BBC制作のミステリー・ドラマ「バーナビー警部」にハマっています。
…というか、再熱しています。
結婚前〜新婚の頃もどっぷりハマっていました。
かれこれ12〜16年前?え?もう、そんなに?
時の流れの速さが怖い…。
「バーナビー警部」は英国のカントリーサイドを舞台にした横溝正史モノだと思っています。
代々続く人間関係とか。
地縁に縛られたクローズドな世界とか。
家族は憎み合っているか、愛が行き過ぎていて(近親相◯多い)、機能しておらず…。
とにかく村人全員が怪しい。ものすごーく怪しい。
殺人、窃盗、密売、違法な植物の栽培、過激な新興宗教、ネズミ講、詐欺…
え?あなたも?
あなたも?
あなたにも裏の顔が!!!
…というように、このままいくと、村人全員が殺人事件の被害者になるか何かしらの犯罪で逮捕されるかしてしまって、村が滅びるのでは?という勢いです。
…ふっ、こういうの、嫌いじゃないよ(笑。←もちろん、物語としてです。
それに、ドロドロした事件を扱っているのに、なぜか後味は悪くない。
それは、どこまでも美しい風景と豊かな英国の文化(クリケットとか教会の鐘つき大会とか、美しい村コンテストとか…色々出てきます)、そして、主人公のバーナビー警部の人柄と微笑ましい家族、憎めない部下とのやり取りに救われているからだと思います。
あと。
脚本が上手いです。ぐいぐい惹きつけられる。さすがBBCドラマだなあと感心します。
エリザベス女王もこのシリーズがお好きだったらしい。
ところで。
私はこの「バーナビー警部」のDVDがずっと欲しくて、DVD売り場に行くたびにアルファベット順に並んだ棚のBとかI(inspectorのi)のところをチェックしていたのですが、なかなか見つけられず…。
でも。
ある日、ふと思い至ったのです。
原題は違うよ!!!
そして、バーナビーの役職はInspectorではなく、Detective Chief Inspectorだった!
BでもIでも見つかる訳がなかったのです。
そうそう。シリーズが続いていく中で、主人公がバーナビー警部の甥に代替わりするらしいです。(まだそこまで見ていない)
代替わりしてからも見るかどうかは未定です。
だって、トム・バーナビーが好きなんだものー。