幸せな作曲家と言ったら、
パッと思いつくのは、メンデルスゾーン。

今年は、メンデルスゾーンに、
ずきゅドキドキっと、はまった年でありました。


48曲ある無言歌集。
有名な曲は、もちろん知っていたけれど、
今回、勉強するにあたり、初めて聴いた曲もありました。

ほんと、どれも素敵で全曲みたい気持ちになったり。

やっぱり、スタンダードなものは以前弾いたりもあったのだけど、
改めて、大人になった視点でいろいろ考えて弾きたくなったり、
レッスンに持っていき、きちんと勉強した曲。


☆甘い思い出 
☆狩人の歌
☆ヴェネチアの舟歌第2
☆デュエット
☆浮雲
☆胸騒ぎ
☆ヴェネチアの舟歌第3
☆春の歌
☆失われた幻影
☆紡ぎ歌

この10曲。

私、今まで、無言歌集の中で一番ロマンティックなのは、
「甘い思い出」だと思っていたのですが、
「デュエット」は、それ以上に、弾いていてロマンテックさを感じました。
A-B-Aの曲構成の中で、女声、男声のメロディー
そしてストーリーが浮かび上がって、
弾いていてドキドキ。
もちろん、「甘い思い出」の曲も大好き!!

失われた幻影は、今回初めて聴いた曲だったのですが、
聴いた瞬間、これ弾きたいっ!!と思った曲。

両曲とも、過去の記事にYou Tubeありです。。
10曲中、今まで9曲は貼り付けていたので、
今日は、残りの一曲。

「狩人の歌」



曲の始めの角笛。
犬がきゃんきゃん吠えている様子。
など、情景がすごく浮かんでくるのが、無言歌。

このころ、沢山の狩にまつわる曲が作られているから、
(ブルグミュラー)とかとか。。。
今で言うと、ドライブソングな要素があったのかも。と思っています。
でも、今、ドライブソングって。ないかなぁ汗
一昔前か、ドライブソング。


さて、メンデルスゾーンで面白かった本。

「怖い絵」で有名な中野京子さんの本。
前、TVで、この怖い絵を題材に中野さんが
いろいろ解説している番組を見たとき、
「絵画」より「中野さん」の方が、
いろんな意味でインパクトが強かった。


$Heartstrings


今日の記事の題である
「幸せな作曲家」
はたしてメンデルスゾーンはそうであったのか。

38歳という若さで亡くなってしまったメンデルスゾーン。
ユダヤ人の彼は、やはり差別を受けることもあり。

この本は、メンデルスゾーン、
そしてアンデルセン本
スウェーデンの歌手、リンドの三人を軸に話が進んでいきます。

とても読みやすかったです!