
2018年9月23日。ベースボールガールズから始まり、これまで4年半活動してきたベボガ!のラストワンマンライブでした。
ここまで本当にたくさんの出来事がありました。
でも、どんな逆境でも、周りの人には恵まれていたと思っているし、自分たちを応援してくれるファンのみんながいたからこそ、この4年半走り続けてこられました。

ベボガは、メンバーそれぞれ個性や才能に溢れていて、全体のバランスも取れたグループだったと思います。
「頑張れば、武道館だって夢じゃない」
そう思ってました。
物事にはいつか終わりはきます。
だけど、心のどこかでは、6人でずっと ベボガを続けていけると思っていました。
それは、今までベボガを支えてくれたファンの方や、周りのスタッフの方々に対して私たちメンバーが恩返しできる唯一の方法は
"この6人で売れる"
ことだと思っていたから。
6人で武道館に立つことが夢でした。
あやぱむの脱退が決まっても、私はその夢を、ベボガを諦めたくありませんでした。
でも、現実は甘くありません。
ベボガとして夢を実現できなかったことは、とても悔しいです。

自分のホームでもあり、全力を出せるところ、それがベボガでした。
それくらいずっと大切にしてきた場所がなくなって、正直不安な気持ちの大きい中、ベボガの解散を発表してから、
「ぺろりんはアイドル続けるからいいよね」
みたいなことをたくさん言われて正直、それこそ泣いちゃうくらい悔しかった…
そんなことあるわけない
本当はみんなを心配させちゃうだけだから表に出してこなかっただけで、悲しいし、寂しいし、不安です。

2018年の9月23日のラストライブは、これまで応援してくれてきたすべての人たちにお礼が言えるようなライブにしたいと思って、周囲の方たちにたくさん相談してこの日にラストワンマンライブを開催することになりました。
ラストワンマンライブの前日、ベボガが無くなっちゃうと思うと寂しくて不安でめちゃくちゃ泣いたくせに、ライブ当日は全然実感が沸かなくて…。
ラストライブ当日はいつも通り、大きいカバンに衣装を入れて、これまでのライブと変わらない感じで会場に向かいました。

本番では、ベースボールガールズ時代からの曲もすべてやったのに、本当にあっという間でした。
途中、このままじゃ一瞬で終わっちゃうと思うくらい、本当に終わって欲しくないと思った。
でも、心のどこかでは、また数日後に変わらずライブがあるんじゃないかって思っていた自分もいました。
きっと、数週間後、数ヶ月後経ってようやく実感が湧いて思いっきり泣いちゃう…

今、こうしてこのブログを書いてる時も実はめちゃくちゃ泣いていて、それこそベッドを濡らしちゃうくらいなんですが、やっぱり頭の中ではまだ実感が湧かない…
でも、なんでこんなに涙が出てきちゃうんだろうって考えてみました。

ベボガが無くなっちゃう悔しさ
ベボガの好きな歌がライブで歌えなくなる悲しさ
メンバーにいつもみたいに会えなくなる寂しさ
ベボボ、ベボ女にもう会えなくなってしまうかもしれない不安…
自信のない私だけど、心の拠り所はいつもベボガにあった気がします。

この4年半、たくさん喧嘩もしてきたメンバーともラストライブを前に話し合って、お互い誤解していた部分もちゃんと理解することができました。
同時に、もっとちゃんと話してこれば良かったなって後悔もしました。
それぞれ、違う道に行くメンバーも、私自身の活動のこともすごく応援してくれました。

そんなメンバーの気持ちを背負ってこれからもできる限り、アイドルを続けていけるように頑張りたいです。
ぺろりすとはもちろんのこと、ここたん、ありり、りかんぬ、水戸ちゃん、あやぱむを推してきたすべてのベボボ、ベボ女も大好きなんです。
本当に優しくて、おもしろくて、楽しくてみんな大好き。

ベボガが解散するって発表した時、みんなからは「これまでありがとう」って言ってもらえたけど、私の中では「解散したらもうさよならなの?」という不安も少し感じてしまいました。
自分がアイドルを辞めたら、みんなと会えなくなっちゃう。
こういうことを自分からはあまり言いたくなかったんだけど、会える時に、みんなに会いたい。
自分から一人ひとりに会いに行けなくてごめんね。
でもその分、みんなが私にいつでも会いに来られるように、これからも頑張るからね。

この4年半、私は青春のすべてをそれこそ全力で捧げてきました。
ベボガは、歌もダンスも、人としても自分を成長させてくれた場所です。
ファンのみんなにはたくさんの笑顔と幸せをもらいました。
私たちも、みんなのことを幸せにできていたのかな…?
一人ひとりが大切で大好きなこの場所
いつまでも忘れないよ。

ベボガ!のラストライブは、"解散"という言葉より、"みんなでベボガを卒業する"言葉の方が近い気がしました。
ベボガのぺろりんは9月23日で終わってしまったけど、これからも私の歩みは続きます
だから、さよならなんて言わない!
私は前を向いて歩いていきます。
だから、これからもよろしくお願いします!










