[24日 ロイター] -
<為替> 主要通貨に対するドル指数が約1カ月ぶりの安値を付けた。欧州中央銀行(ECB)のラガルド総裁が、中銀預金金利を9月末までに少なくとも50ベーシスポイント(bp)引き上げる可能性を示唆したことを受け、ユーロが上昇した。
ラガルド総裁は24日、中銀預金金利が「第3・四半期末にはプラス圏に移行する可能性が非常に高い」と明言した。[nL3N2XG1JZ]
終盤の取引で、ユーロ<EUR=EBS>は0.42%高の1.07355ドル。
ドル指数<=USD>は0.372%安の101.76と、4月26日以来の安値となった。米S&Pグローバルが発表した5月の米総合購買担当者景気指数(PMI)速報値が4カ月ぶりの低水準となったことを受け、ドル売りは加速した。[nL3N2XG2UX]
ポンド/ドル<GBP=D3>は0.48%安の1.2525ドル。S&Pグローバル/CIPSの5月の英PMI速報値は昨年2月以来の低水準となった。インフレが進行する中、景気後退懸念が台頭している。[nL3N2XG1N8]
NY外為市場:[USD/J]
<債券> 国債利回りが一時、1カ月ぶりの水準に低下した。米連邦準備理事会(FRB)がインフレ対応に向け積極的な引き締めを進める見通しの中、低調な内容となった
米住宅関連指標を受け、成長鈍化を巡る懸念が強まった。
4月の米新築一戸建て住宅販売戸数は前月比16.6%減の59万1000戸と、2020年4月以来の低水準となった。住宅ローン金利と住宅価格の上昇が重しとなり、市場予想の75万戸を大きく下回った。[nL3N2XG2UH]
2年債利回り< US2YT=RR>は一時、4月19日以来の低水準となる2.464%を付けた後、2.483%で推移。10年債利回り< US10YT=RR>も一時、4月27日以来の水準となる2.718%まで低下。終盤の取引では2.760%で推移した。
物価連動国債(TIPS)と通常の国債の利回り差で、期待インフレを示すブレーク・イーブン・インフレ率(BEI)は、5年物< USBEI5Y=RR>が2.90%。先月には3.62%と、ピークを付けていた。
米金融・債券市場:[US/BJ]
<株式> ナスダック総合<.IXIC>とS&P総合500種<.SPX>がマイナス圏で終了した。積極的なインフレ対応策で米経済がリセッション(景気後退)に陥るとの懸念でリスク選好度が低下していることが背景。
ただ主要3指数は午後の取引で下げ幅を縮小し、ダウ工業株30種<.DJI>はプラス圏を回復した。
業績予想を下方修正したスナップ< SNAP.K>は43.1%急落し、ソーシャルメディア関連株 にも下げが波及。[nL3N2XG0J4]
メタ・プラットフォームズ<FB.O>、アルファベット< GOOGL.O>、ツイッター< TWTR.K>
、ピンタレスト< PINS.K>は5─24%下落し、S&P総合500種通信サービスセクター<.SPLRCL>は3.7%安となった。
米国株式市場:[.NJP]
<金先物> 対ユーロでのドル安などを背景に4営業日続伸となった。中心限月6月物の清算値(終値に相当)は前日比17.60ドル(0.95%)高の1オンス=1865.40ドルだった。
NY貴金属:[GOL/XJ]
<米原油先物> 取引後半に売りが広がり、小反落した。米国産標準油種WTIの中心限月7月物の清算値(終値に相当)は、前日比0.52ドル(0.47%)安の1バレル=109.77ドル。8月物は0.34ドル安の107.20ドルだった。
NYMEXエネルギー:[CR/USJ]