こんにちは。
今日はCLASSから。

CLASS Office Baroque

今シーズンもいろいろな服へと昇華されているウルトラスエード。
Splitting にも登場したホワイトストライプの生地はこんなシャツにも。
いろいろなところに違和感や驚きが隠されているOffice Baroque。そのディテールを一つ一つ見ていきましょう。

断ち切りの状態で縫い合わせれた襟。

その下にはデニムのポケットほどに大きな胸ポケット。

大きく張り出した肩。
素材のハリ感と生地の溜まり。ドロップショルダーというより、コンストラクティブな感じも。

その大きな肩から裾に向けて絞られていくように細くなっていきます。

こちらは展示会で試着した際の写真。
肩から裾に向けての不思議なバランス感。ボトムスとの繋がりも意識させてくれますね。

そして、2つ並んだリズミカルなカットワーク。

ブログをお読みの肩はすぐにお分かりになられると思いますが、こちらも今シーズンのテーマであるGordon Matta-Clarkの作品から。1977年、アントワープにあるオフィスビルをカットした作品はMatta-Clarkの死の1年前。図面に弧を描くように床をカットした作品は、そのビルを活かした作りで、他にも複数のカットが施され、上から見るととても叙情的な空間を生み出しています。ご興味のある方はそちらもぜひ。

ボタンホールの仕様は、通常ジャケットなどに使われるハトメ。遊び心を感じます。

力強い白。アクセサリーもいりませんね。

CLASS Office Baroque
size 2 sold

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