思い出 テレビもない ラジオもない 天井が高くて天窓がある白いお部屋 開けた窓からは虫の声 静かな静かな小さなペンション 外にはおとなしいヤギが飼われていて ひたすらに草を食べていて 起きたらあいにくの雨 雨の音がさらさらなってて 同じ日に宿泊していた小さな姉妹は 雨が止むおまじないを大きな声で唱えていた 雲が流れて青空が見えて 女の子たちはぴょんぴょん飛び跳ねて喜んだ みんなで笑った その日は一日いいお天気だったんだ 美しの森は本当に美しかった