●M美容室・・・ 福岡市南区の住宅街に位置する、昭和39年創業の老舗美容院。いかにも古臭い外観に、{何か、ありそう・・!}との期待を膨らませながらドアを開けると 換気が上手く出来ている為か・・独特の 美容室特有の良い匂いは、思った程 充満していなくて・・かすかに漂う程度だった。 只、思った通り・・スリッパに履き替える旧式の美容院である。内装は、10年程前に張り替えられた・・という 木目調の壁と、クッションフロアーの為・・ 明るい感じでは無いが、それが又・・レトロな雰囲気を上手く醸し出しているようだ。開店当初から そのまんまと言う・・色褪せて黄色がかったブルーの・・ 勿論、足こぎ式の[OOHIRO]製セット椅子が2脚。奥のシャンプー台の椅子も同色で揃えてあるが ・・当然、足こぎ式。こちらは、足を乗せるアルミ製のステップ部に[SUISU]とメーカー名?らしきモノが入っている。 只・・店の中央に間仕切り代わりに小物の陳列棚が鎮座している為、まだ この時点で 入り口から ハッキリ・・全体像を知る事は出来ない。その間仕切り棚の向こう側・・直ぐ!の位置・・ シャンプーブースの一角に、オフホワイトのボディーに 古くて黄ばんでしまった 透明のフードを持つ・・やはり[OOHIRO]製の お釜ドライヤーが見える。 元々、固定椅子式のタイプを・・改造して キャスター式のスタンド・フード・ドライヤーとして再生されたモノらしい。フードが跳ね上げ式になっていないクラシックなタイプになる。 パーマ・カラー用の遠赤促進器は置いていないが ・・これは、クラシカルな美容院の共通項である。 そして奥の白いシャンプーボウル上の壁に、フックに掛けられた 水色のナイロン地のシャンプークロスが見える。 半透明の防水ベロが付いたモノだ。 ・・入店後、無人状態の店内で奥の部屋に居られる先生に ご挨拶の声を掛けてから・・先生が出て来られる迄の短い時間に観察し得るだけの 情報は、この位である。 程無くして・・奥の自宅部分から 先生が出て来られた。とっても、優しい物腰で・・感じの良い 60代半ばの美しい先生だ。 往年の名女優・・ 京マチ子さんか、はたまた・・水谷ヨシエさんか? といった雰囲気の日本美人である。簡単に挨拶を済ませて、まず・・クラシックなお店の佇まいに感動を覚え、子供の頃・・母に連れられて行っていた美容院のようで・・とても、心が安らぐような空間である・・という感じで褒め続けると、先生は・・「古臭くて 汚いでしょ?」 と、謙遜されながらも とても気を良くされた。 ・・勿論、こちらが 歯の浮くような お世辞では無く・・本心から 一生懸命!褒め讃えているのが伝わったせいであろうが・・・そして、先生は 元々の優しい性格もあって・・こちらの営業トークを 熱心に聞いて下さった。 只・・ニーズ性の問題から 商談成立には至らなかったモノの 今回訪問の目的は、別の所(潜入ルポ作成の為・・)にある訳だから全く問題無い。 話しながら、先生の 綺麗な顔立ちと・・栗色に染められたセミロング(多分?)の髪を簡易アップにされている様を 至近距離から たっぷりと堪能させていただいた。・・年相応に肉付きの良い・・色っぽい熟女美容師さん。 まろやかな声質に、上品な言葉使い・・・ 目の前で、会話をさせていただいているだけで・・何だかリッチな気持ちになる・・という、素敵な年上の女性だ。そして、その会話の内容が 髪フェチにとっては堪らない・・ パーマのロッドやキャップ、カーラー・・ ネット、お釜ドライヤー・・ 等々 の美容に関するモノが中心なので・・なおさら幸せな気分になってしまうのだ。この道40年以上?の大ベテランの現役!美人・・熟女美容師さんの口から、美容に関するワードが飛び出す度に・・ドキッとする程 悩ましく・・艶っぽく 感じてしまうのは、髪フェチとしてのサガ!なのか・・・?特に、熟女好みの髪フェチ男にとって・・女神のような方なのだ。 まずは、入口で靴を履いたままの状態で 少しずつ・・ジャブを入れるように、「お釜ドライヤーは今時・・珍しい!」と、褒めると・・先生は鏡と鏡の間の壁を指差し、「普通・・そこの所に あるでしょ? うちも、あれが壊れた時の事を考えて・・10年位前に内装をやり換えた時、そこに付けられるように準備(補強)だけはしているけど・・開店以来、まだ頑張って動いてくれているの・・だから、もう・・あれ(お釜)が壊れた時は私も辞め時かなあ・・?」 と、答えられた。 そして、陳列棚を通して・・向こうのシャンプーブース角の網棚上に、キャップ・フェチ!ヨダレもんの・・綺麗な光沢・・メッキ調のピンクがかったパープルの遠赤保温キャップを発見していたので・・それについて、何とか話すキッカケを・・? と 思案していた所・・ !!閃いた!!そして「先生・・あの角の所の、綺麗なピンクっぽいモノは何ですか?」と、質問をしてみると・・ 「あ・・あれ・・? ・・キャップ・・?」 と、堪らないフレーズが・・飛び出す。 「え・・キャップ? あ・・ああー!パーマの時に被せるヤツですね・・!・・そ・・そうか。 ・・何だか、綺麗にラッピングされた・・サンタさんのプレゼントかな? って思っていましたよ。」 と、大袈裟にリアクションすると・・ 先生は ウケて・・喜んで下さった。「あんな おしゃれなキャップがあるんですか?」 と、更に続けると・・ 「そうよ。 あれ・・遠赤外線の効果があるの・・・」 と、教えて下さる。 「へえー・・! 遠赤外線ですか・・?」「そう・・ それで かかりが良くなるの。」 「へえー・・凄いですねえ・・」 といった、ゾクゾクもんの会話が続く。 その後・・色々と話題を振りながら、先生の気持ちをどんどん ほぐし続け・・ そして 遂に靴を脱いで上がり込みに成功! ここで、前述の セット椅子の足元の[OOHIRO]の銘板や・・お釜も[OOHIRO]製である事が判明し・・ その足が 確かにキャスター付きに換わっている所も確認出来て・・ 更に、シャンプー椅子ステップの[SUISU]というレリーフも発見。 そして、水色のシャンプークロスのナイロン生地の感触を・・サワッて確かめながら、「先生・・ブルー系が お好きだから、これもブルーなんですね・・?」 と、質問してみると・・ 「いや・・そう言う訳じゃ無く、お年寄りの お客様が多いから・・顔映りが明るくなるような色を選んでいるの。・・だから、普段着られる事の無い・・明るいピンクなんかもあるのよ。」 との お言葉。 ・・だが、辺りに それは見当たらないので、洗濯して裏に干してあるのかも・・?と、想像しながら・・ 「へえー・・ そこ迄 気配りして貰って・・お客さんも幸せですねえー・・・」 と言って、やおら・・奥の メッキ調ピンク・パープルの パーマ用保温キャップを取り出しながら、「で、これも被せて貰ったら・・可愛いですよね?」と言って 一寸・・拡げてみる。 先生は慌てて・・「汚いわよ・・・」 と、おっしゃるが・・ 「ううん・・ 汚くなんか無いですよ。」 と言って、キャップを元に戻した。・・綺麗な お顔立ちの色っぽい・・先生に、そのキャップを被せてみたい・・! という、妄想・・欲望を 押さえ込みながら・・・ 使い込んで 表面に皺が沢山 出来ている・・そのキャップは、遠くから見ていた時よりもその皺のせいか・・光沢が鈍かった。 被り口が ピンクのテープで取り巻いてあり・・内張りは 遠赤効果のある・・鈍いシルバーだ。 ・・その内部の匂いを嗅いでみたい・・!という衝動を抑えるのも又、大変だった・・ そう・・先生に見られているので。 ・・その先生の とてもキチンとした性格の為、店内は 整理整頓が徹底していて・・又、小さな チリ一つ!落ちていない。それで 用具類も 出しっぱなしになっているモノは皆無であり・・ 明るいブルーや、グリーン・・そしてネイビーのナイロン製クロス類も、全て 綺麗に畳まれて・・収納棚に白やイエローのタオルと共に 整然と収まっている。 ・・そう、先の 水色シャンプークロス以外のクロス類は 全て。 ・・そして、シャンプーブースの一角に ひっそりと置かれている2台のワゴンに目をやると・・ その一つ目のワゴンにカラフルなロッド類が 沢山・・収納してあるのが見えたので、それを引き出してみると・・ あるある! かなり使い込んだ・・クラシックな骨ロッドが各・・太さ、ズラリ・・! 元々の・・淡い色調が、更に・・擦れた感じで色褪せた・・その雰囲気は、最高だ。 レトロな美容院に 必要不可欠なアイテムである。 ・・それらを良く観察してみると、ロッドの溝にうっすらと・・ 例えは悪いが、[歯垢]のような感じでパーマ液が白く固まって こびり付いている。 「うわー・・! このロッド、かなりクラシックですねえ・・・」 と、大袈裟に驚いてみせると・・先生は 「そりゃそうよ・・ 開店以来、ずっと・・何十年も使っているんだもの・・・」 と、答えて下さる。 「へえー・・ 長持ちするモノなんですねえ・・・」「そうよ・・どうもならないわよ。」 と、会話は弾む・・・ そして今回、特筆すべきは・・! 超!レア・アイテムの ローラー・ロッドが、くすんだ赤の やや太いモノ・・ 濁ったイエローの細いモノ・・の2種、収まっていた事だ。・・プラスティック製の骨に スプリング網カーラーと同様のナイロン・メッシュが巻いてあるモノだ。 すかさず・・その細い、イエローの方が5~6本 輪ゴムで束ねてあるモノを取り出して・・「これって・・珍しいロッドですよねえ? 初めて見ました・・!」 と、驚くと 「そお・・?」 との 答え・・ 「これ・・普通のと、どう違うんですか?」 と、質問してみると・・先生は、意外にも 「さあ・・? どうなんでしょう・・?」 との 反応。 本当に ご存じ無いのか? とぼけて、はぐらかされているのか? はた又・・ 単に答えるのが面倒なのか?・・迄は、定かでは無いが・・ 残念ながら、答えが出なかった。 ・・実は、以前・・ 同じ ローラー・ロッドを所有されている(勿論、現在は使用していなくて・・保存してある状態。)この潜入ルポシリーズ で、紹介済みの ●●美容室の●子先生から聞いた所によれば・・このロッドは、通常のプラスティックのロッドよりも・・パーマのかかりが 柔らかいそうなのだ。 ・・更に、骨ロッドに関しては・・ 現在も、お客様によって 通常のニューエバー・ロッドと使い分けされている・・潜入ルポの、L美容室の セクシーT子先生によれば・・ ロッド表面の角が立っている為、カッチリ・・とハードにかかるそうなのだ。 ・・それに、T子先生は ニューエバー・ロッドには 紙のコールド・ペーパーを、そして・・骨ロッドにはメッシュ・タイプのペーパーを使用されている。 ・・話を戻して、それらのグッズが、綺麗に使われて・・整頓されて・・大事に扱っていらっしゃる・・といった、美麗賛辞を並べたてまくっていると・・先生は、段々・・気を良くされて 「これ、一寸・・見てみて・・?」 と、2台目のワゴンの引き出しを スライドさせ・・ 見せて下さったモノは・・? ・・その引き出しの中で、3個¥100とかのヨーグルトの白い空容器に綺麗に収まった・・ カーラー・セット用の カラフルなネットだったのだ。 4個ある容器に 各々・・ ピンクのラメ入りウーリー、水色のウーリー、パープルのウーリー・・そしてブルーの細かいメッシュの3角ネット・・が、丸まった状態で入っていて何ともはや・・可愛い。 「うわー・・可愛い! アイディアですねえ・・?整理上手だ・・!」と、褒めると・・とても喜ばれた。 TVや、雑誌で 収納の裏技!的なモノを観て 参考にされているそうだ。 ・・で、先生の「匂いが移るのが嫌だから、そうしてるの・・・」 との、お言葉に・・ ドキリ・・! そして {その匂いを 思いっきり!嗅いでみたい・・!} と、強く!思ってしまうのであった。それから、先生・・今度は 同じワゴンの下の段を 引き出して・・ 使い込んだ! ミルボン網カーラー、山野愛子マジックカーラーが ズラリと並んだ所を 見せて下さった。・・ミルボンカーラーは、元は 真っ赤であったんだろうが・・ かなり!ドス黒い色をしている。 それと、山野愛子カーラーは・・ 半分以上が やはり、ドス黒い赤・・という感じで、少しだけ・・新し目の綺麗なオレンジの物も混ざっている。 ・・で、先生談によると・・ 「この山野愛子のカーラーね・・ 新しいのは、見かけは変わらないけど・・質が落ちてるの・・! 巻く時に・・ピシッと収まらず、緩んでくるのよ。」との事・・ 「何でも、昔のモノが良かったですよねえ・・」 と、それらのカーラーを手に取りながら 答えた。 ・・ここでも、本当は・・ 匂いを嗅ぎたい! という思いを、必死で抑え込んでいた。 ・・と、まあ・・ 一通り、全部 見せていただいた所で先生が一言・・・ 「何だか、まるで・・保健所の検査みたいね・・・」 と、洩らされた。 {・・ご自分で、次から次に 見せて下さったのにね・・・} と思いながら・・ 先生と二人して、「あはは・・!」と、笑って・・無事!検査(?)終了・・・ 美しい熟女美容師さんとの、暫しの 楽しい・・ 美容室内検査(探索?)デート・・であった。 「・・という訳で、美容施術シーンは全く無し!でしたが・・現役・ベテラン!美容師さんの肉声入り 潜入ルポ・・ 現場より、パーマンが お届けいたしました。 ・・それでは、スタジオの ●●さん・・・・」 「はい、こちらスタジオです・・・」 ・・・END・・・
この文章・・ 最後の所が、お茶目に!?終わっていますが・・ 当時、パーマフェチな内容を通信していた仲間へのフリ!ですね・・・。 TVでの取材レポート的なノリ!で・・・。