「荊ちゃん!!飴玉あげます!!」
「恋時ちゃん?ありがとうございます。」
「甘くで美味しいよー?」
「早々良ちゃん。食べながら話せば喉をツメますよ??」
「んな、つめんって(笑)」
「早良ちゃん自分で(笑)っというのはどうなのです?」
「アハハーいつものことやん?のお!双子の姉の恋時よ!!」
「早良ちゃんが可笑しいだけなのです。」
「恋時ちゃんの言う通りですね」
「ひどいぞ?君ら!」
「「あたりまえです/なのです」」
この頃から、東雲の双子は飴が好きでしたね
いつでも持っててまるで、大阪のオバチャンのようだったな
私はあくまでも、東雲家に仕える化け狐。
ホントはこんなにも仲良くなってしまってはいけない。
知ってもいた。
けど、
仲良くなってしまったんだ。
同情というやつなのでしょう
けどね
この子達は幼い頃からよく耐えた。
妖怪でも流石にわかる。
「荊ー!!今日も、真理ちゃんのとこ行ってきますよー」
そう恋時様が玄関の所から言っていた
最近はいつも、オカルト作家の仕事と探偵の仕事を割ってきちんとやっている。
早々良様は何時も通りで、自分の部屋で絵を書いている。
(この二人、頭はいいのになぜこんな仕事をしているのでしょうかね。)
たまに、そう思うこともあった。
大学行って、
そこで教授になるそういうことのほうが絶対に良かったと思う
恋時の場合はカウンセラーや心理学者。
早々良の場合なら普通に医者にもなれただろうに
全く、人とはわからないものである。。。
けど、この二人の夢なのならばそれでもいいと思えた。
「早々良ちゃん。そろそろ休憩しては?」
そう言うと、早々良のアトリエのドアが動き
「紅茶でも用意してー」
そう言いながらドアを開け出てきた。
「すみません、紅茶今切らしてます」
そう返せば
「なら飴じゃ!飴!」
そう返してくるのだ
「はいはい、そんなんでいいんですか?」
「いいのいいの!!美味しいし、何より大好物やもん!」
この人は。相変わらずだ
ここに恋時様もいれば大変なことになってただろうな
「わかりましたよ。」
やはり、
昔の昔からこの人は変わらないな、
口調と、人数が変わったものの
性格も、癖も、好きなものも全く変わらない。
この二人で、あの方なんだろうな。。。