当店で御購入頂いたクラブではないのですが
ドライバーの打ち出し角が低すぎてキャリー不足で飛距離が出ないとの
御相談が2件ありました。
リアルロフトを調べてみると、J BEAM BMα-440はリアルロフトが
当店計測で8.0度しかありませんでした。
ご購入は9.5度だったそうです。
カムイ TP-05Sは、表示ロフト8度で当店計測で7.5度でした。
シャフト交換とリアルロフト角の調整を行いました
J BEAM BMα-440はリアルロフトが8.0度を、9.8度に調整しました
カムイ TP-05Sはリアルロフトが7.5度を、8.5度に調整しました
地クラブのヘッドでリアルロフトで注文しても、
メーカーによって測定方法が違ったり測定器が違うのか、
当店で計測するとメーカーやモデルによりリアルロフトが違っています。
例えば、リアルロフト10.0度で注文したとします。
E社は、ほとんどのモデルが当店計測でも10.0度ですが、
ドライバーの1モデルだけは1.0度ぐらい立っています。
J社は、ほとんどのモデルが1度~1.5度立っています。
B社は、1度~モデルによっては3度ぐらい寝ています。
ネットでも見るのですが購入された方の実体験で、
J社のドライバーは上がりづらく
B社のドライバーは上がりすぎるのはヘッドの特性もあるのでしょうが
実はメーカーによってリアルロフトが違う影響の方が大きいと思います。
当店では、あらかじめ欲しいリアルロフトが決まるとメーカーに注文する際に
メーカー別にサバ読みして注文します。
例えば、リアルロフト10.0度が欲しい時は、
E社は、欲しいリアルロフトのまま注文、(10.0度)
J社は、1度~1.5度寝ているロフトで注文、(11.0~11.5度)
B社は、1度~2度立っているロフトで注文、(8.0~9度)
それで、納品されて組立前に計測して許容範囲外の場合は
返品交換してもらっています。
組み立ててから計っていては手遅れになりますので・・・