ミケランジェロ・ブオナローティ
『像を押し隠した大理石の中から、その像を解放する』
父親からの虐待
同性愛
独身
狂いそうなほどのスケッチ
肉体美への追及
創造を超える想像
ミケランジェロの大作は約4年で仕上げられた。
その創造は、他の画家によって、追加のアイテムが施され・・・
彼の思いはいったいどこへ。
他の誰も、画家になどなりたくないと思われるような努力
本当の彼の顔はいったいどこに。。。
彼の残したかったものは。。。
クレオパトラの裏の顔にすべて集約されていると言ってもいい。
その顔は、苦悩。
寂しさ。
憂い。
放心。
涙。
作品の全てから。
彼の心の叫びが聞こえる。
決して、報われることのなかった思い。
苦しみ。
作品は、見る者のエネルギーを奪う。
それでも見ていたいと。見入ってしまう世界
『千の楽しみも、一つの苦しみに及ばない』
美しいものを求め続けた姿