台に増えていたけれど、誰もいませんでした。そしてマシーンの日本語案内では「パスポートは写真の面を”上”に」と出ていたけれど、何度やっても読み込まず、あとでやってきた2人組の日本人の男の子も同じ。いろいろやってみて、案内と逆に「写真の面を”下”に」したら読み込めました。騙された〜！！とりあえず手続きができて一安心。セキュリティーチェックもスムーズに終わり、飛行機に乗ると座席に素敵なものが！事前に注文しておいた機内販売の品なんですけど。この写真を見て気づく人もいるかもしれませんが、帰りの飛行機では枕がありませんでした。。お水は行きと同じように搭乗のときに配られたので、枕もあとで配られるのかな？と思っていたけれど、そんな様子もなく。聞きにいくと「枕はない」とのことでした。とほ。（そんなことある？？）まぁ、でも帰りも空いていて、3列を一人で使えたので横になって眠れました。帰りは映画を見る間もなく、寝て起きたら着きました。わたしの経験上では最速の8時間40分でした。フィンランド、近いよ。次はいつになるか分からないけれど、きっとまた行こうと思います。今回はこんな状況の中、帰国後もいろいろ大変だけれど、行ったことは後悔していないし、本当に行って良かったと思える旅でした。
06Feb
- 見た映画の記録。2020年2月。
  2020/2/1（土）「ロマンスドール」＠ブルク7映画の日なので、朝から梅田へ。今まで高橋一生って苦手だったけど、凪ちゃんのときから大丈夫になった(遅っ)内容知らなくて見たけど、良かったー。タナダユキ監督が撮る蒼井優は、ほんと間違いない。そして瀧が出てて、しかも最後のあのシーンがリアルすぎて笑、でも戻ってきてくれて良かったなぁ。2020/2/1（土）「風の電話」＠なんばパークスシネマ梅田から難波に移動〜。子供のころに震災で家族を亡くした女の子の話。色んな人に出会って助けられて、「大丈夫」って言葉がとても響いた。このひと見たことあるーと思ってたら、エンドロールで判明。三宅唱監督やぁ。そして音楽良いなぁと思ったら、朝に見たロマンスドールと同じ世武裕子さんだった。主演のモトーラ世理奈ちゃんが良い感じ。2020/2/1（土）「his」＠シネリーブル梅田またもや梅田に戻って、3本目は「his」見ました。こないだドラマまとめて放送してたから録画したのに、結局まだ見てない、、映画の前に見たかったのに。氷魚くん人気なのか、お客さん多かった。ニットキャップかぶってたら、ほんまミヤさんやなぁ。でもミヤさんよりイケメンやなぁ。これはLGBTの話やけど、まだまだ偏見とかあるのかな。むー。鈴木慶一さん、最近よく見る。ラストレターもおじいちゃん。そしてこれも今泉監督なのか！音楽は渡邊くんで、とても良かった。2020/2/9（日）「静かな雨」＠シネマート心斎橋切なさとか優しさとか、いろんな感情。「きみに読む物語」を思い出した。とりあえず、太賀はすごい。きゅん。音楽が素晴らしいと思ったら、高木正勝。あぁ、たい焼き食べたい。2020/2/22（土）「ファンシー」＠テアトル梅田ちょうど見よと思ってたら、舞台挨拶あるって！映画は1800円では見ないと決めてるけど、舞台挨拶は別！朝の回には間に合うか微妙だったので、お昼の回。どんな内容かも、誰が出てるかも分からず(永瀬正敏が出てるのも知らなかった、主役なのに笑)タイトル「ファンシー」なのに、内容は全然ファンシーじゃなくて、でもひとつひとつの台詞が心に刺さった。そして窪田くんはペンギンだった🐧上映後は監督と永瀬正敏さまの舞台挨拶。いやはや、あんな近くで拝めて、きゅんきゅんした💕佇まいもそうだけど、声がね。やっぱりね。話す人がペンギン(窪田くん)を持つ、という謎のルールが面白かった。2020/2/22（土）「影裏えいり」＠ブルク7こういう役の綾野剛も好きやなー。私的にサービスショット多くてニヤニヤしちゃった。笑ますます松田龍平がじゅんやくんにしか見えなくなってきたり、中村倫也が美人すぎたり。内容は暗い感じだけど情報が多すぎて大変だった。
18Jan
- 見た映画の記録。2020年1月。
  12月は映画を見ていなくて、2020年に入ってからも全く映画を見ていなかった！2020/1/18（土）「ラストレター」＠MOVIX堺発売してすぐ買った原作、なかなか読めず、、直前にやっと原作読み終わって、そのままレイトショーで「ラストレター」見ました。一番最初のシーンですでにちょっと泣いて、後半は涙止まらなくてやばかった💦映画館を出てからもしばらく泣いた。余韻がすごい。岩井俊二監督やっぱりすごい。好き。です。SNSばかりのこの時代に、手紙。良いなぁ。2020/1/26（日）「mellow」＠シネリーブル神戸ずっと気になりつつ、見るタイミングなくしそうだったけど、久しぶりすぎるシネリーブル神戸で見ました。悪い人がだれもいなくて、なんか、ほわほわっと幸せな気持ちになる映画でした。あぁ、ラーメン食べたい。(まわりの人も言ってた)
03Nov
- 見た映画の記録。2019年11月。
  2019/11/2（土）「閉鎖病棟-それぞれの朝-」＠MOVIX堺何気に久しぶり映画。(いろいろ見逃してる)「閉鎖病棟」見ました。始まりが衝撃で、内容は結構重い感じだったけど、良かったー。ランバラルー！むらこちゃん(北村早樹子ちゃん)、ちょくちょく映画に出てたの見てたけど、今回こんな豪華な出演者の中！！綾野剛と共演とか、ほんますごいー。べアーズあたりで良く遊んでたのが遠い過去やなぁ。。2019/11/3（日）「ブルーアワーにぶっ飛ばす」＠テアトル梅田タイミング逃しまくりで諦めかけてたけど、朝からやっと「ブルーアワーにぶっ飛ばす」見ました。あー、面白かった！南果歩ほんますごい。わたしも、地元は何にもないし思い入れもないけど、いろんなこと思い出して懐かしくなった。そして音楽監修が正二くんで驚いた。みんながんばってるなぁ。そのまま続けて見たい映画あったけど、あずき色の電車に乗った。2019/11/16（土）「最初の晩餐」＠テアトル梅田家族ってなに？って言うセリフが、なんだか深く感じた。窪塚くんの格好良さはあれやけど、それよりあの目玉焼き食べたい。家に卵がひとつもない。困った。そういえば染谷くんと窪塚くんて、「パンドラの匣」で共演してたなぁ。懐かしい。あれ大好き。2019/11/22（金）「草間彌生∞INFINITY」＠MOVIX堺仕事帰り、駅前からバスに乗って映画。彌生ちゃんの映画見ました。ほんと素晴らしくて、最後のほう泣いた。もう、全員見るべき！と思った。公開初日なのに、客席はわたしと、あと親子3人。と思ったら、まさかの知ってる人でびっくりすぎた〜！しかも何年ぶりか分からないくらい久しぶりにお会いして、声かけられるまで気づかなくて、感動✨こんな辺鄙な場所で、こんなマイナーな映画を見る人は普通じゃない(褒め言葉)って思ってたから、知ってる人で納得💦2019/11/24（日）「わたしは光をにぎっている」＠シネリーブル梅田「わたしは光をにぎっている」見ました。湖の景色がフィンランドみたいだった。変わってゆく街とか、胸がきゅーってなったけど、最後のシーンで、わぁ✨✨✨ってなった。みんな優しい。松本穂香ちゃんの、朗読がとても良かった。そして、エンドロールでカミンちゃんの名前が出てきてびっくりした。2019/11/30（土）「生理ちゃん」＠MOVIXあまがさき初めての映画館で、「生理ちゃん」見ました。おもしろいだけじゃなくて、ちょっと感動した。ふみちゃん大人になったなぁ。大人になっても可愛さは相変わらず。あの娘の女の子、ここちゃんに似てた。あ、ここちゃんて、わたしの姪っこ。
12Oct
- 見た映画の記録。2019年10月。
  2019/10/5（土）「サウナのあるところ」＠シネリーブル梅田わたし何回もフィンランド行ってるしサウナの本も見てるけど、実はサウナに入ったことないし予定もない。水着も持ってないし裸なんて無理だし〜😔💦でもフィンランドの映画だし！とりあえず、おじいちゃんたちが可愛くてずっとニヤニヤしてた。クマのおじいちゃん最&高！🐻🌿👴フィンランド人とサウナの関係がとても伝わってくる映画でした。それでもやっぱりわたしはサウナには入らない。笑2019/10/13（日）「ある船頭の話」＠シネリーブル梅田いやはや、出演者の豪華さ！細野さん！オダギリジョーが監督っていうので楽しみにしてたけど、これは期待以上に素晴らしかったー。10月は、まさかの2本だけ！見たい映画は多いけど、なかなか映画館に行けないなぁ。

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