「資産形成を優先すると、マイホームは贅沢すぎる。でも、マイホームを優先すると、将来の資産が心もとない……。」
多くの人がこの二者択一のジレンマに悩んでいます。しかし、僕の考えは違います。
これらは「どちらか」を選ぶものではなく、「戦略的なバランス」によって両立させるものです。
現代において、普通に働き、普通に消費し、普通にローンを組む。この「普通」のルートを辿ると、住宅ローンという大きな負債に人生の自由度を奪われ、資産形成は後回しになります。
マイホームという大きな買い物をしながら、同時に着実に資産を築いていく。これを実現するには、「家計のポートフォリオ」を根本から組み直す戦略が必要です。
今回、この難題を解決するために、全3回の連載形式でロードマップを公開します。
本連載の構成(ロードマップ)
第1部:【マインド編】「全部正解」は無理。資産形成のゴールを再定義する
まずは思考のアップデートです。世間体のための「平均的な暮らし」を捨て、マイホームを資産形成のプラットフォームとして捉え直すマインドセットを構築します。
第2部:【戦略編】マイホームのために「捨てる」もの、その優先順位
本連載の核心です。「新車」「教育費の聖域化」「多すぎる趣味」……。何を削り、何に全振りするのか。具体的な支出の優先順位をロジカルに切り分けます。
第3部:【実践編】無理なくマイホームへたどり着くための3つのステップ
具体的なアクションプランです。浮いた固定費をどう投資に回し、どのような基準で「資産価値の落ちにくい家」を選ぶべきか。出口戦略までを見据えた実践術を伝えます。
「諦める」のではなく「デザインする」
この連載で伝えたいのは、決して「家のために爪に火を灯すような生活をしよう」ということではありません。
「自分にとって本当に価値があるものは何か?」を問い直し、無駄を削ぎ落とした結果として、理想の住まいと将来の安心を同時に手に入れる。そんな「賢い選択」のプロセスです。
まずは第1部、マインドセットの変革から始めていきましょう。
次回:【第1部:マインド編】をお楽しみに!