“胸郭の位置が悪いと全身のバランスが悪くなる”
どうもMakotoです🙇
今回は胸郭をテーマに
“胸郭”とは
胸をとりまく骨格のこと
内臓の保護や呼吸機能に大きく関与します
その胸郭は日本人の90%で左にシフトしていということが分かっています
実際に様々なクライアントさんの胸郭を評価してもほとんどが左にシフトしているのを経験しています
サポートさせてもらっている修斗世界フライ級王者の扇久保選手
胸郭が左シフトすると…
右の上部肋骨は前方回旋
左の上部肋骨は後方回旋
右の下部肋骨は後方回旋
左の下部肋骨は前方回旋
左の下部肋骨が外方化
胸骨右傾斜
難しいですね…
このように位置関係が変わります
↓↓↓↓
※胸郭左シフトすると左の肩の機能が落ちる
今回は筋トレをしている人向けに解説
Instagramで複数の筋トレのフォームを載せてきました(興味のある人は ID:performance improve)
これらの左肩に注目してください
ラットプルダウン
ラットプルダウンでは左の肩甲骨の引きがあまく、肩関節を引きすぎています
これでは三角筋後部線維や棘下筋で締め込み過ぎてしまい肩を痛めることになります
また、肘の曲がる角度が大きいので、肩甲骨で引けない分を上腕二頭筋で代償しているのが分かります
アップライトローではバーの高さは同じなのに肘の高さが違いますね
これは左の肩関節が内旋しているからです
なぜこうなってしまうのか…
胸郭の左シフトに問題が隠れています
胸郭の左シフトは左下部の肋骨が前方回旋します
前方回旋は肋骨の自由度が増します
下部肋骨には腰方形筋や広背筋の肋骨部線維が付着します
下部肋骨の自由度が高いと付着部の固定ができず、広背筋や腰方形筋の力の発揮量は落ちます
つまり胸郭が左へシフトすることでラットプルダウンで必要な広背筋機能が低下、それを三角筋後部線維や上腕二頭筋が代償し、結果、肩関節が前に突っ込みストレスを与えたしまう
また胸腸肋筋の働きも落ち体を伸展させられず、右の腰方形筋で締め込むため、代償的に左の肩甲骨は挙上・前傾しやすくなる
そうすることで左の肩関節は外旋しにくい状態となりアップライトローでは左の肘が高くなる
難しいことを書きましたが、胸郭のニュートラル化が筋トレの効果をあげるというとこです!
筋トレ中に左側を指摘される人は胸郭の偏移が原因かもしれませんね!
Performance improveでは皆さんの健康をサポートしています
筋トレから体の使い方、パフォーマンスアップのためのコンディショニング、アマ〜プロスポーツ選手のコンディショニングを行なっています。
体のことで何かあればご相談下さい。
Performance improve
Makoto






