宮崎のゴルフ工房 パーディーワン です
何回もしつこいかもしれませんが、
アイアンをAF-505にK's-NINE9 フレックスSにしてからは
いままでで1番使いやすいし
1番飛距離も出ているし
最高のアイアンにめぐり合えて気に入っています
AF-505がまだ発売の決まっていない開発段階で試作ヘッドを見せてもらった時に、
「5シリーズはバネ鋼のフェースじゃないと売れないでしょう?」とメーカーさんに言ったのを思い出すと恥ずかしいですね
AF-505のキャリーの飛距離ですが
いままで使っていたアイアンAF-503やAF-705、AF-701と同じロフト角で比較すると
ドローに打って20ヤード
カットに打っても10ヤードは伸びています
それで、アイアンには大満足していて
ウエッジは Tour Wedge type M の52(51度に調整)と58度を MODUS3 WEDGE 115 で使っていました。
ひょっとすると、ウエッジも K's-NINE9 にしたら良くなるのではと昨年から考えてはいたのですが
ウエッジのシャフトに K's-NINE9 のカット後重量89gではさすがに軽すぎるだろうと躊躇していたのです
そんな日々が半年以上続いていたのですが、
58度は3年以上使ってソールのメッキゃフェースの溝は削れて無くなってきているので
ヘッド交換するか、新しく作るかで迷っていました。
それなら K's-NINE9 を試してみるかとまずは60度(62.5度に調整)を作ってコースで打ったら
これがもの凄く距離感が合ってよかったんです
62.5度を2ラウンド使用してダフリやトップのミスショットはまったく無し
これはいけるかもとなり、52度と58度も K's-NINE9 で作りました。
使用した結果は、
フルショット、アプローチ、まったく問題なし
ダフリやトップなど当たりの薄いミスはなくて
ミート率はバッチリ
そして、そして、何より違ったのが
キャリーの飛距離が10ヤードは伸びたのです
長年、58度は80ヤード
51度は100ヤードでゴルフしてきたのですが
58度は90ヤード
51度は110ヤードキャリーするのです。
ウエッジのシャフトを K's-NINE9 にしたらアイアンと同じシャフトになるので
フックに打ったりカットに打ったりする時の操作感が同じになるからいいかなと予想して、
シャフトが軽すぎてミスしないかなと懸念していたのですが
まさか飛距離が伸びるとは想定外でした
そうなると、505の飛距離が伸びたのは K's-NINE9 だからなのか
シャフト重量を軽くしたからなのか
ヘッド、シャフト、どっちなの
もしかしてドライバーやFWにUTもシャフトを軽くしたら飛距離アップするの
ゴルフクラブは振れる範囲で重い方がいいと言われていたのは、
昔の重いゴルフクラブしか作れなかった時代を引きずっている話で
平成までで終わりなのかも
令和は、できるだけ軽いゴルフクラブを開発して飛ばすようになるのではないかな?
練習器具で軽い棒をビュンビュン振るとヘッドスピードが上がりますよね
あれと同じヘッドスピードでボールを打てれば飛距離アップするはずですから
ヘッドスピードが速くても吹け上がらす、当たり負けしない軽量ドライバーの開発が進むのではないかな
吹け上がらないようにする為にはリアルロフトは今よりかなり立たせて3度とか5度とかパター並みになるかも?
シャフトを軽く作るには材料の量を減らさないといけない、
そうすると肉厚が薄くなってどうしても軟らかくなってしまうのかな?
材質や製法の改良で軽くても硬いシャフトが出来ればいいのだけれど・・・
ドライバーだけ軽量にすると他のクラブとの振り感の違いが出てくるので
ドライバーを軽くしたらそれに合わせて他のクラブも軽くしないといけないでしょうし
使う人間の適応や
固定観念を変えるのにも相当な年数が掛かりそうなので
一気には進まないかもしれないが
令和の終わり頃のゴルフクラブはどうなっているかな
飲み会やゴルフ談義になると例え話をするのですが、
もし、ゴルフそのものが今まで無かったとして、今この現代に発祥したとしたら・・・
過去のゴルフクラブの製造方法や材料、知識などはまったくないという事ですよ。
とは言いながらも過去のゴルフの知識があってなのと、
現実を離れた時の個人の発想なので御理解くださいませ。
注)仕事はしっかり現実も見つめながらしていますのでご安心ください
まず、ボールは遠くに飛ばしたいですから
ゴルフクラブは速く振れるようにできるだけ軽く作ろうとするのではないでしょうか?
ビュンビュン振れるのに、ボールが吹け上がらす、当たり負けしない軽いクラブ
シャフトは鉄パイプで作ろうとするのかな?
大昔はヒッコリーとかで、
その後、製造方法や材料で作れる物としてスチールシャフトが誕生したのだと思うのですが
現代の材料と製造技術があってシャフトを鉄パイプで作る発想がそもそも出てこない気がします。
アイアンも作る発想が出てこない気がします。
バンカーやアプローチで使うウエッジは別としてフルショットするクラブは
ミスショットの出にくいスイートスポットが広くて飛距離も出る中空のUTみたいな感じではないかな?
大昔に作れる物として出来たのが鉄の塊でアイアンと読んでいるのだと思いますが
今からだったらアイアンは作られずにその呼び方も無いかもしれませんね。
エポンのAF-Tour MC に未来系アイアンと言ったのはそう言う事なのです。
ただし、グリーンを狙うにはボールを止める必要もあるのでスピンの掛かるクラブでもなければならないのでアイアンもできるのかな?
今、この時代にゼロからゴルフクラブを開発したらどんなのができるのか、
ヘッドの形状や材質、重さ
シャフトやグリップの重さに硬さに太さ
クラブのそれぞれの長さに総重量
もちろんルール内でですけど
AIだったらどんな答えが出てくるのだろう・・・