こんにちは。
今日はデッドストックシューズを。

1940s deadstock
George Webb Wing Tip

久しぶりに見つかりましたGeorge Webb。

George Webb & Sonは1927年にノーザンプトンで創業したシューメーカー。

Bodiley'sというシューショップを経営していた家族により創設されました。グッドイヤーウェルト製法と高品質な革を使った靴作りを行い、第二次世界大戦中はアーミーのブーツも生産していたようです。その仕事ぶりが認められ、George Webbは1952年のエリザベス女王の戴冠式の際の靴も製作しています。

いろいろなスタイルの靴を製作していたと思われるGeorge Webbですが、今まで見たことのあるのはカントリーシューズのストレートチップ。このウイングもかなり珍しいかと思います。

ソール。

ソールに刻印されるNORTHAMPTONの文字。
これだけでもぐっときますね。

この時代のイギリスやアメリカのWaterproof Veldtschoenと言えば、という感じのするこのカット。独特です。

ダブルソールはカントリーシューズ然とした厚み。

インソックはなにやら賑やか。
MentonやMASCULINESは当時George Webbが生産していたブランド名のようなもので、アドなどを見ると丈夫さをかなり謳ってあります。さらにこの靴はMilward & Sons Ltdのために作られたもの。いわゆる別注ですね。なので、より独特のカットになっているのだと思われます。

そして、もう一つ。ヒストリカルなCC41の文字。
CC41についてはこちら

1940年代のノーザンプトン。あれこれ考えているとソワソワしますね。

1940s deadstock
George Webb Wing Tip
size 9D
\150000 +tax

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