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自分の限界は、自分で決めても仕方がないところがある。
以前、私が言っていたことで思い出したのですが、自分が今取りかかっていることに釘付けでは、その場の限界しか見えないが、引いて見れば、まだまだやれることがあることに気づくようになる。

グラフの頂点は、自分で引いてしまうものであってはむしろ本当の頂点には届かない。
実は、あらゆる可能性に照らした時に、どこまで登り続けられるかが決まるのです。

自分の限界であっても、人は協力しあえる生き物です。
だから、限界は意外なほど遠くにある。

社会力学では、ただウソをついて自分のもたらした成果であることのように騙さない限りは、協力関係が一番力強いものとなる。

社会力学は、誰にでも味方をするので、反面不公正なものにはなりますが、偽者に永遠性はないのです。
人の信念は、意外に単純なところに宿るものです。

ウソで頂点を目指すと、ウソで自分を支えるしか道がなくなる。
まるでやって来たことの反対を言い出して、自分をあざむいても、自分を支えているものが変わることはないのです。だから、いくら声を限りに叫んでみたところで、自分にはいつまでも背を向けなければならない。これが孤独です。
自分が偽者である以上、永遠に孤独であることに変わりはない。

人が未来を信じられず、替わりにまた借り物の言い分や力に手を出すことも、単純な失敗による。

借り物がいつまでも自分を作ってくれることはありません。誰かのフリをしても、それが自分になることなどないのです。

本当の自分を作る道は、自分が伸ばす幹の通りにある。
それは、たった一本、自分だけの伸ばす幹なのです。
そして、支え合えるのは、本当の幹だけです。偽者とわかれば消えてしまうような幹では、人を支えられません。

それが自然、そして人の運命なのです。たとえ、その運命が拓かれるまで時間が掛かったとしても。