





この水曜日
3か月ぶりの医療センター定期外来
駐車場の発券機前は長蛇の車
これじゃ院内駐車場はムリと左折して第2駐車場にパーキング
センター内も混雑極まりない
待合スペースでは九州地方の豪雨災害が引っ切りなしに映し出されていた
検査結果は良好
7年が最長で再発した患者がいたと、前の主治医から説明を受けているけど
<私は絶対再発しないです‼>
そう笑顔で言ったら
主治医は苦笑い
ま、医師の立場上ガイドラインに沿ったことしか患者に伝えられないってことは理解できる
終了したのは午後1時を回っていた
雨が降っているし
まっすぐ帰ることにした
医療センターからだと1時間10分程度で家に着く
岡山空港付近を抜け吉備中央町、鹿田の峠越えするルート
すいすい走れて2時ごろかな
普門寺に通じる三叉路過ぎた辺りかな
下りカーブにピンクの軽四が横転している
道路にバンパー散っている
路肩に駐車して
軽四のフロントガラス覗いてみた
人がいる、女性
そうしていると後続車が停まり
ふたり連れも現場へ
山の中なのでスマホは圏外、機能してくれない
ふたり連れが戻って交番に連絡してくるという、救急車の手配も
その場で待っていると
通りがかりの車が次々聞いてくる
私が説明する
その内の1台大型トラックの運転手が降りてきた
<中に人がいます>
<今、交番に連絡に行っています>
私の説明に
<車の上に上がるけどいい❓>と中の人にコンタクトを取り横転した車上へ
ドアを開け救い出した
彼女は無傷、安心した
打撲しているには違いないけれど
<どこも痛くない>という
ショックを受けているけれど気丈な彼女
岡山から実家の勝山に行く途中だったという
バッグからスマホ取り出して家族に連絡しようと試みるけれど
繋がったと思ってもすぐ切断される
第一発見者の私は
この雨の降りしきる山の中で彼女を独りに出来なかった
助けが到着するまで一緒に待っていた
無線を備えた救助車両が到着し
車に転がっていたペットボトルのお茶を見つけ彼女に渡した
そして私も車を発進させた
医療センターで待っている間
九州地方の豪雨を伝える映像に混じって
静岡県三島の突風被害が流れた
トタン屋根が剥がされた屋内テニスコート、そして横転した車両がアップされた
自然災害や降って湧いたような災難
いつ遭遇するか、ほぼ予測不可能
彼女が見舞われたのは災難に違いないけれど
彼女を通して私は
多くの人の善意を目の当たりにした
人は決して独りで生きているわけじゃあないと
心にスタンプ押した




