Perhaps...☆ -6ページ目

今。

今 自分は何をすれば良いんだろう?


何が出来るんだろう?


いざ、こうゆう事が起きると自分の存在が不甲斐なくてたまらない。





今も避難所で生活している友達がいるのに


私は家にいて 家族も横にいる。


もう怖いとか辛いとかいうのは止めよう。


当たり前だった何もかもが


あまりにも贅沢なことだったのだと改めて感じた。



*



地震が起きたとき、本当にもう死ぬんだと思った


大きくしなりながらビルが揺れ 人々は悲鳴をあげ

壁に亀裂が入り 外のクレーンが窓に向かって迫ってくる

机の下にもぐりながら、神に助けを求める。

おかしいな 私はクリスチャンではない。




家族とも連絡が取れない

電車も動かない

もうこのまま外で野宿しかないと思っていたら

母が偶然 新宿に来ていたことを知った。


デパートで母と合流した時、

母は私の冷たい手を何度もさすりながら

「よかった 本当によかった」と涙ぐんでいた。


この時思った。

私は親より先に死んではいけないと。

そして知った

お母さんの暖かさを。




しかし地震の爪痕は大きいもので


私は今でもこう思う。


家から出たら、もう戻ってこれない気がする。と




*



でも今私たちに出来ることは


正しい情報だけを信じ 前を向いて 生きていくこと。



そして何よりも大切なことは 自分の家族だけではく


他者に対して出来ることを考え 実行することだと思う。




言葉にすると とても軽視されてしまいそうですが


心から申し上げます。



今回の地震でお亡くなりになられた方全ての



ご冥福をお祈りいたします。