怪物くんではありません!(笑)
台風迫りくるささやかな恐怖を感じながら次の目的地へと。
最近、この沿線縁があるなぁ~。
しかし、若い頃はこの沿線は殆ど縁がなかったので、初めて降り立つこの地にちょっとワクワクなのだけど、やっぱり・・・雨がそんな気持ちを阻害させる。
降り立ったのは、阿佐ヶ谷。
分かりづらい場所にあるらしく、事前に調べた道案内にしたがって、路地に入り込む。
その劇場はそんな路地の一角にひっそりと佇んでいた。
今回観た芝居はこちらっ!
http://stage.corich.jp/stage_detail.php?stage_id=57942
この芝居を知ったキッカケは最近私がイチ押しの劇団(!?)リジ●ター企画のとある劇団員さんとその劇団の身体演出をされている方が今回この芝居の演出に携わると聞いたので。
その劇団員の真●さん扱いでチケット予約したら、彼女手作りのメッセージカードの特典がありました(笑)
この劇場は土足厳禁なんですね、客席が木で作られたベンチシートで、下が畳敷きでなかなか趣のある空間でした。
あらすじはこんな感じ。
「僕の夢は小説家だ。叶うわけないと思ってる―――」
妖怪を生み出すのは闇に何かを見出す想像力!
愉快!痛快?奇キカイ怪!
たすいち、記念すべき第20回公演は、
陰陽師一族と妖怪を巡る、傷つき、つけられのドタバタファンタジー!
ネガティブな想像力が、現代に新たな妖怪を産み出す!
お話自体はどこかで見聞きしたようなストーリー展開でしたが。。。
ああ、そうそう!キカイとは妖怪のことでしたね(笑)
それだけに素直にそのファンタジー世界に誘われた錯覚を覚えて、純粋にそのストーリーを楽しむことができました。
笑いあり、涙あり、感動あり。
そうだ、私の生来ネガティブな性格も・・・もしかしたら何かの妖怪が我が身体の中を巣食っているのかもしれない・・と。
それぞれ個性のあるキャラクター達をそれぞれの役者さんたちがとても魅力的に演じられていました。
これだけ一人一人の役者さん満遍なく惹きつけられ楽しめた舞台はなかなか無いな・・と。
これも妖怪たちの仕業!?w
妖怪たちがさらに調子に乗って・・・と恐る恐る外に出てみたら、ホッとしたまだ悪さはしていない雨は相変わらず降っているものの風はまだ無い。
彼らが悪さをする前に・・・早々とその場を立ち去り帰途に就いた。