速くなった分だけ

より一層の集中を

こんにちは。

早速、春物を見に来て下さる方が多く、大変感謝しております。

ブログでもどんどんご紹介していきますので、宜しくお願い致します。

さて。

今日はCLASSから。

CLASS Vigo-1

まずは今シーズンのテーマから。

CLASS/POOL BY CLASS SPRING AND SUMMER 2014

THEME

抽象主義(abstractionism)から抽象表現主義(abstract expressionism)そして抽象美術の純粋性を突き詰めたミニマルアート(minimal art)までの流れの中から引き出したコレクション。

特に、第二次世界大戦後(POSTWAR-ART)のデュッセルドルフで結成（1958年）されたZERO GROUPからの影響、そして大戦中にヨーロッパから戦火を避けアメリカに亡命した前衛芸術家たちと、アメリカの若いアーティストとの交流で生まれたアメリカの前衛芸術から抽出し、現代のテクノロジーをミックスしたコレクション。

様々な時代や文化を縦横無尽に行き交う、堀切さんの思考回路から紡ぎだされるコレクションはいつ見てもワクワクします。

このブルゾンも今回のテーマがダイレクトに反映された一着。

まずは素材に注目。

ウルトラスエードはコレクションに度々登場してきた素材ですが、今回はその素材とさらに向き合って、素材の持つ可能性をさらに広げています。コレクションもウルトラスエードコレクション（笑）と呼んでもよいくらいに多用されていました。

まずは色。

展示会の際に堀切さんにご紹介いただいたAndreas Gefellerの"SOMA"という写真集。

堀切さんも感銘を受けたという人の視線では捉えきれない超現実的なランドスケープ写真を撮るAndreas Gefellerのビーチの写真の色をウルトラスエードに反映させています。

時間がない展示会の際に全部見てしまうくらい見入ってしまった写真集。自分の分もその後入手しましたので、ぜひ店頭でご覧下さい。

そして、パンチング。

縫製出来るギリギリまで大きくした穴は、この素材の新たな一面を見せていますね。

襟は以前のブルゾン同様、立てても綺麗な仕立て。

今回はWALDESのダブルジップ。

ポケットは脇の縫い目と合わせて。

腕を下ろした際にポケットが見えなくなる視覚的な効果も。

裾裏や、

袖口は伸縮性を持ったテープを当てて補強。

前立ての裏も麻の裏地が当ててあったり、とても丁寧な作り。

ビーチの傍には木と建物が寄り添って。

CLASS Vigo-1

size 2 sold

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