大いなる誤算・・・。 | SingleLife ~光射すほうへ

次に向かうは思い出の地。





私が生まれて初めて観劇しにいった舞台が公演された劇場へ。



ここは昔は違った名前の劇場だった。






どうにもその名称が思い出せないので、たった今、ググってみたw







そうだ思い出した、ゆうきちゃん!「アートスフィア」だ!!笑





昔、この劇場“銀河劇場”はこういう名称だったのです。




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今回観に行った舞台はこちらっ!


http://hpot.jp/stage/kiseki





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この舞台は本当に直前まで観に行くか迷っていたのですよ・・・というのは。。。





私が熱血演劇少女漫画「ガラス●仮面」の大ファンだということは、もうこのブログのヘビーリーダーさんはご承知だと思います←



その作中でこの作品が取り上げられて、実際主人公の北島●ヤが、ヘ●ン役を演じられていたから。





この役はとても難しい役です。



「見えない、聴こえない、話せない」


実際、見える人間が見えない演技をするということがどれだけ困難なことか。




我々は「目をつぶって歩いてみろ!」と言われたら、恐らく十数歩で足を止めて立ち止まってしまうだろう。


見えない恐怖に駆られて。




聴こえないということ。


もし突然ふいにけたたましい音の警報機が鳴ったとしたら、我々は絶対的にその音に反応してしまうだろう。


実際は「聴こえる」のだから。




それは絶対的演技の天才である北島●ヤだから成し得たこと。




だから役者と言えども並の役者ではこの役は観客を納得させるだけのものにはならないだろうと思っていた。





過去にも何公演と公演を重ねている戯曲だが、どうせある程度妥協した陳腐なものなのだろうと・・・。





そう、完全に高を括っていたのだ。





だからね・・・。






私がこの舞台を観に行こうと決めたのは少しの好奇心と・・・。





そう、そうなのです!久しぶりにゆうきちゃんに会えるから!ww





ただそれだけ!(爆)





ゆうきちゃんがファンをしているとある役者さんがこの舞台にご出演されているようで、この劇場に当然の如くきっと入り浸っているだろうことは容易に想像がついたので←




果たして、私が観に行く回の公演に彼女もチケットを取っているということで、待ち合わせの約束を交わしていたのです。






最近、きいちゃんの現場がなかなか無くて、あの春の横浜西口ルミネのイベント以来お会いしていなかったので、本当に久しぶり。




舞台開演前に少しお話できて良かった。








この日、きいちゃん戸越銀座でロケなのを彼女から事前に聞いて知っていたのですが、新国立劇場の舞台を入れてしまったので、駆けつけられなかったのですよねぇ~。



でも、後日談きいちゃん戸越銀座に5時間以上もいらっしゃったみたいで、新国立劇場の後行ったらもしかして逢えたのかも・・・と。



まあ、後の祭りですね、結局今回はきいちゃんとは縁がなかったということで←





脱線した(^▽^;)





あらすじはこんな感じ。



1882年、アメリカ南部のアラバマ州。
元軍人のアーサー・ケラー(立●三貴)と、その後妻ケート(馬●英俚可)の子・ヘレン(高畑●希)は、一歳半のときに熱病がもとで聴力と視力を失ってしまう。
5年後、甘やかされて育ち、わがまま放題にふるまうヘレンに手を焼くケラー家に、20歳の家庭教師アニー・サリヴァン(木南●夏)がやってくる。
受け入れようとしないヘレンに、アニーは服従を迫る。
それは二人の長い闘いの始まりだった。




有名過ぎる戯曲なので・・・。





演出自体はそれほど真新しいものはなく、原作にほぼ忠実ですかね。。。



兎に角、役者たちの演技に注目して観ていこうと。




私が注目したのは、サ●ヴァン役の木南さん。



彼女は、榮●奈々さん主演のドラマ「ダ●ドリ」で、とても目を惹かれるほど魅力的な演技をされていたので、当時とても注目していました。



サリ●ン役としては少し若いかなという印象でしたが、とても良く熱演されていたと思います。



馬渕英●可さん、懐かしい・・・。


ドラマ「白●流し」で、彼女もとても印象強い光を発していた女優さんでした。


お母さん役をするほどの・・・になられたのか(苦笑)




そして彼女が熱い視線を向けるあの役者さんは・・・。



なんか遠目に見ると、昔きいちゃんと良く共演されていた岡田●生さんに良く似ていたなぁ~。


まあ、彼はこれから舞台俳優としての成長を望んでいますとだけ言っておきましょうか←



台詞が良く聴き取れない部分が多かった・・かな。




ゆ●きちゃんごめんなさい。。


舞台経験がまだ少ない!?でもとても頑張っておられたと思います。



まあ、でもヘ●ンの父親役の役者さんも台詞聴き取り辛かったなぁ~、こちらはそれなりにキャリアのある役者さんだろうに・・・こちらの方は手厳しくいきますちと問題かな←






そしてそしてもっとも注目のあの金●先生シリーズに出演されていたあの女優さんのヘ●ンは・・・。



うん、なかなかあの難しい役を好演されていたと思います、思っていた以上にでも・・・。





驚かされました。



この舞台のクライマックスシーン。



ヘ●ンがポンプの水を浴びながら、ついに物には全て名前があるのだと理解するシーン。




その感動の衝撃シーンをなんとも甞めてかかっていた私が目を奪われて息を飲むほどに・・・見事に演じきっておられたから。






これこそが大いなる誤算でした。



感動しました。



これほど実力の備わった女優さんだったとは。





今なら彼女になら酔わないウ●ッシュのCM奪われたのも許せるかなw





観に行って良かったなぁ。。。








とても素晴らしい舞台でした。




帰りはモノレールではなく、いつの間に敷設されていたのだろう初めて乗ったろうりんかい線にて新鮮さ噛みしめて帰途へ就いた。