某掲示板で話題になったこれ。
身につまされる。
こちらに越してくる前まで、夫婦二人暮らしで互いに仕事が忙しくて、休日以外料理をすることは、あまりなかった。
夫婦一緒にいる時間が、平日 6時間の睡眠時間のみである。
こちらに越してきて、普段は、姑、旦那、私の三人暮らしである。
時々義妹が数日滞在する。
自営だから、毎日、朝昼晩の献立を考え作らねばならない。
時間も定時である。朝は、6:00、昼11:30、夕17:30である。
毎日の献立の組み立てについては、栄養のバランスを考えねばならい。
炭水化物、たんぱく質、野菜などのミネラルバランスと味と量である。
今はnetで検索すると色々な料理のレシピを集められるのだが、いかんせん材料に制限があるために、一番近いスーパは車で15-20分なので、車の運転に自信がないので月に1-2度いければいいレベルなので、雪の中に埋まってる野菜とか、乾物や秋に収穫した野菜と近所の店で手に入れられる材料で作ることになる。
はっきりいって、献立がワンパターン化する。
朝、メイン 焼き魚 or 目玉焼き+ハムorソーセージ or 納豆 + 味噌汁 + 煮しめ + 漬物(姑 手製)
昼 麺(そば、ラーメン、うどん、ひっつみ、スパゲティ類) or 前夜の残り or 天ぷら、肉系、魚系、豆腐系、卵系のおかず
夕 メイン 肉(焼く、あげる、蒸す、鍋) or 魚(焼く、煮る、生) or その他(カレーかシチューか寿司(巻き寿司、チラシ寿司、グラタン、煮しめ) or 副菜(煮物、サラダ他)
んで、手抜きしたり、味を失敗すると、旦那のねちねち攻撃が始まる。
これが長い大体、食後30分はいじられる。
その間、多少反論を試みると全て論破されるので、旦那はロジカルでかつ企業につとめているときPJリーダ研修やらそういった系の研修もみっちりつんでるし、中間管理職としてビジネスの現場にいたので容赦ない。
理詰めでくる。また、やる気のなさが原因なので追求されると逃げ道ないし。
うちの旦那は、まずいときは、まずいという人である。
手の込んだ料理を要求するわけでない、シンプルかつ美味いものを要求する。
同じ味系、料理が続くこともNGである。
カレーなど、夜、翌日の昼が同じなのはOKである。
うちの旦那様は、沸騰する料理が苦手である。
好き嫌いを考慮せねばならない。
姑がいるので、本当はちゃぶ台をひっくり返したいほど怒声をあげたいのもわかる。
美味しいものを食べたいのは、私も同じである。
でもね、毎日、毎食だとふっと、テンションが切れてしまう日がある。
集中力を欠くと味付けに失敗する。
しょっぱかったり、薄かったり、熱過ぎたり、焦げたり。
姑さんは我慢強いので、本音でどう思ってるかわからない。(怖い)
日本の家庭料理は、和洋中各種レパートリーを要求される。
魚さばいて、刺身、寿司、煮付け、揚げ、ホイル焼き、和え物、漬物。
肉は、鳥くらい絞めて、血抜いて、毛むしって、解体して、保存、調理だし、
野菜も、漬物、乾物などの加工技術を身につけないといけないし。
味噌も自前で作れないといけない。
菓子、および、お客を迎えるための御前および伝統料理も習得し、なおかつ栄養学にも精通していないといけない。
こちらに来て、家で仏事があったとき、皆様がお持ちになった料理には、感嘆しました。
煮物、和え物、漬物、菓子類、汁物etc。
何か親戚で祝い事、仏事があったら自慢の料理を持ってこないといけないらしいが、自分には売りとなる技術がないのでちょっとひいてしまった。
まあ、こういった風習も大分廃れているらしいが、最近では、料理講習を毎月開いてご年配のご婦人たちを中心に頑張っておられるかたがたばかりなので、ちょっとおひろめするのがこあい。
田舎育ちなのでこれくらいできて当たり前的なこともあるので、こういったことに対して気苦労に思うことはないです。
基本の味が、西の方なので、東の味にある意味戸惑いはあります。
煮しめにしても濃くて甘い、刺身のときは、刺身醤油を使い、うどんはさぬきみたいな、出しきいて薄口で、ラーメンはとんこつがいいな、天ぷらの衣に砂糖をいれたいと思うこともあります。、
まあ、でも最近は色々な味を地方問わずに、味わえるので、ここは九州味を武器に頑張っていこうかなと思います。
しかし、掲示板を見て料理がまずいって言わない旦那様が多いのは笑いました。
まずけりゃまずい、うまけりゃうまいって正直にいったほうが互いのためなのに。
まあ、うちもねちねち30分は長いと思いますが、ある意味コミュニケーションだし。
まあ、夫婦ともども、これくらい太い精神でないと結婚して15年以上は、連れ合わないのかもしれない。