子供の頃、運動神経は鈍いし、とってものんびりした、ぼ~っとした性格だった
大人はみんな、ハキハキした明るい、外を駆け回って遊ぶような子供が良い子だと言っていた
私は、のろまだとか暗いとか、自己主張が出来ないからダメだと言われ続けた
なおさら、大人の顔色や反応を気にして、おどおどしていた
陰で色々言う大人ばかりで、人間不信になっていった
そんな性格だから、実の母に
「性格が冷たい。自分の子供とは思えない」と、面と向かって言われ
「そんなにブスな顔だと、一生男に縁がないだろうから、整形したら?」とか
「顔が長くてみっともないから、生え際に植毛して顔の長さをごまかしたら?」とか言われた
そこまで言っておいて、自分が年をとったら、やれもっと電話で声を聞かせてくれとか、寂しいから帰省しろとか言ってくる
否定され続けた私は、自分も好きになれないし、母も好きになれない
いや、基本的に人間を信じてないのだ
私は、人間として何かが欠けているんだと思う
年老いた実の親を、嫌いで、なるべく関わりたくないと思っているのだから
それでも仕方ない
不完全なまま、私は生きていく
大人はみんな、ハキハキした明るい、外を駆け回って遊ぶような子供が良い子だと言っていた
私は、のろまだとか暗いとか、自己主張が出来ないからダメだと言われ続けた
なおさら、大人の顔色や反応を気にして、おどおどしていた
陰で色々言う大人ばかりで、人間不信になっていった
そんな性格だから、実の母に
「性格が冷たい。自分の子供とは思えない」と、面と向かって言われ
「そんなにブスな顔だと、一生男に縁がないだろうから、整形したら?」とか
「顔が長くてみっともないから、生え際に植毛して顔の長さをごまかしたら?」とか言われた
そこまで言っておいて、自分が年をとったら、やれもっと電話で声を聞かせてくれとか、寂しいから帰省しろとか言ってくる
否定され続けた私は、自分も好きになれないし、母も好きになれない
いや、基本的に人間を信じてないのだ
私は、人間として何かが欠けているんだと思う
年老いた実の親を、嫌いで、なるべく関わりたくないと思っているのだから
それでも仕方ない
不完全なまま、私は生きていく