症状は良くならずお盆休みへ。

総合病院を受診するため、まずはコロナとインフルの検査を受けにいきました。

結果はどちらも陰性。

その後、改めて受診した結果は、肺炎と胸水がたまっているということでした。

診察で見たレントゲンは右肺がほぼ白かったです。。

見た瞬間、誰のレントゲン写真?と思うほど、今までて見たことのない白さ。

治療は基本的には毎日の抗生剤の点滴でしたが、仕事の都合上平日は1日おきにしか通院できず、通院できない日は内服薬で対応していただきました。

しかも点滴するのは人生で初めて!注射も苦手なのに毎日点滴なんて。。

点滴1日目、2日目くらいは気持ち咳が少し落ち着いたかな、と思いましたが、1週間抗生剤を投与した後も目に見えて改善されている自覚はありませんでした。

1週間後のレントゲンの結果もやはり胸水が増えているとのこと。。

日を改めて胸腔穿刺で胸水を抜きましょう(!?)となりました。

胸腔穿刺当日の胸水の量は2.3ℓくらいはありそう、と。

肺(正確には胸腔)に針を刺すってどういうこと、、と事前に施術法は調べてはいたものの正直怖かったです。

不安や恐怖とは裏腹に先生や看護師さんたちと少しの雑談を交えながら、机に突っ伏している体勢で右の背中側を局所麻酔をかけて穿刺し、1.3ℓの胸水を抜きました。

この時の胸水の色は透明の黄色でした。

気持ちに余裕があったら、呼吸が苦しくなかったら、もっとお話したかったです(笑)

穿刺直後は苦しさが和らぎ、少しの時間ずっと咳がでていました。

怖くて傷口は見ていませんが、一般的な絆創膏より少し大きめの絆創膏が貼ってありました。


胸腔穿刺後の診察で、抗生剤が効かないこと、結節影があること、腫瘍マーカーの数値が高いことなどから悪性腫瘍の可能性があることを告げられました。

あまりにも想像していなかった言葉に頭が真っ白になりましたが、逆に現実味がわかず冷静に受け止められた感があります。

早めに大学病院へ行ってくださいということだったので、行けるなら早速明日にでも、、と紹介状を書いていただきました。

この時点で8月も終わりに近づいていました。

帰宅後、早速、通常の手順で初診予約を取ろうとしたら1週間後になってしまいそうだったので、総合病院の先生に相談したところ、翌日に大学病院へ行けることになりました。

自分はいつも通りで、周りの状況だけが目まぐるしく変化していくような、どこか取り残されている感じがしました。。

最後の診察で印象的だったのが、食欲は落ちていませんか?という質問をされたこと。食欲は落ちていなかったので、食欲はあります!と答えました(笑)


この頃になると、元気な時だったら歩いて10分の距離でも、呼吸も浅く息苦しさを抱えながらだと途中休憩しながらでないとなかなか歩くのも厳しいくらいです。速度も遅かったです。

枕はある程度高くしないと、横になった途端咳が出て苦しく、寝るのもままならないほどでした。

7月下旬、風邪かな。。という違和感もないほど突然咳が出はじめました。

普段なら、風邪だろうし少ししたら治るかな、と自然治癒力に期待するタイプなのですが、この時ばかりは突然の咳に違和感を感じですぐに病院へ行きました。

以前にも受診したことのある病院だったので、処方してもらった薬を飲めば治るだろうと思っていました。。

息苦しさもあったので、この時測ったSpO2は94だったのを覚えています。(初めてのパルスオキシメーターということもあったので(笑))

抗生物質を1週間分処方されていたのですが、飲みきっても以前のように良くならず今回はなかなか咳が止まらないなぁと思っていました。

処方された薬の中で、咳止めの薬が品薄(コロナとインフルの影響)だったこともあって、以前のものよりマイルドなお薬をもらっていたこともあり、そこで1週間後、近所の病院で別の咳止め薬を処方してもらいました。


この頃になると、通勤する電車の中でうとうととしていると、呼吸が苦しくなり気が遠くなるような、冷や汗が出てしまうことが数回ありました。

右を下にして横向きで眠れなくなってきたり、枕を少し高くしだしたのもこの頃だったかと。

熱はないものの咳はずっと止まらず、動くのも少ししんどくなっていました。