今だから少し話せるようになったこと

ボクもワンダフルライフ…

生まれたての命を、この手に乗せる日が来ることがあるとは考えられない日々があった。

17歳目前に虹の橋に行った…ときまる。

泣いて泣いて、慟哭の時の心の痛みは激烈で、

心がこんなに、本当に、残酷な痛みを感じるのだと初めて知って

遂には「もう泣きたくない、痛い、痛い」と心の痛みに耐えかねて、泣きながら泣きたくないと泣いてた。

会社帰りに、車に乗れば、それを待ってたように、心の均整が崩れ、嗚咽が始まり…

飼い主さんが泣くとね、その涙が雨になって、虹の橋でワンコが雨に濡れちゃうんだよ

そう聞いてから、必死に涙を堪えたり、

ゴメンね、今の涙じゃないよと誤魔化したりするようになったっけ。

神さま、どんなことでもします。

どうかときまる🐶を私に返してください。

悪魔に心売ってでも、ときまるを返してくれるなら、どんなことでもします。

演劇か、童話で聞いたようなこんた言葉も、

あー、こーゆー時に言う言葉なのか

と言葉の重さを知ったような気がしたし。

心はあてもなく彷徨って、ググりまくってるうちに、スピリチャルなものにたどり着いたことがあった。

亡くなったペットの声を貴方に届けます。

亡くなる時どんな気持ちだったのか。

貴方と暮らした日々をどう思っているのか。

今、どうしているのか。

ペットの気持ちを感じ取って貴方にお伝えします。

え？ときまると話せるの？

一瞬、藁にもすがりつきそうな気持ちというのになり、ポチッとしそうになったけど

すぐさま、怒りに変わったんだよね。

はぁ？私とときまる の間に入り込もうって？

ふざけないでよ

わたしとときまるの間にはだれも入れないのよ

なに、しゃしゃり出てる？

笑

自分ですがろうとしたのに。

なので、このつらさから逃げ出したい、記憶がなくなればいい

とか考えることあっても、心療内科の先生にお世話になろうとは思いませんでした。

わたしとときまるの間に入れるわけないしー

みたいなね。

ときまるが、認知症みたいになってきた時から、心配してくれた人たちの何人かには

亡くなったことをしばらく報告出来ずにいた。

真剣に、

人に、「亡くなった」と伝えたら、

事実になってしまう。言わないうちは、「間違えだった、生きてるよ」ってことがあるかもしれない

と、考えていたからだ。

ペットロス

覚悟していたけど

それ以上で

そんなもんじゃなくて

同じ思いをされた飼い主さんのお話に

耐える力を頂いたりして

ありがたく涙。

 2年経ってから突発性難聴になったり

悲しくて切ない思いを

救ってくれるのはときまるだけで

あの温もりだけで。

もしかしたら、もしかしたら、

ほかの命

猫、犬、小鳥…

命あるものをこの手に抱いて、慈しみ育てることができたら

それが救いになるのかも知れない

そう思っても、あの激烈な痛みを伴う悲しみが鮮烈過ぎて

命の終わりを知ったあの日から

飼い主さんに連れられて歩く可愛らしい動物を見ても

「時間」を、その姿に見てしまうようになってて

1番わたしを救ってくれるものが、1番わたしの恐れるもの

なんかね、そんな十字架背負った感じだった。

そんなわたしを救ってくれたのは

なんと

ときまるでした。

虹の橋に行って、どうしてるだろう

と心配してた、ときまるが、わたしを救いました。

夢での交信からそれは始まりました。

亡くなって1ヶ月くらいした時に

夢の中、

亡くなった頃の弱いクッタリした感じでわたしに抱かれてるときまる。

わたしは腕の中のときまるに向かって

「帰ってきたの？本当に？」

ときまる「うん。」目も開けず頷く風。

「本当に？」

「うん。」

「ほんとーに⁉️」

「うん」

「ほんと？ほんとーなの？」

「う、ん。」少しうるさそうに  

 笑

帰ってくれたんだ

そばにいるんだ

目が覚めたとき、幸せでした。

でも、やはり涙にくれる日々でもあり。

そしてそれからまた日にちが経っての夢

ときまるが闘病してた部屋で

なぜかわたしはゴロンと横になってる。

部屋の壁のところは、フラフラするときまるの体を守るために、お布団やクッションで囲っていた。わたしが横になっているその周りを元気に走り回ってみせるときまる。

これでもかって勢いでグルグル回るときまる。

あー、虹の橋に行くと、健康な体に戻るって言うもんね。ホントなんだね、

良かったね、ときまるー。

そうは言っても、まだ、雨に濡れないように気をつけてても、涙する日もあった頃

これは夢ではないのだけれど

ときまるの大好きだった場所に行った時、

ポケモンのイーブイの姿を選んで、私のそばに置いておくようにメッセージをくれた

（説明が難しいのでざっくりで）

なので、ドライブの好きだったときまるのために、

車のドリンクホルダーにおさまりそうなサイズのイーブイ

普段ポケットの中に入れておけるようにとストラップのイーブイ

お部屋にときまるサイズのイーブイ

（このイーブイにはときまるの服がサイズピッタリ）

わたしはときまるの代わりのものなんて、絶対選べなかったけれど、

ときまるが指定してきたから受け入れて、嬉しくて

いつでも一緒に入れるようになったことで

泣かなくなった。

そんなある日

夢の中

いつものように、イーブイときまるを抱っこしながら、ときまるにお線香あげてる私。

イーブイときまるが声をかけてきた。

🐶「つまんない」

私「え？」

🐶「動けなくてつまんない」

私「イーブイ、動けると思ったの？アニメと違うからね、ぬいぐるみは動けないよ」

🐶「動ける体が欲しい」

私「え…んーと、猫でもいいの？」

🐶「うーん」

夢での会話がふつうになってきてて

なんかふざけた感もある、いたって自然な会話してた。

こーゆー場合もあるんだな

私がときまるがいないことを認められなかったように

ときまるも、虹の橋にいることに納得できてなかったんだ。

動ける体が欲しい…

そっか、戻ってきたいんだ

思えば、、

自分の願いをなんとか叶えようと頭使う子だったものね。

でかした、ときまる。

ブラボーときまる。

それからはゴリ押しすることなく、

でも、動ける体を探す意識持っていれば

縁のある子に出会うはずと信じてた。

うん、約束だ、ときまる。

動ける体を探すからね。

いろんなことを考えて

お線香あげるときに、

「待っててね」と声かけてた。

しばらくたったある日、

イーブイときまる抱っこしてお線香あげながら

「動ける体のこと、少し長いスパンで考えようか」

と言った。

いろんなこと考えてだよ。

ゆっくり一緒に過ごす時間取れるようになったらの方がいいかなって考えたの。

お留守番は出来るだけないようにとか。

でも、それはときまるにしたら

「長いスパン？冗談じゃない、はやくセー」

だったんだ。

そこから、急に

ことが進み出し

その頃、テレビでは

「ワンダフルライフ」という映画の宣伝してた。

飼い主の元に3回戻ってきたワンコの話。

そう、縁と縁が結びつきあって

私の手の中に

戻ってきた。

ときまるは以前は生後2ヶ月の姿で出会ってたから

こんな小さな姿は初めてで。

一緒に暮らせるのは大晦日から。

育児ノイローゼの前に

成長見守りノイローゼに突入するわけです。

これから

わたしとときまるのドタバタ生活が始まります

これからも

たくさん記録していこう。

お帰りときまる。

ボクもあのワンダフルライフ始めました 11月12日

目も開いてなかったボクも2週間を過ぎて、2度目の面会？に来た飼い主さんにわりとクリンとしたおメメを見せてあげることができました。

見えちゃあいませんが、なんとなく眩しかったです。

飼い主さんは、この写真をお友達に見せて、

セントバーナードを飼いまーす。

とか、

嘘です。ビーグルです。

とか言ったらしいですが、

お友達はどちらも信じたそうです。

「えー、セントバーナード？

どうするの？部屋で飼うの⁉️。」

「そーだよねー。ビーグルだよねー。うん、可愛い💕」

飼い主さんは「ごめん、コーギーちゃん」などと飽きずに言って、あとからゴメンゴメンとか言ってました。

ま、たしかに目が開いてなかったこの頃も

開いてからも

なんか丸んとした輪郭で、いろんなワンコになれる可能性に満ちてますね。😁

小心者のくせに変なとこ余裕見せて、でも結局慌ててすぐに訂正する

そんな、ちょっと心配な飼い主さんもそのうち登場します。

ふたりで、成長記録を綴っていきたいと思います。

よろしくお願いします。

あ、ボクのこの頃だけのチャーミングポイントみてください

ね、なんとなく❤️でしょ。

短毛な頃の可愛いおしるしです。