HIROAKI KANAI breast pocket shirt | PERMANENT day by day

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こんにちは。
今日は今シーズンから取り扱いをスタートしましたブランド、HIROAKI KANAIを。


HIROAKI KANAI breast pocket shirt

シャツ一枚で存在感があるとはこのこと。
始まって、終わる。完結しているという言葉がぴったりなシャツです。




HIROAKI KANAIは2013年にロンドンにてスタートしたブランド。
心地よさの中にふと楽しみを見出せる服作りを念頭に置きながら、さりげないドーレーピング技術に裏打ちされた軽やかで丁寧な仕立てとシルエット、気の利いたディテールと洗練された布使いにより、新しいメンズクラッシックを考案しています。また、ブランドの肝となる、最上質のテキスタイルと高品質な仕立てへの飽くなき探究心は、進化するものづくりの原動力となっています。

HIROAKI KANAI プロフィール

オランダのアーネム・デザインアカデミーのファッションデザイン科を卒業後、ロンドンのロイヤルカレッジオブアートの修士号を取得。 その間、アントワープとパリにてハイダー・アッカーマンに師事する。アトリエにて職人的なドレスメーキングを学ぶ中、独自のメンズウェアに対するビジョンを構築する。彼のデザインは、クラシシズムとフューチャリズムの混合、厳格な仕立てと洗練された素材に非常に巧みなドレープを融合させる事で都会的な上品さを表現しています。
2013年3月には、現代ファッションとアートを牽引する審査委員会の抜擢を受けロンドンのArt Plus Fashion ホワイトチャペルギャラリーにて作品を展示。その後、初のカプセルコレクションがセルフリッジデパートにて2013年度のBright Young Thingsのひとりとして独占的に販売される。


最初は何気なく見たルックから。

どことなく違いの伝わる服に惹かれ、すぐに展示会へ。ニットの一部を除き、生地も縫製も全てイギリスで行っているという服作りは、一目見てその良さが伝わってきました。クラフトマンシップという言葉に表現される、技術を持った職人による仕立てと、エッジが効いた中にも遊び心のある感覚を兼ね備えた服たちは、その時、お会いできなかったデザイナーの金井大明氏の人柄が伝わるようで。個人的にも、今後、もっとも注目していきたいデザイナーの一人です。


では、ディテールを。


インカーブになった、ちょっとロングポイントの襟。




そして、シャツの名前にもなっている飛び出したポケット。
トレンチのガンフラップを思わせるデザイン。良い仕立ての中に意表を突く感じです。



もちろん、ちゃんとポケットとしても機能。




ボタンはトッポボタンから全て大きめのスナップボタン。
ポケットと同じくクラッシクの中に異素材が紛れ込んだ感じですね。




剣ボロは作らず、生地をそのまま筒にして切り返した袖。しかもスナップボタン。
これ面白いですよね。クラッシックなディテールへの新しいアプローチです。




ガゼットもテープ使いで。



最後に生地。
いい打ち込みを感じさせる生地はドビークロス。
よく見ればわかるような、白に白のストライプが入っています。


大きめの白。凛とはしない、気分な白を。


HIROAKI KANAI breast pocket shirt
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